- ベストアンサー
ボギーのソフト?
1960~70年代に活動していたサディスティック・ミカ・バンドの曲「タイムマシンにお願い」の歌詞に「ボギーのソフト」というのが出てくるのですが、何のことだかわかりません。ソフトクリーム? ご存知の方、教えてください。 それと、サディスティック・ミカ・バンドをリアルタイムで見ていた方、どんなグループだったのか教えてください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
歌詞が今はっきりとは思い出せない状態で書いていますが、「ボギーのソフト」というのは、俳優のハンフリー・ボガート(Humphrey Bogart:よくボガー「ド」と書いたりする人がいますが、恥ずかしい間違いなので注意)の愛称が「ボギー」といいますが、彼がよくかぶっていた(イメージの強い)「ソフト帽」のことじゃないでしょうか。映画『カサブランカ』等での、「ボギー」のスタイルというと、トレンチコートとソフト帽のイメージが強いと思いますが、その「ソフト」・・・、じゃないかと思うんですが。 ミカ・バンドはかいつまんで紹介すると、参考URLのようなものになってしまうのですが、ちょうどグラムロックのムーヴメントが起こった頃に活動をしており、ロンドン公演が大評判となって、日本よりもイギリスでの評価の方が桁違いに高いバンドです。70年代後半から80年代頃に来日したイギリスのミュージシャン(特に若手)は、みなリーダーの加藤和彦にサインをせがんだという話を聞いたことがあります。 彼らの画期的だった部分の一つに、ロックに「トロピカル」の要素を導入した、ということも言えるかもしれません。参考URLに彼らのアルバムジャケットの写真も載っていますが、このデビューアルバムの見開きジャケットの内側は、トロピカル風味の衣装に身を包んだメンバーのポージングで、これも当時としてはかなり斬新なアートワークでした。 ごく初期のメンバーには、ドラムでつのだひろが参加したり、小原礼の後任べーシストには後藤次利が参加してました。とにかく、日本でのセールスは成功を収めたとは言い難いのですが、あとからその価値が(特にイギリスでの評価が正しい形で伝わり始めてから)再認識されてきたという印象が強いです。最後のメンバーであった高橋幸宏、後藤次利、高中正義、今井裕の4人が「サディスティックス」として活動したり、それぞれのソロ活動、スタジオでのセッションワークも活発になるにつれ、母体のミカ・バンドも伝説化していったというところでしょうか。
お礼
そうだったんですか! てっきりボギーというお店のソフトクリームだと思っていました。 「イギリスでの評価…」ということなので、海外のホームページを調べてみたら結構引っかかりました。 情報ありがとうございました。 私が生まれる前のバンドですが衝撃的ですね。