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なぜ特急「加越」は無くなったのか?
- 北陸地方の特急「加越」がなくなった理由について、その不便さや名古屋行きと米原止まりの判断方法について詳しく解説します。
- 北陸地方から米原方面への特急は、かつて「しらさぎ」と「加越」がありましたが、現在は全て「しらさぎ」となっています。自由席で乗る際の名古屋までの行き方確認の面倒さや、鉄道ファンでなければわからない号車番号の問題など、利用者にとっての不便さが生じています。
- 一方、他の路線では特急の終点・途中停車駅が明確に決まっているため、急な出張でも迷うことはありません。なぜ北陸地方の特急だけが不便な名称に統一されたのか、その理由について考察します。
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No.6で回答した者です。お返事ありがとうございました。 私は最寄が彦根なので米原~名古屋間の「しらさぎ」に乗車する機会はあまりありませんが、米原で名古屋からやって来る(名古屋へ向う)「しらさぎ」の車内を見ている限り、やはりお客さんの数は少ないです。 現在の「しらさぎ」は米原発着・名古屋発着を問わず、原則として上下とも米原で「ひかり」に接続します。この「ひかり」は名古屋~東京間で「のぞみ」に追い抜かれないので東京方面へも便利なのですが、米原で人の動きを眺めていると、名古屋方面まで乗車なさる方の相当数も新幹線に流れているように感じています。 また料金についてですが、名古屋~金沢間を比較してみると ○名古屋-金沢(しらさぎ) ・自由席特急券:2520円 ・指定席特急券:3030円 ○名古屋-米原(新幹線) ・自由席特急券:1680円 ・指定席特急券:2190円 ○米原-金沢(しらさぎ) ・自由席特急券:1050円(乗継割引) ・指定席特急券:1300円(乗継割引) ※繁忙期・閑散期の差額は省略 このようになります。 名古屋~米原の新幹線を自由席、米原~金沢の「しらさぎ」を指定席とすれば、1680円+1300円=2980円となり、名古屋~金沢の全区間で「しらさぎ」指定席に乗る場合の3030円と変わりません。 余談ですが、北陸地方発の「名古屋往復割引きっぷ」、名古屋発の「北陸往復割引きっぷ」など、北陸~名古屋間で設定されているトクトクきっぷの多くは、米原~名古屋間では新幹線の自由席か、「しらさぎ」指定席のどちらかを選べるように設定されていたりします。 まあ、あくまでも一個人の印象ですし、時間帯や曜日によって異なるかもしれません。
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- SPS-
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>>名古屋行を「しらさぎ」、米原行を「加越」…が常識だという人 「加越」に乗れば『米原で新幹線に接続して名古屋方面まで連絡する』事まで定着していたのか・・・まで考えると微妙だと思います。 良くも悪くも、その刷り込みによって「加越」では名古屋には行けないという誤解を招いたのも否定できないと思います。おまけに同区間には「きらめき」まで設定され、傍目から見てもスッキリしないな・・・と思っていました。 私も米原の隣が最寄なので「しらさぎ」にも乗車する事がありますが、今となっては名古屋発着の「しらさぎ」でも米原で新幹線に乗り換える人が多く、名古屋まで(から)「しらさぎ」に乗り通す人は少数派ですからね。 現在では「しらさぎ」だけでも問題無いと思いますが。
お礼
ご意見、アドバイスありがとうございます。 米原の隣ということは長浜か大垣辺りでしょうか? 北陸の住民にとって、「加越」では名古屋には行けないという刷り込みがあった訳じゃなくて、名古屋行きは「しらさぎ」の方が便利で安いといったイメージです。 わざわざ乗り換えて、(乗り継ぎ割引きがあるにせよ)高い新幹線に乗るには、米原~名古屋は近すぎると感じています。 加越は、どちらかというと米原停車の「ひかり」で東京連絡の列車というのがすり込みなわけです。 最近の事情はあまり存じませんが、「加越」が健在な頃は、うまく米原停車の「ひかり」と接続時間を合わせてあり、一方「しらさぎ」は米原で乗り換えると「こだま」しかなかったように覚えてます。 なので、名古屋直通の客しかメリットは少なく、うまくニーズわけしていたので、むしろ「加越」で名古屋行きの客を開拓する必要はなかったように思いいますがどうでしょうか? 今でも、 >名古屋発着の「しらさぎ」でも米原で新幹線に乗り換える人が多く というのは東京方面の客じゃないでしょうか?
