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nikon F2titan について。
はじめましてalaska_19と申します。 nikon F2titanについてお聞きしたいことがあります。 色々調べたのですが、植村直己さん用に作ったウエムラスペシャルというものが元になっているようですが、その後発売された一般用、記者用?のものはウエムラスペシャル同様、オイルは耐寒オイル、順巻き、などの仕様もウエムラスペシャル同様なのでしょうか。 当方、フィルムが順巻きになっているもにまでは確認できたのですが他の部分が分かりませんでした。よろしくお願いいたします。
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通常のF2からウエムラスペシャルへの改造点は、チタンボディであること以外では ・内部のオイルを耐寒仕様の低粘度のものに交換 ・低温時のシャッター速度の安定性の向上 ・各種バネの強化 ・フィルム切れを防ぐために、巻き上げを順巻(通常のF2は逆巻)に ・巻き戻しクランクを赤く着色 ・フィルムカウンターの「31」以降の数字を赤く着色 とされています。 「シャッター速度の安定性の向上」と「バネの強化」は正直、使っていてもわからない項目でしょう。記者用でも有効なポイントですので、引き継がれていてもおかしくありません。 耐寒仕様の低粘度オイルは、逆に常温では動作が安定せず故障の原因となるとしている文章をみたことがあるので、引き継がれていないはずです。 視認性の向上の為の着色は目視できるので、御確認ください。少なくとも「巻き戻しクランク」は、さまざまな文献で着色された個体をみたことがありません。あったとしたら、ユーザーが後から自分で着色したものだと思います。 なお記者用のF2チタン(Titanと記されていない、型番がF2Tではない、シリアルNoが920000番台)は、記者の要望による個別改造を受けた機体が存在するので、もしお手元のF2チタンが記者用ならば、どこまでが「オリジナル」のF2チタンであるかわからない部分があります。