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真冬に着るトレンチコートについて
以前、アメリカで購入したトレンチコートは袖までライナーが入っており、とても重たかったのですが、日本のトレンチコートは、どうも薄くていかにも寒そうなのです。ブルックスブラザーズ、アクアスキュータムなどをチェックしましたが、日本向けの軽くて、薄いタイプばかりが目につきました。 やはり、ビジネスマンが真冬に着るのはウールやカシミアのコートが正しく、トレンチコートは春、秋用なのでしょうか。自分の理解では真冬でも雨が降ったらトレンチコートだと思っていたのですが、それは間違いでしょうか。 それとも探せば真冬にも着られる丈も長いトレンチコートが見つかるのでしょうか。教えてください。
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雨の日にウールやカシミアのコートを着ても、問題ないと思います。但、当地 にお住まいだったことがあるならば御存知と思いますが、日本とは全く違って 天気予報はほぼ100%の確率で当りますから、雨が降るという予報があれば 皆さんその準備が出来る由です。雨も一日中降る事もないですし、午前中だけ とか、午後から夕方にかけてとか、はたまた夜にとか。 ウールにもカシミアにもある程度水をはじく性質はありますが、ウールには 特に水を沢山繊維の中に取り込むことが出来る特質があります。従って、小雨 であれば問題はないでしょうが、万一 ドシャ降りの中を傘無しで歩くようなことが あれば、コートが水を含んで重くなって大変でしょう。 カシミアについては、厳密にはウールではなく、ヘアーに分類されるため、また 原料[原毛]についても正直ピンキリなので、ウールよりも少々気を遣うことがない ではないですが、例えば雨に濡れて乾いた後、毛が寝てしまってテカったりする ようなことがもしあれば、まずスチームを万遍なく当てて、ブラシを下から上に、 つまり逆毛を立てるように掛け、それから上から下にブラシをかければ大体元に 戻ると思います。 いずれにせよ、雨に降られたら降られたで、それもまた運命、あまり気にしない ことです。あまり服に、それも細かいことに気を遣いすぎるのも、廻りから見れば 男の器を小さく見せる行為となりかねず、当地のそれなりの立場の男性は 寧ろ そちらの方に気を遣います。
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- Aoki Ken(@kenaoki)
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何年前に買われたのかは存じませんが、脱いで電車の網棚にでも上げるような ことがあれば、ちょっと気合を入れなければならないくらい重たかったのではないで しょうか?[笑] 袖の中にまでライナーが付き、また衿の周囲にも同様の素材が付いているトレンチ コートは、ニューヨーク等米国東北部向けにミリタリー用のトレンチコートをモディファイ して開発されたものです。日本製のレインコートは伝統的に胴廻りにのみライナーが 付いた仕様となります。従って、もし袖までライナーの付いた物を御希望なのであれば、 米国の方が遥かに見つけやすいことでしょう。 米国においてもコートの素材も軽くはなってきましたが、日本ほどではありません。 当地、本日華氏20度です。[31度が摂氏約0度] Windchillを考慮すると体感温度は 華氏で0度近くになっているかと思います。従って日本製の丈の短いコートを着ている 人など、誰もいません。全く役に立たないからです。 日本のどちらにお住まいかは存じませんが、トレンチコートを冬の雨の日に着用しても 全く問題はありません。寧ろ、本来そのような目的のためのコートなのです。 日本においては近年、ユニクロのヒートテックをはじめ、保温性に優れたアンダーウエア が人気で、そうした事情も含め、結果としてコートの生地はより薄く軽くなり、丈も短くなり、 全体に軽快なイメージのデザインが市場において多くなっているということだと思います。 もしお住まいの地域がそれほどの寒さでなければ、日本式の防寒術を試されるのも一興 かとは思います。
お礼
詳しく教えていただいてありがとうございます。アメリカで買ったトレンチコート、確かに重かったです。木のコートハンガーが折れたことがありました。 自分の住んでいるところは川崎市で、寒さはそれほど厳しくありません。通勤途中で周りを見渡すと、寒がりなのは私だけのようで、中にはコートも着ていない人もいます。全身ヒートテックでワイシャツの上にセーターまで着ている私から見るとびっくり仰天です。 こんな私ですが、少しでも正統な着こなし方を身につけたいと思っています。そこでもうひとつ教えていただきたいのですが、雨の日にウールやカシミアのコートを着ていると、欧米の文化においては、奇異に写るものなのでしょうか。それとも大丈夫でしょうか。
お礼
親切丁寧に教えていただいてありがとうございます。私はまだまだ若輩者ですが紳士に少しでも近づけるように努力を続けていきたいと思います。