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真空管アンプで迷っています
久しぶりにオ-ディオセットを組んでみようと考えています。 クラッシック音楽好きなので、スピ-カ-はタンノイのオートグラフミニをオークションで安く手に入れたことがきっかけです。 アンプは以前から興味のあった真空管にしようと思っています。いわゆる価格的にも評価的にも 手頃なところで東京サウンドのValve100SEにしようかValve300SEにしようかと思っています。 もう一つ両機種のどこがどう違うのか、それぞれの機種の特徴は何なのかわからないのですが、 現使用者の方などからアドバイスお願いいたしたく。
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Valve100SE はパワー管がビーム管のシングルアンプ Valve300SE はビーム管の三結使用のプッシュプルアンプ 共産圏製作の真空管は特性にバラツキが多く、プシュプル回路 の使用には??です、メーカーでは、大量に購入し特性が揃った 真空管を使用できるので、その辺は大丈夫だと思いますが・・・ シングルアンプの方が現状では、安心感が有りますね。 出力と価格のにらめっこになりますね。 No,2(yosifuji2002) さんの回答に賛同します。 トランジスターアンプも選択肢に加える価値有りと思いますが。 只、デジタルアンプは発展途上なので、今は不可ですね。 真空管からトランジスターに変わった頃の評論家諸氏の多くは 球よさらば、これからは石の時代だ!なんて曰たまいていました。 確かに周波数特性のネックであった出力トランスが無くなり、特性 は、大きく向上しました。 最近、その同じ評論家諸氏の中で、現存してる方々が異口同音に、 真空管アンプは暖かい音がして、石のアンプは冷たい音がする、 だから真空管アンプの方が良いなどと書いてある記事を目に する都度、憤慨しているのは私だけでしょうか・・・ No,2 さんの回答欄にあったURLリンクは、技術畑の方のサイト なので、かなり説得力有ります。 オーディオ評論家諸氏の反論を是非、聞いてみたいものです。 最期に、ご自身の耳を信じて、オーディオ製品は購入すべきかと・・・
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- poposhan
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真空管かトランジスターかはさておき・・・ 100SEが6L6GCのビーム管接続のシングル、300SEが6L6GCのビーム管のような3極管接続のようなプッシュプル回路・・・どちらかというとビーム管的な動作と思われますが・・・何でもメーカーによれば新しい回路だそうです。 6L6という真空管はとても歴史ある代表的なビーム管で、50歳代以上の自作アンプマニアにとっては馴染みの球です。似た球としてKT66があります。また、メーカー製のアンプでも良く使われてきた球です。 この球の特徴は、シングルで使用すれば3結でもビーム管接続でも簡単な回路でとても素直な音色を出してくれます。トランジスターアンプしか聴いたことのない方には、どちらかといえばカッチとして音の分離が良いのに驚かれると思います(一般の真空管の暖かみがあるいうイメージとは異なります)。これに対し、プッシュプル回路ではビーム管AB級で50W程度まで出せる球です。プッシュプルではシングルに比べて低域の厚みが感じられます。また、使用するスピーカ特性に影響されにくいものです。 これは出力トランスとの兼ね合いですが6L6GCのような傍熱管はだいたいこのような傾向があります。これに対して2A3や300Bなどの直熱管では傾向が変わってきます。 直熱管ではマニアや製品でもシングルが多いのは球の特性が出やすいことがあります。といっても変な回路で設計しない限り、以上の差はかなり僅かであるといえます。その僅かな差にこだわるのがマニアといえますが・・・ ところで100SEと300SEでは価格がかなり異なると思われますが、価格面を考慮しなければプッシュプルである300SEを選択しておけば出力面でも音質面でも問題ないと思います。
お礼
ありがとうございます。東京サウンド両機種に使用の真空管はある程度信頼のおけるもののようですね。安心しました。たくさんの方から回答をいただいたおかげで、候補は東京サウンドの2機種からさらに広がりましたが、後は店員さんに聞いて自分の耳と財布と相談して決めていこうと思います。ありがとうございました。
