不安があるのは当たり前ですよ。
だからあまり心配しすぎないで下さい。
先ずプール実習で不安があるのならば、どんな所が不安なのか担当のインストラクターに相談してみては如何でしょうか。
生徒さんの話を聞いて、不安を取り除くのがインストラクターの役目ですから遠慮はいりませんよ。
日本人の悪い事に、こんなことができなかったら恥ずかしいとか、こんな事を聞いたらバカにされるんじゃないかって思って、できるふりや知ったかぶりをする方が多いのです。
こちらの方がトラブルになっているケースが多いのです。
逆にインストラクターは生徒さんがどこに不安があるのか判れば対処やアドバイスもしやすいのです。
次に受講されているショップさんのシステムが解らないので質問者様に当てはまらないかもしれませんが、もし可能であればプールで復習をしてみるのもよいでしょう。
同じ事をやりますから余裕をもってできると思いますよ。
中性浮力の練習ですが、プールでできる簡単な方法があります。
ビート板に腰掛けて水に浮きます。(最初は手でバランスをとってもOKですよ)
大ざっぱですが、息を大きく吸い込むと顎が水面上に出て、息を吐くと鼻が沈みます。
そこで、息を大きく吸った後に吐きますが、どのタイミングで身体が沈み始めるか見極めて下さい。
実は息を吐いた瞬間に沈むのではなく、息を吐いてからちょっと遅れて沈み始めます。
この沈み始めた時に息を吸って下さい。
そして身体が浮き始めたら息を吐きます。
すると上下動が小さくて済みます。
これは慣性の法則を利用しています。
初心者は身体が浮いてから息を吐き、沈んでから息を吸うのでタイミングがずれてしまうのです。つまり浮く、沈むという運動の慣性が発生してから呼吸をするので上下動してしまいます。
コツは浮き始めたら息を吐き、沈み始めたら息を吸う。このタイミングを覚えると水中でほぼ一定の水深を保てます。
フィンキックで直ぐに疲れてしまうのは持久力の問題なので、これはトレーニングしかありませんね。
ダイビングは泳げなくてもできますが、流れのある所で大物を見たいと思ったらある程度のキック力、持久力は必要になります。
また海は流れているのが当たり前、波があるのが当たり前ですから、何かあった時に流れ逆らえる脚力と泳ぎ続けられる持久力は必要ですよ。
ダイバーになってからもダイビングの技術と同時に泳力の向上に努めて下さいね。
その方が絶対に楽しめます。
海洋実習の内容は基本的にプールワークでやった事を行いますよ。
ただ、今の時期だと気温や水温が低いですからそれがストレスになるかもしれませんね。
ダイビングで重要なのは水中でリラックスする事と機材を適切に使う事です。
自転車に乗れるだけ、あるいは車を運転できるだけの運動神経があればできるのでそんなに心配はありませんよ。
それと水中でストレスを感じたらお好きな歌をハミングして下さい。
好きな歌を歌う事でリラックスできますし、ゆっくり大きな呼吸ができます。
ストレスが溜ってくると呼吸が速く浅くなり、どんどん苦しくなっていきます。
それを避けるために鼻歌(ハミング)は効果的ですし、もし苦しいと感じたら直ぐにゆっくりと吐く方を意識した深呼吸をして下さい。
3~5回位で苦しさがかなり軽減されますよ。
普段とは違う非日常の海の世界を楽しんできて下さいね。
お礼
ご丁寧な解答どうもありがとうございました。昨日2回目のプール実習を終えました。いろいろとやってみて、大変疲れました。実際の海洋実習では体力は持てるのかが心配になってきましたが、楽しみにしながらやって生きたいと思います。どうもありがとうございます。