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マクロビの給食
保育園栄養士をしています。この度、園長の方針で「マクロビの給食」を作り上げる方針となりましたが、沢山の子供がいる保育園でマクロビを実行することの困難に頭を悩ませています。 玄米を基本とするようですが、消化能力のまだ低い幼児に与えることに抵抗を感じると共に、シンプルな味、調理を目指す割りに設備が追いついていません。大人味になれた子供たちも食が進まず毎日の給食が苦になっている様に見え、私は耐えられません。 保育園でマクロビを実施する事について皆さんはどうお考えですか? マクロビでお子さんを育てたお母様や栄養士さん。良い方法はありませんでしょうか?お助けください。
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調理の工夫次第で幼児が皮ごとのごぼうや玄米の栄養を吸収できるなら世話ないですよね。┐(  ̄ー ̄)┌ 歯やアゴの発達もまだまだ未熟だし・・・。 大人がやってる分にはなんとも思わないんですが、乳幼児や成長期の子供には不向きだと思います。 でも園長の方針ならば、マクロビオティックは変えられないんですよね。 マクロビの理想と栄養や経済や設備面での現実問題とすり合わせて「なんちゃってマクロビ」を目指してみてはどうでしょうか? http://www.macrobiotic.gr.jp/macro/index.html ここを見てても「~が目安」とか「できるだけ~を選びましょう」などとぼかしてありますし。 はっきり使わないと言ってるのは「白砂糖」です。 三温糖を使えば多少くせがありますが煮物だと気にならないです。 お菓子は気になりますね。(^^; 栄養面 肉や卵や乳製品をまったく使わないと、たんぱく質の量や動蛋比やカルシウム量が不足してしまいます。 目標量を満たすにはある程度使用したほうがよいと思います。 麦や玄米使用するならば白米に5~10%ぐらいならそんなに影響ないですよね。 使ってることには変わりないし。(^^; また陰陽の考え方から砂糖の使用を控えて塩を大量にとります。 それはやめたほうがよいです。 経済面 たんぱく質を魚介類からとると材料費が高くなります。 肉や卵は安いですからね。 かといって豆腐ばっかり食べさせてればいいってもんではないです。 また有機野菜や無添加調味料は値段が高いです。 あわやひえも買うと高いです・・・。 予算内でおさめられる使用量にしておくとよいと思います。 設備と人件費 マクロビを実践するのに必要な設備がなければ要求してみてはどうですか? あと調理に手間がかかるなら人手も要求してみては? 園の方針ならば要求してもよいかと・・・。 だしを鰹節と昆布とにぼしからとれればいいんですが、大量調理だと家庭のようにいきません。 袋に入れて煮だすとぜんぜんでませんし・・・。 上司を説得するなら上記3点について資料を作って説得材料にしてみては? あと子供の親御さんの反応も気になるところです。(^^; 一般的にいうと科学的根拠のないものって一種の宗教なので、信じている人を説得するのはむずかしいです。 現代の不老不死信仰ですね。 でもはっきり栄養的に害があるとわかってるものは言わないとだめだと思います。 それを聞き入れるかどうかはその人の自由です。
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- namacha07
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こんにちは、最近マクロビを食事に取り入れるようになった初心者ですが、 奥津典子さんの本に、マクロビの取入れ方がとても分かりやすく説明されています。 Organic Base マクロビオティックと暮らす [単行本] organic base 朝昼夜のマクロビオティックレシピ [単行本] 有名な本なので、すでに手にとられたことがあるかとも思いますが・・・ この方が紹介する料理は、味が薄いとか、食感が硬いとかいうことは全くなく、砂糖・調味料の種類を変えるだけでも立派なマクロビオティックなのですよね。 それぐらい気楽に始めてもよいのではないでしょうか。 それから、玄米はよく噛む練習になるので、個人的にはとても良いと思います。 (白米をよく噛んで~といっても、すぐとけちゃってよく噛めないのです。) マクロビは病院食でもないし、美味しくて当然のはずなんです。 素材の善し悪しに左右されやすいですが。 近くにそんな保育園があったら、自分の子供はぜったい通わせたいです。 がんばってください、応援しています!
お礼
ご本の紹介ありがとうございます。 お家でマクロビを実践なさっているご家庭のお母様ならこうゆう保育園に通わせたいと思ってくださるのですね。応援して頂けてとても嬉しいです。でも、私の技量では到底追いつかない難題なのです… 諦めず、もう一度挑戦しようかな? 子供達に美味しい給食を提供したい気持ちは毎日持ち続けています☆勇気になりました!
- windwald
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科学的根拠のない(もう少し正確に言うならば、科学的事実を無視した)ことを 教育・保育の場に取り入れることに危機感を感じます。 マクロビとやらいうモノも調べましたが、創始者の「直感」でのみ分類されており、 また、得てしてこのようなエセ科学を実践される方というのはアレルギーの解消すら エセ科学に求めてしまい、かえって悪化させるおそれがあるなど、非常に心配です。 幼児期においては偏食を防ぐ意味でもいろいろな食品を取り入れたいところ。 意味のない食事制限をする必要はありません。
お礼
私も同様に考える部分がありまして、突き進む事をためらい始めました。 でも、上司の考え方の方向性をづらす事は容易ではありませんので、少しづつ解釈を曲げ「子供達の健康を科学的に考え、子供達が喜ぶ給食」を目指そうと思います。windwaldさん回答・ご意見をありがとうございました。少し気持ちが楽になりました☆
- dondoko4
- ベストアンサー率12% (1161/9671)
質問者さまの愚痴? 消化能力というけど、工夫次第。 今のひとたちは、よく噛まずに呑み込んでいると思いませんか。周囲を見回すと若者も親もみな同じ。 胃に歯はありません。だから、虫歯が多い。大人になると胃腸が悪くなる原因。 マクロビオテックはいい考え。小さい時から習慣づけるのがよい。 歯が丈夫になる。体も丈夫になる。寒がりがなくなる。手間はかかるけど。
お礼
dondoko4さんマクロビを実践なさっているのですね。 愚痴ではなく、どうしたら時間の限られた集団調理にマクロビが応用できるか。を模索しています。 手間がかかる事はおしみませんが、時間に追われる中、陰陽の体質が違う子供が居る中どう管理をすればよいか?それを悩んでいます。全員の食事を3食私が管理する事もできないし、1食だけ給食で管理することでは、マクロビを実践する意味はなくなってしまいます。dondoko4さんはそのあたりどうお考えですか?
お礼
冷静な分析をありがとうございます。 「なんちゃってマクロビ!」(笑)私の信念が中途半端を許しません!! our_ladyさんのご提案を受け、資料作成に乗り出す準備を始めます★ 丁寧に解りやすく回答いただき感激です。本当にありがとうございました。 頑張ってみます!!