先の方の回答と重複しますが、ベアリングで支持されています。ベアリングには主に2種類あり、
コンプレッサー及びタービンローター推力を支える部分にはボールベアリング、熱膨張に因る
逃げを考慮しなくてはならない部分にはローラーベアリングが使われます。
ピストンエンジンの潤滑目的の主たるものが摩擦軽減なのに対し、ガスタービンエンジンの潤滑
の主目的は、このベアリングの冷却です。このため、ガスタービンエンジンはピストンエンジンと
異なり、各クリアランスが所定になる温度まで暖機する必要がありません。また、このオイルは
航空機用ガスタービンの場合は燃料との熱交換器(fuel-oil cooler、fuel heater)によって
燃料で冷却される方法が一般にとられています。回転部分はこのオイルで冷却・潤滑されますし、
振動軽減のために圧送されたオイルをベアリングアウターレース回りに送り、これにより60~80%
程度の減衰効果を得ています。
お礼
教えていただきありがとうございます。 とても、役立てそううです。