暴力=悪、ならばたけしや海老蔵問題の解決方法は？

質問

暴力=悪、ならばたけしやエビゾーの被害者はどうすれば良かったのか？

お世話になります。
酔って暴れたエビゾーを抑えるためにリオン容疑者がエビゾーを実力行使で制止し、逮捕されました。
その昔、写真雑誌の悪辣な取材方法に業を煮やしたビートたけし氏が雑誌編集部に怒鳴り込んで暴れて、逮捕されました。

法律家の皆様のおっしゃる
「暴力はイケない」
「暴力からは何も生まれない」
「話せばわかる」
「法を以って人を動かすのが法治国家」
というのはわかるのですが、実際問題、「法律なんて糞食らえ」という人種が多いのも確かです。
話してもわからない人間や、”先に手を出したほうが法律上は不利になる”という理論を巧妙に利用し、わざと相手を挑発し、先に手を出すように仕向ける知能的な悪人もこの世には多くおります。

どうしても「暴力は悪だ！」が正解だとすれば、たけしやエビゾーの我がままに迷惑していた人たちはどうすればよかったのでしょうか？
いちいち警察の手を借りたり、たかが酔っ払いの喧嘩に対して金を使って訴訟を提起すればよかったとでも？

緊急時には正当防衛を理由にした実力・暴力での反撃が可能ですし、行きずりの関係ならばその場から立ち去るということも可能でしょうが、閉じたコミュニティ（職場、職域、学校、クラブ活動、町内会、団地住まいなど、毎回毎回逃げたり、そう簡単にコミュニティからの離脱ができない場合）でなおかつヒエラルキーが構成されている場合、ヒエラルキーの上位の者が下位の者に対して優位性があることを利用して圧力・暴力・嫌がらせを仕掛けてくる場合、ヒエラルキー下位の被害者を救済する方法を教えてください。（自己救済、他者救済、どっちでも）

リオン容疑者の場合は行きずりの関係に近かったでしょうが、かのエビゾーは「梨園のプリンス」の地位を利用して、舞台以外では傍若無人な振る舞いが多かったとのこと。歌舞伎の先輩俳優に対しても酒を強要したり、手当たり次第に女性を口説いていたりしたそうですが、
「将来の団十郎に逆らったら、今後歌舞伎界で生きていけないから・・・」
とエビゾーの我がままを受け入れていたとか、人気女優もされるがままに体の関係を受け入れていたとか聞きます。（まあ、女優の場合は女性の側にも”売名”の目的があったかも知れませんがね）

「暴力による問題解決を認めると、法曹家の飯の種がなくなっちゃうから、どうしても認められません」
ってのが正解でしょうかね？
（ちょっと皮肉っぽいですけど）

回答No.4

莽翁寒岩 一笠一蓑一杖（@krya1998） · ベストアンサー

ANo.3補足：
　ANo.3では、出されている事例についてはよく判らないので、そういう事例とは関係しないが、一般に人の人生で出会う、或いは降りかかる事件のことを頭において、回答しております。
　どちらの事例も社会的にもいろんな力でも、私たち庶民とは異なる人たちのことですので、まぁ神話の神々の争いや事件みたいですね。
　あぁいう人はあぁいう人のやることをやっていれば結構でしょう。
　どとらの事件も、そしてどの登場人物も私たちとは隔絶していますからね。
　つまりどんな暴力にも、私たちは対抗できません。その自覚が一番大事です。
　ご近所でもちょいと並外れてみんなの顰蹙を買っている方がおられますが、近寄らないだけが防衛ですし、何かしてきたら、自力救済はしない。
　庶民の処世術ですね。

