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SHA-256の一様性と無作為性について
SHA-256で入力値の末尾8bitだけ変化させた場合、入力値が分からなくても 変化前のハッシュ値が分かっていれば 変化後のハッシュ値も分かるのでしょうか。 Wikipediaで一様性と無作為性は違うとあったので 疑問に思いました。
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ハッシュ化は無作為には行われません。 決まったアルゴリズムで行われるので、入力値がhogeならhogeで、 必ず決まったハッシュ値が返ります。 一方で、入力の大部分が共通であっても、 その共通部分に引きずられ、返ってくるハッシュ値が偏るような事はありません。 (偏りによる推測が効きません。Wikipediaにある通り、 良いハッシュ関数にはそれが求められています) 即ち、組み合わせに対して一様です。 これが一様性と無作為性は違うという事です。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
一様性と無作為性について誤解していたことを理解できました。 一様性とは偏りがないことなのですね。 法則性のようなものがあることかと思ってしまっていました。 またここでいう無作為性とはひとつの入力に対して操作ごとに異なる 出力が得られることだったのですね。 関数なので入力がひとつに決まれば出力もひとつに決まると 思っていたのでここのこととは考えず、 ハッシュ関数の各出力の関係性として無作為性が あるのかと思っていました。