- windowcome
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UCL82のパラシングルで聴いて見る気はないでか? 出力は6Wくらいですが、能率の良いスピーカーなら38Cmでも鳴らせます。 東京、、、には問題が、、、
お礼
ありがとうございます。店員さんに聞く際の参考にさせていただきます。
- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4188/8705)
はじめまして♪ 私はスピーカー工作側のオーディオファンです。 オーディオは趣味ですので、100でも300でも好みの方で楽しめれば、それで良いとも言えますね。 ただ、オートグラフミニはオリジナル機の真空管アンプ時代とは違う時代に設計されています。 「高音質」が「好音質」なのか、「高忠実度再生」と言うHi-Fi方向なのか、ほんと人それぞれです。 スピーカー好きの私でしたら、現代的な小口径ウーファー物は球アンプの良さを出しにくいですし、低域ブーストで6dBも増強すると中域の4倍パワーが必要に成るため、デメリットの方が多く成る可能性もあります。 スペック上では88dB/w/mですので、1mで聴いたときに88dBの音量では1Wで十分です。しかし低域増強すると4Wが必要に成ります。距離が2倍に成るとパワーも2倍、全体の音量をちょいと上げて2倍となりますと16Wまでは順調に出せるアンプが必要です。 復刻版のオートグラフミレニアムですと98dBの高能率ですので ミニと同じ1mで初期音量には0.1W なんだかんだで16倍でも1.6Wで実用に成ります。 音楽信号は測定信号と違いダイナミックに変化しますので、10倍から100倍ほどの余裕度が有った方が良いとも言われています。 そうしますと、ミニでは100W以上、大型復刻版では10W以上から実用的と考えてしまうのが、スピーカーから考察した机上の数値ですよ。 3極管シングルアンプなら、最大出力以上でもあまり歪みが極端に増えませんので、ピーク信号がつぶれても違和感無く聴く事が出来やすく、最大出力から極端に異音が出てしまう他の方式とは3倍とか10倍のアンプ同様と言う感覚もあります。 半導体アンプは絶対に最大定格未満で利用すると言う、現代のデジタル録音と似ています。球アンプは最大以上の歪み方がブロードで回路や管種で歪んだ時の音色も有りますので、カセットやオープン等のアナログテープのような効果的な上限以上の音色変化を好む方も少なく有りません。 逆に、今でもエレキギターやエレキベース等、演奏者側は歪み方を積極的に好み、今でも真空管アンプが高級機として通っていますし、アンプを通さずデジタルレコーディングの場合も真空管アンプ趣味レーターというパソコンソフトが多用されてます。 理論や現実的な部分で、かなり不利なはずの安価な球アンプでも、多くのファンが煎る事は間違いないものです。 私も「ザ キット屋」など、興味が有りよく見に行っています。 さらに、現実的な音量次第ですが、平均0.01W程度で楽しむ事も可能で、全く問題なく利用出来る数ワットの球アンプも実用的な場合も有ります。 長々と書き込んじゃいました、、 100/300 どっち? と言われたら、私なら100かなぁ、、 あくまでも直感と言う個人的な憶測からです(笑) 広い部屋で大音量を求めるのでしたら、半導体アンプにしてくださいね。 目的と好みに合いそうな物を選択して、音楽を楽しんでください♪
お礼
ありがとうございます。思いがけず、その道に造詣の深い方に望んだ以上の情報・アドバイスをいただけるのが、このサイトの良いところですね。例え周りにそんな方がいらっしゃったとしても、面と向かってだと、とても今回のような初歩的な質問はできないと思いますし、まずどう質問したら良いか分からなくなるところです。今回のコンポは私の狭い部屋置きのもので、今までCDラジカセで長年過ごしていたぐらいで、決して大音量でガンガン鳴らせる環境ではありません。どちらかというとクラシックでも交響曲より器楽曲の方が好きなので「しっとり」といわれる「真空管」に興味を持ちました。おかげまである程度、予備知識を得ましたので、後は店員さんにでも聞いてみます。今ならサンドバッグ状態にはならないと思います。ありがとうございました。
- tabaru
- ベストアンサー率19% (187/944)
