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スマートフォン
ウイルコムのスマートフォンって、他携帯会社スマートフォンとなにが違うの?
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PHSということです。 PHSは、日本独自の規格で、ケータイが自動車電話から発展したのに対し、PHSは、ハンズフリーフォン、つまり、家電の子機が街中に出て行った物になります。 ケータイよりも弱い電波で通話ができる反面、数十~数百メートルに基地局が必要になります。このため、移動にとても弱い仕組みになります。 PHSは、アンテナなど、一切の仕組み本体が500円玉程度の大きさに収まるコンパクトさも特徴です。ウィルコムでは、このPHS自体をカード化してしまい、W-SIMと称しています。W-SIMは、ケータイのSIMとことなりアンテナや通信の仕組みが内蔵されています。 ウィルコムのスマートフォンは、シャープが事実上自社のPDAザウルスの後継に近い形で開発されたものです。 最大の特徴は、W-SIMが無くても単体でWindows Mobile機器として使えることです。ザウルスも通信カードを挿せば通信ができますが、W-ZERO3シリーズも、W-SIMを挿せば通信と通話ができますし、挿さなくても単体でPDAとして機能します。 W-SIMは、DSなどのゲームカセットと同様に、裏蓋を開けずに取り出せるので、他にW-SIMに対応した電話機を持っていれば、いろいろな電話機を使い回せます。 W-ZERO3の電池がキレそうになったら、別の電話機に差し替えて通話手段を確保することができます。 先程も書いたように、PHS(電話機本体)は、W-SIMカード自体なんです。
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- okgoripon
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ウィルコムではWindowsMobile系のスマートフォンしか出ていないので、それに限定してお話ししますが。 何が違うかといえば、「通信方式」と、その差から来る「採用OSの種類」が違います。 WindowsMobileの場合OSの種類として、電話機能を持っている「5.0 PocketPC for PhoneEdition」「5.0 SmartPhone」「6.x Professional」「6.x Standard」の系列と、電話機能を持たない「5.0 PocketPC」「6.x Classic」の系列があります。 WindowsMobileのサポートする電話機能は、GSMやW-CDMA、CDMA2000などのメジャーな通信方式にしか対応していないので、ウィルコムは電話機能を搭載していない後者の系列を選択し、独自に電話機能を搭載しています。 ちなみに、W-ZERO3(WS003SH/WS004SH)やW-ZERO3[es](WS007SH)が「WindowsMobile5.0 PocketPC」、Advanced/W-ZERO3[es](WS011SH)が「WindowsMobile 6 Classic」、WILLCOM03(WS020SH)が「WindowsMobile 6.1 Classic」です。 そういう事情でPocketPCやWindowsMobile向けの電話機能に関連するアプリケーションはウィルコムのスマートフォンでは動きませんし、その逆もまたしかりです。それ以外に違いは無いと思って良いです。 ちなみに、HYBRID W-ZERO3(WS027SH)だけは、3Gの通信機能を搭載しているためか「WindowsMobile 6.5 Professional」を採用しているので、他のW-ZERO3シリーズとは違います。 詳しいことは不明ですが、どうやらPHSをGSMに見せかけることで対応しているようです。そのため、先に挙げた電話機能関連のアプリケーションもそれなりに動作します。
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ありがとうございます。 通信方式と、その差から来る採用OSの種類ということですね。 ちなみに月々の料金が安いので、ウイルコムスマートホンにしようと思っています。
お礼
ありがとうございます。 わかりやすい説明でよくわかりました。 もともとPHSが開発された経緯から、ちがうということなんですね。