円形脱毛症の薬

質問

６歳の娘が円形脱毛症で某大学病院の皮膚科（脱毛外来)を受診し、セルテクトドライシロップとリンデロンVGクリーム・メサデルムローションが処方されました。２種類のステロイド剤が出ましたがこれらは円形脱毛症に効くんでしょうか？セルテクトが出たのも意外でした。
少しアレルギー体質もありその事を伝えると先生は「アレルギーからくる場合もあります」とおっしゃっていたのでこの様な薬になったのかなぁと思ってますが、どうなんでしょうか？

回答No.1

assamtea · ベストアンサー

こんばんは。

円形脱毛は、私自身３０年以上煩ってます(^^;

昔、ステロイドとしてフルコートが出た頃から、円形脱毛には
ステロイド剤と言うのが一般的になってきました。
他にも、かぶれさせたり、冷たくして刺激を与えたり、紫外線を
当てる方法等ありますが決定的な物は無いようです。

現在、円形脱毛は自己免疫作用によって、毛根を異物と体が認識
して排除しようとした結果として、脱毛するためステロイドによって
免疫を抑制してやろうという考えが最も有力な脱毛の説です。
（蕁麻疹を抑えるようにステロイドは免疫を抑制します。
　他にも臓器移植手術の際の免疫抑制に使用する薬によって脱毛が
　改善されたという臨床もありステロイドの使用が一般的になりました）

セルテクトは、オキサトミドを成分とする抗ヒスタミン剤なので、
おそらく先生が、アレルギーからきていた場合、抗ヒスタミン剤
によってそれを抑制することによって直るかもしれないと考え処方
したと思われます。
しかし、個人的にはセルテクトによる改善の可能性は少ないので、
アレルギーの薬として必要ないならば、しようしない方がいい気が
しますが、そのあたりは医師と相談してください。

最後に、効くかどうかですが、髪の毛が抜けてしまえば異物が無く
なったと判断して、免疫作用が弱まり髪の毛は自然に生えてきます。
ただ、少しその手助けになっている気はしますが、確実に効いてい
ると言う実感はありません。

また、その自己免疫が高まるきっかけが最大の要因なんですが、
これはストレスが胃に来る人がいるように、ストレスによる
自律神経の乱れからなるようで、環境が落ち着けば薬が無くても
すぐに直ると思いますし、大きな転機やストレスがかかると再度
抜けるという事を繰り返します。
私がそうでして、通常は5cm位で止まるんですが、一番抜けた時は
中学生になった時に眉毛まで無くなりました。

ですから、何か子供にとって不安なことがあったらその相談に乗っ
てあげたり、脱毛に関してはあまり親が心配するとそれが子供に
伝わって不安にさせる事もありますからうまく接してあげてください。

お礼

素早い回答をありがとうございます。すごく参考になりました。

円形にはステロイドなんですね！勉強不足でした(^^ゞ

セルテクトは私もちょっと違うんじゃないのかと思ったのですが（蕁麻疹やとびひの時によく出たので効能は知ってるつもりですが…）問診時にはこれが出るとはおっしゃらなかったので帰宅するまで分かりませんでした。次回に病院へ行ったら（血液検査の結果を聞きに）相談しますがそれまでの間はどうしようか悩んでいます。

ストレスの原因は小学校入学と学童クラブなんです。保育園からのお友達が１人もいなくて暫く泣いてましたので。特に学童が嫌だったみたいで色々考えた結果ずっとお休みしてます。そろそろ辞めようかと思ってるところです。これ以上のストレスは全くないと親は思ってますが実際のところ分かりません。性格的に難しい子で考えてる以上に何かあるのかも！？私が鈍感なので気付いてあげられてないのかしら？？？

少し生えそろってきた場所もあり回復に向かってる様な感じもしてますが、女の子なので本人が完璧に感づいてしまわないか心配です。今はまだ気付いてない…と思います。

回答No.2

gakushaneko

私は薬に関しては専門家ではないし，また，経験者でもありませんので，薬効があるかどうかの言及は出来ません。
しかし，考えようによっては，別の角度からの治療が必要だと考えています。

円形脱毛症は，他の脱毛症に比べますと，その原因がはっきりしている方です。
一般的には，過度の精神的ストレスを受けることでなると言われています。
私（一応，理容師をしています）が円形脱毛症のお客様に尋ねてみたところ，だいたい，3ヶ月前にその原因になる精神的ストレスを受けているようです。
この精神的ストレスの影響が消えていなければ，例え医師による治療を受けていても，症状がすすむことも見ています。

あるお客様の話ですが，40代の頃に円形脱毛症を発症しています。
仕事の関係から，上司に押さえつけられ，部下から押し上げられ，さらにその方のお客様の注文が一転二転するのは当たり前みたいな仕事環境だったようです。
そのため，円形脱毛症の上に新しい円形脱毛症が発症するみたいな感じでだんだん毛が生えていない部分が広がり，目立つようになった頃から医師の治療を受けています。
確か，ステロイド系の塗り薬もあったようです。
しかし，仕事環境が劣悪だったため，さらに症状が広がってしまい，50歳前後で，鼻の筋の延長線上に水性サインペンで線を手書きした幅分しか髪の毛が生えていない状態になってしまいました。
しかし，60歳を迎えて定年退職したあと，つまり，環境が変わってから，徐々に回復するようになり，今では，まぁ，年齢的に元通りとまではいかないようですが，それでもフサフサと表現して良いほど回復しています。

この方の例を見てもわかると思いますが，同じ精神的ストレスを繰り返し受けたり，また，それを引きずってしまっていますと，円形脱毛症が広がる，または，治らないと言うこともあり得ると思います。

ご自分のことでしたら，あれがそうだったと気づくことも出来ますが，お子さんのこととなりますと，原因になったことについて判明させるのは，ちょっと難しいかもしれません。
しかし，これからでも構いませんから，yunattiさんや周りの人が，お子さんの心の支えになって挙げる必要はあると思います。
大変かもしれませんが，出来るだけよくお子さんの話を聞いてあげてください。
もし，家事などの関係で話を聞けない状態の時は，必ず，あとから話を聞くことと，何故今話を聞けないのか，その理由をきちんと説明してあげてください。（例えば，包丁を持っているときなら，「包丁で手を切っちゃうと危ないから」とかね）
もちろん，話を聞ける状態になったら，ちゃんとお子さんの目を見ながら話を聞いてあげてくださいね。