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BIツールの活用について
業務システムの帳票出力機能としてBIツールを使用するケースがあると思います。 【帳票作成プログラムを作りこんで帳票を出力すること】との比較として、 【帳票出力目的でBIツールを利用すること】のメリット・デメリットを教えて下さい。
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- Yupa3
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一応BI専門家を自称しているのでお答えさせてください。 メリット: ・帳票の変更・更新が容易。 ・複雑なアクセス権限の設定が可能 ・広く使われているツールの場合、開発会社がロックインされにくい。 デメリット: ・その帳票ツールの不得手な形式の帳票は出せない。 また、上記のような特徴から、運用コストが相対的に下げられることが特徴だと思います。 作りこみの場合、作った開発会社しか事実上メンテナンスできないロックイン状態が発生します。 その代わり、ツールの制約がないので技術的に不可能なことでなければ自由な形式で帳票出力できます。 #ただし、その開発会社がカバーできる技術範囲内。 具体的には使用するBIツールによっても違ってきます。
- veep2004
- ベストアンサー率20% (8/39)
結論から申し上げると、『作りこみ vs ツール』 の利用は、好き好きかと思います。 メンテナンスビリティ、ポータビリティ等の汎用性で、判断されることが多いかと思いますが、APIアレルギーがないか?、運用体力がどの程度準備できるか?ご予算?帳票の次の姿として上層部への報告や、横展開として利用者拡大があるかなどの細かな点数の積み上げて、どちらがよいかが決まってくるかと思います。 作りこみのメリット ・APIを基準に作れるため、結構な自由度が期待できる。 ・自分で手作業を負担する場合、開発費用を圧縮できる。 ・別システムの中に帳票エンジンとして組み込むことができる。 作りこみのデメリット (作りこみでも開発ツールを使う場合とそうでない場合で変わりますが) ・APIアレルギーの場合はそもそもアウト ・コーディングに伴う環境依存問題の発生のリスク(言語によりますが) ・画面の微細な変更などにも、コーディング処理が必要(好き好きですが) ・長期的な目で見ると意外と工数≒金が発生する (作りこみでも開発ツールを使う場合とそうでない場合で変わりますが) BIツールのメリット ・帳票の開発生産性。 ・マウスを使ったノンコード処理(≒結構誰でも作れる)=>利用部門などへの工数振替が期待できる。 ・非定形という名の手抜きができ(IT部門的には)、また利用部門では自分で出来るメリットが享受できる。 ・BIツールとして付加的についてくるの基本性能 >印刷、のちのバージョンアップ対応、PDFxls等への出力、スケジュールデータ更新、監査情報の取得、 >ライフサイクル管理、アクセスセキュリティ BIツールのデメリット ・意外と利用させるのに工数が発生したりする。 ・機能が多すぎる場合がある。 ・ライセンスと保守費用の問題。 ・選ぶ会社によっては当たり外れが大きい。 ・・・あたりでしょうか。 それから、分りませんが、詳しく業務要件、運用体力、ご予算感などを入れれば、適切な回答を得られるのではないでしょうか。BIツールの相場は、数千円のものから50万と多岐にわたります。またライセンス体系も、指名ユーザー、指名せず同時アクセス縛り、CPU課金、その両方を課金するもの、またデータ量で制限をかけるもの、などがあり、それ以外に サービス型で提供するものなどさまざまあります。
- IDii24
- ベストアンサー率24% (1597/6506)
帳票作成プログラムで作りこむ場合はプログラムの中に組み込むと云う事ですよね。その裏にはDWHもない。だから時間もかかるし、フォーマットが変わるといちいち作りこむ。 BIツールはその裏にあるDWHに価値があるんです。つまり、経営判断に必要な視点でキューブを作成する事に時間をかけるわけです。 つまり前者は業務にあわせたプログラミングが主であり、後者は経営視点に立った汎用キューブの計画が主なんです。それさえ出来ればあとは完成したも同然。 前者は定型帳票を出すのに向いている(請求書など)、後者は分析レポーティング(売り上げ分析、商品分布など)向き。 しかもBIはアクセス管理、ポータルなど経営者が喜びそうな機能を実現できる。だけど高額。