回答No.5

kumap2010

>当方に非がなく、相手の先制攻撃が暴力によるものだったら当然暴力をもって反撃するでしょうね。

それは力が同程度の場合の話でしょ。

相手が強靱な格闘家だったらどのぐらい反撃出来ると思う？

何も出来ずボコボコにされて終わり。

それが認められるなら強い奴が正義の社会になるってことぐらいわかるでしょ。

回答No.3

莽翁寒岩 一笠一蓑一杖（@krya1998）

s_endさんへ。
　肉体や物理力での暴力、そして社会の報道や経済力、統治力と権力での暴力。
　そういうものに対抗できる人は一応恵まれているのでしょうね。
　先日、高峰秀子さん、その前に小林圭樹さんが亡くなりました。
　【名もなく貧しく美しく】
　いろんな、そしてたくさんの、障害のある方々。力も何もない人。
　どんな不当、不法なことにも充分には対抗できない人。
　じっと自分をそういう目にあわせないように、日日を生きている人。
　そういう人にとっては、暴力に暴力で、というやり方は認められないです。
　やはり、社会と法の範囲で自己をいき、自己を守る、護るしかありません。
　私たちは、不当なことや不法なことに会わないようにすること、もしそういうことが降りかかってきても、同じ暴力は無理です。
　一番はその場を逃げる以外にはないでしょう。だから回答は、逃げることです。
　それとうるさい老人ですが、法曹家ということばはあまり存じません。
　法曹（“ほうそう”ではなく、“ほっそう”ですが、）で、法律家といういみになっています。
　実務法曹としては、判事、検事、弁護士。
　研究法曹としては、学者や教員。そして在野法曹というのもありますが、判事と検事を除いた人のことでしょう。どうぞご参考に。

お礼

勉強になりました。
ありがとうございました。

回答No.2

kumap2010

暴力が悪なんじゃなくて法に反することが悪。

法に反しない以上は何をしてもokだし、
法に反してる以上は誰にも迷惑かけてない交通違反でもアウト。

日本は法治国家ですから。

暴力による問題解決が有りなら日本一喧嘩の強い奴は何でもし放題ってことになる。

キミはそんな奴が突然「お前は迷惑だ」って言って殴りかかってきても何も文句無いのかな？

お礼

当方に非がなく、相手の先制攻撃が暴力によるものだったら当然暴力をもって反撃するでしょうね。

突然、私の家族が私の目の前で
「お前の子供は不愉快だ、死んでいなくなれ」「お前の奥さんは不細工だ、ブスは死ね」
と暴力を受けても
「非暴力、不服従、それが人の道ですじゃ。耐えるのですぞ」
と理想を唱えて見殺しにするほど、立派な人間ではございません。

回答No.1

ttt1214

暴力＝悪の前に、海老蔵事件とたけし事件の違いをはっきりしたほうが良いと思います。

海老蔵事件の場合は、時代劇で良く見るような、地位がある武家のバカ息子と同じようなかんじでしょう。
親が権力を持っているから自分は何をやっても許されると思っているバカ息子と同じ。

たけし事件の場合は、当時の写真週刊誌(フライデー)の行き過ぎた行為と、事実無根な事を書きまくる態度に対しての怒りの抗議でしょう。

確かに二人とも暴力をともなっていますが、たけし事件の場合は、その後マスコミの芸能界に対しての態度がガラリと変わりました。

分かりやすく説明すれば、芸能人の報道に対しては、必ず芸能人の所属事務所に事実関係を確認してから週刊誌に掲載もしくは報道されるようになった事です。

この場合のたけしの暴力行為は、法律では傷害事件になると思いますが、

その後のマスコミの対応を変えた事で、れっきとした抗議になると思います。
これを法律や言葉で裁判をしたとしても、マスコミは態度を変えなかったと思います。

事実たけし事件の以前にも、マスコミに対して事実無根な事を書きまくり横暴なマスコミに法律的に抗議をした芸能人はいましたが、国民の知る権利や報道の自由という事を盾に取り、まったく改善されなかったマスコミは、たけし事件の後は所属事務所を通し事実確認してからと態度をかえてる事は、

この場合の暴力は暴力＝善でしょう。

海老蔵の場合は今まで、逆らうやつがいなかった、それはやはり歌舞伎界が今の芸能界に対して多大な力を持っているのを知っていて、自分のやりたい放題やってきて
逆らうやつが自分にはいないという過信から、暴走族のリーダーを殴る蹴るなどの暴行を行って、まったく芸能界や海老蔵と関係のない第三者的な立場の人が、海老蔵の横暴な態度に頭きて、ボコボコにした。

それに焦った海老蔵は、記者会見でもオロオロして、情けないの一言でしょう。

個人的なわがままな海老蔵みたいな暴力は何も変える力はありませんが、たけし事件のように様々な芸能人が怒りに思っている事を法律では改善解決できない事を解決する手段としての暴力は、認めるべきだ思います。

歴史的に観ても、最大の暴力行為(戦争)が世の中を変えている事が多いと思います。

その時の体制に対して、人々が怒り・苦しみそれを終わらせる手段として、暴動や戦争にというパターンが多いと思います。