質問とは関係有りませんが 質問者が年配の方なら、音の違いが分からないかもしれません 私自身、子供に聞こえる音が年をとる毎に 聞こえなくなってます
お礼
まあ、その通りですが、それを言ったらオーディオ趣味は終わりですね。この世界は値段と効用が決して比例しない不条理な世界で、それを承知で、未知の感動に出会えるかもしれないと、もがき続ける、見果てぬ恋に挑むようなものですからね。でもそれが生きていく活力に繋がっていくのが人生の面白く、割り切れないところ(従って魅力的なところ)ですね。
- yosifuji2002
- ベストアンサー率51% (969/1888)
私は趣味でアンプ作りを永年やってきました。 真空管アンプから始まってトランジスター、ICアンプと作ってきましたが、その結論で言うと真空管がトランジスターより良いとは思いません。 増幅素子として真空管がトランジスターよりも劣っているかは議論のあるところですが、問題は真空管はトランスがないと実用にならないということです。これが最近は非常に高価で、これだけで数万円につきます。実用的なトランスターアンプの値段にトランスだけで匹敵するようなこのごろです。 その上それを使った結果として石のアンプより優れているかどうかは??という感じです。 少なくとも同じコストでは石のほうが上でしょう。 参考までにか下記のサイトにこれを考察した科学者の意見が出ています。 勿論オーディオは趣味ですから、球が良いというのは全く自由ですが、高価な買い物をする前にちょっとそのあたりをお考えになってはいかがでしょうか。 ちなみにこの筆者は実用的には5万円程度のアンプで十分であるという意見もここで述べています。(私の自作の石のメインアンプはせいぜい2万円くらいです。) http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#Amp
お礼
ありがとうございます。確かに真空管がトランジスタに駆逐されたのはそれなりに理由があるはずであり、私もトランジスタ登場時はオーデイオについて門外漢でしたが、その革新性が大々的に謳われていたのを漏れ聞いた記憶があります。ただ真空管アンプに執着するのは、トランジスタしか知らない世代として「真空管て何?」という好奇心以外の何者でもありませんので、もとよりそんな宣伝されているような劇的な効果は期待してません。その上で、アドバイスの内容、よく参考にさせていただきます。ありがとうございました。
- jbl4560
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私もオーディオ熱が再燃して、いつかは真空管アンプをと思っておりましたので 全く手探り状態で、ネットで調べたりしました。 最初の真空管アンプはトライオードのKT88シングルアンプ、感動的でした。 その後はWE300Bのシングルアンプのキットを何も解らないのに購入して、四苦八苦しました。 現在はトライオードのEL34のプッシュプル、ラックスマンのKT88のプッシュプル、WE300BのシングルアンプにラックスマンのCL35IIIのプリアンプとマックトンだったかのプリアンプです。 お奨めはトライオードのアンプかなあ、いままでに3台使ってきましたが、期待を裏切らない 作りもしっかりしたアンプでした。
お礼
早速アドバイスありがとうございます。同じ様な立場の方のアドバイスで参考になりました。東京サウンドの製品を候補にあげましたが、実は私もその他にリーズナブルな価格帯でどんな機種があるのか知らないままもがいていましたので、大変助かりました。参考にさせていただきます。
お礼
ありがとうございます。恥ずかしながら真空管アンプにシングル・プッシュプルなど回路の種類があることもよく知りませんでした。その後、勉強しましたが、私としては東京サウンドに絞るのならば、ピアノやヴァイオリン独奏曲が好きなので、パワーに勝るプッシュプル(300)より真空管の特性が出やすいというシングル(100)の方が良いかな、と感じました。評論家諸氏の「あたたかい」、「冷たい」の論評はまさにアナログとデジタルへの論評と同じですね。結局、人間というのは、初めてその楽曲に感動したデイスクおよびその再生システムを忘れられないものなのでしょうね。私にしても音は決して良いとは言えなかったLPレコードの方がCDより良かったと思うことがありますもんね。人生において「感動」というのは、それほど重く貴重な経験ということでしょうね。いろいろありがとうございました。