自己コントロールができているかどうか,病的かどうかが
関係しているんじゃないですか。
誰にも迷惑をかけず,自分でも納得しているのであれば,
執着か探求かなんて,誰も問題にしないと思います。
でも周りに「異常だ」と感じる人がいるから,
また自分でも「このままでは良くないのではないか」と
感じているから,答えが欲しくなるんだと思います。
ある種の執着(強いこだわり,極度の思い込み)は
脳の機能的な病気が原因の場合も多いことがわかっています。
先天的な場合も後天的な場合もあるようです。
薬の服用で,日常生活や人付き合いに支障がないレベルに
改善されることも多いですし,服用してもあまり効かず,
人には理解しにくい行動をとり続ける場合もあります。
ストレスや何らかの経験で,心や感情が麻痺し,
正常な人の感覚が鈍るか失われ,
その結果,片付けられないとか,片付けたいと思っても
現実から目をそらしてそのままにするというケースが
多くなっているようです。
病気なのか,病的なのか,性格なのか,一途なのかの境目は
なかなか難しいですが,意味合いで言うと,
以下のようになるのかなと思いました
執着は,節度や限度を越えて求め,こだわること,固執することで,
自分の抑えがきかないのが特徴。
探求は,目標や目的においてブレがなく,一心であるもの,
自分をコントロールしながら追及してゆくのが特徴。
ボーッとした人は目標や目的意識や目ざすものを持っていなくて,
考えが浅くて,何事も成り行き任せなのが特徴。
執着を捨てるとは,物事の本質や意味をすることで目が覚め,
これまでの自分の態度やこだわりを改めて,自分の意思を強く持つのが特徴。。
例えていうと・・・,
物に執着する人は,捨てられない人。
ある場合「捨てなくちゃ!」と自分でも思っているのにそうできない人。
探求する人は,ポリシーやライフスタイルに合わせて
所有物を購入・管理・処分できる人。
自分の考えや理念に基づいて持つ,保管する,捨てるがちゃんとできる。
ボーッとした人は,考えが浅はかで,衝動買いや買い物の失敗,
維持管理が適当で苦手,処分も思いつき,な感じですかね。
執着を捨てる人は,いろいろ試した結果,「これで行こう!」と
達観した思いがあり,生き方や規準が絞り込まれ,
所有欲や物質主義に支配されなくなり,
「こうでないといけない」という極端な見方もなくなって,
客観性や平衡をとることができるようになる。
こんな感じかなと思います。
回答が質問の主旨と違っていたら,申し訳ないです。
お礼
なるほどだと感じました。軸がしっかりしていて問題に集中するのが探求で 訳がわからずどうしていいのかわかんないってのが執着なんですね。 脳の機能的な病気が原因っていうのは知りませんでした。 よくゴミ屋敷とかテレビで出ますが、ご病気だったんですね。 よく理解できました。 ご回答頂きありがとうございました。