>名古屋行きが「しらさぎ」、米原止まりが「加越」となっていましたが 鉄道ファンでもない限りそんな知識は無いと思います という意見が多かったから。つまりわかりにくかったからです。 名古屋行を「名古屋行」、米原行を「米原行」と案内するのと、 名古屋行を「しらさぎ」、米原行を「加越」と案内するのと どちらがわかりやすいでしょうか。名古屋がしらさぎ!?カエツって何!?どっちがどっちかわからん!というのが多くの利用者の声だったのでしょう。あとは、列車名としては1通りだけ用意してあれば、とりわけ重要である湖西線経由との区別として有効だということです(しらさぎ以外は湖西線経由、と覚えやすい)。下り列車ならそもそも列車名が複数あることが混乱のもとでしょう。 >飛び込みで自由席に乗る 列車名も行先も確認せずに列車に飛び乗る人のことまで配慮していたら、いかなる案内も通用しませんしキリがありません。 上越新幹線の場合はたまたま行先別で列車名を分けていますが、全国の路線をみれば、行先だけでなく経由・車種や停車パターンなど、列車名を分ける要素はさまざまです。上越新幹線にしても、高崎止まりの「たにがわ」もありますし、通過駅がある臨時の「たにがわ」もありますし、「とき」の停車パターンも列車ごとに違います。結局「目的地が新潟の人は先発の『とき』に乗ればよい」ことくらいは当てはまりそうですが(通過待ちをする列車もあるので厳密には違いますが)、 >急な出張で飛び込んでも迷うことはありませんよね ということは停車パターン上ありえません。なので上越新幹線の列車名の振り方が必ずしも万能というわけではないかと思います。いずれにしても、急な出張だといって慌てふためいて確認もせずに列車に乗ったら乗り間違えた、ということがあればその時点でビジネスマンとして失格だと思いますが。もちろん、全ての列車がビジネス需要だけではありませんので、案内としてはわかりやすいに越したことはありません。
お礼
回答、ありがとうございます。 確かにご指摘の通りで、旅行するのに行き先も確かめないで飛び込むのは自己責任上どうしようもないですし、そんなことでクレームをつけたらモンスターと言われてもしかたがないでしょう。 ただ、北陸に長く住んでいると、「しらさぎ」=名古屋行きというイメージというか刷り込みが頭に入っているんですよね。 少なくとも、私の周りでは正に名古屋行を「しらさぎ」、米原行を「加越」…が常識だという人(決して鉄道ファンじゃない)がたくさんいました。 そんな愛称が地元で定着しているのに、わざわざ変更する必要も無いのじゃないかなあと思った次第です。
- windwald
- ベストアンサー率29% (610/2083)
「はくと」は確かに設定当初から同じですね。 「しおかぜ」は設定当初は高松―松山・宇和島の特急でした。 瀬戸大橋開業と同時に岡山―松山・宇和島の特急が新設され「しおかぜ」と名前が付きました。 そして従前の「しおかぜ」は名前を「いしづち」に変更されています。 これは高知の「南風」同じです。 こちらの場合も新幹線連絡列車という列車の使命を優先させたからでしょう。 ただそうすると高松便でも快速に乗り換えることで新幹線連絡ができるのですが 岡山便・高松便は、途中駅で別方向になるということもあり、愛称が分かれたままです。 それに今や高松便はおまけ扱いです。 まあ、あれですよ。途中の停車駅も列車によって異なっているのですから、 その延長上にあるものと思えばいいんです。 「しらさぎ」のうち名古屋・尾張一宮・岐阜・大垣に停車しないもの、と。
お礼
たびたびの回答、ありがとうございます。 確かに仰る通りで、旧「加越」は「しらさぎ」の経路に完全に含まれていますから、理屈で言えばその通りなんです。 でも、北陸に住んでいる利用者は、「加越」は米原乗り継ぎで東京方面へ行くため、「しらさぎ」は名古屋や東海地方への直通列車って使い分けをしていたんです。 途中駅で乗り降りする方もおられるでしょうけど、メインの利用法は北陸→東京(加越)、北陸→名古屋(しらさぎ)だったんです。 利用方法から言えば、愛媛県の方が「しおかぜ」と「いしづち」を使い分けているのに、実態としては近いんです。 どうも、その辺りの事情をJRさんは理解してくれていないんじゃないかと思ってしまいます。
- windwald
- ベストアンサー率29% (610/2083)
系統が同じですから良いのでは? 駅の案内表示を見れば、つぎのしらさぎが米原行きか名古屋行きかは把握できます。 そもそもこれは混雑の分散化を狙ったんではないですかね。 名古屋行きばっかり乗られて困っていた。 米原行きの「加越」でも名古屋・東京方面へ行けるのに。 そこで加越を「しらさぎ」の一員にすることで 名古屋・東京方面への列車であることをアピールした、と。 無知な客からすれば利便性アップです。 無知な客は「乗り換えていける」ことを知らず、 そんな無知な客が名古屋方面へ行くには2時間おきだったのが、 これで無知な客にとっても1時間おきとなりました。 「しおかぜ」の松山行きと宇和島行き 「スーパーはくと」の鳥取行きと倉吉行き、 「のぞみ」の新大阪行きと広島行きと博多行き これらと同じ、本質的には同じ列車であるだけではないですか?
お礼
回答、ありがとうございます。 確かにその通りなんですが、北陸に長く住んでいると、「しらさぎ」=名古屋行きというイメージというか刷り込みが頭に入っているんですよね。 当地の笑い話で、「しらさぎ城」は名古屋城のことだと思っていたという人もいたくらいです。 「しおかぜ」や「はくと」は、設定当初からそういう編成なんですよね。だったら地元の人たちもそれなりに分かっていると思います。 長い間「加越」=米原、「しらさぎ」=名古屋、で親しんできた北陸の人たちにとっては、未だに違和感を感じるんです。
- Kon1701
- ベストアンサー率24% (1445/5856)
実際には、名古屋行きと米原止りと交互で1時間程度の間隔ですから、飛び乗る場合、行き先や名称を見てわかってどうなる? と思ってしまいます。名古屋まで行くとすると、購入する特急券が違いますから、お気持ちもわかりますけど・・・。 で、逆方向は? 金沢止りと富山行き、名称を変えた方がよいのでしょうか? 当然、サンダーバードも変えなくてはいけませんか? 更に和倉温泉行きは? 現状のままで特に不都合はないような気がします。
お礼
回答、ありがとうございます。 確かにその通りなんですが、北陸に長く住んでいると、「しらさぎ」=名古屋行きというイメージというか刷り込みが頭に入っているんですよね。 逆方向について言えば、最初から金沢行きと富山行きは同一でしたので、そんなものかと思いますし、急な出張でも帰りの列車は、ある程度余裕を持って乗れますから、まだOKなんです。
- こげ まぐろ(@koge-magu)
- ベストアンサー率59% (1010/1693)
こんばんは。 >前もって指定席を買うのならそうでもないけど、飛び込みで自由席に乗るとき、名古屋まで行くのか乗り換えなければいけないのか確認するのは面倒です。 乗る前に行先を確認すれば良いのではないでしょうか? 「しらさぎ」のクルマは、列車名(「しらさぎ」or「サンダーバード」)の横に、行先が記されています。 加越としらさぎ、列車名が一緒になった理由は、 ○新型車両導入⇒それに伴うイメージの定着(この車両、この駅からは○○という特急) ○「しらさぎ」の米原止まりが「加越」だった事。 ○「しらさぎ」の一部は米原で増解結し、「しらさぎ」でも一部車両は米原止まりに⇒分ける基準が昔よりもあいまいになってしまった。 ・・・・こうなると、名称を分ける方がややこしいと思う方も出てきます。
お礼
回答、ありがとうございます。 確かにその通りなんですが、北陸に長く住んでいると、「しらさぎ」=名古屋行きというイメージというか刷り込みが頭に入っているんですよね。 加越が無くなってしばらくは、名古屋までの特急券を持って米原行きのしいらさぎいに飛び乗って、後で新幹線の切符を買い足したという話も聞きました。
お礼
たびたびの回答ありがとうございます。 わざわざ、いろいろと調べて頂き、感謝いたします。 なるほど、今では名古屋直通のしらさぎでも米原でひかりに接続してるのですね。 また、料金も直通とあまり変わらないとのこと、たいへん参考になりました。