こんにちは。
質問者さまがお求めになっている内容から判断すれば デュナーミクなどが書き込まれていない,原典版が良いのではないかと思います。
校訂者の解釈で いろいろ余計なことが書き込まれていない楽譜という意味で 原典版=初版のものではありませんのでご注意くださいね。
原典版にもいろいろあり 私は主にヘンレ原典版を使用していますが 日本語訳されていませんので装飾音などの解説を参考にしたい時には 不便かもしれません。
また ペーレンライター ライセンス版はほとんど解説がないので こちらも不便かもしれません。
なので 原典版で信頼性が高く(と言ってもピアノ楽譜としてですが)解説も日本語訳されているウィーン原典版が一番使いやすいと思います。
但し このウィーン原典版は装飾音についてなど詳しい解説がない物(価格が少し安い)もあるようですので もし購入される時はご注意ください。
私はインヴェンションとシンフォニアを原典版,校訂版,解説書など10種類ほど所持していますが 運指は皆バラバラで特にこの楽譜の運指が弾きやすい…という物がなく 原典版を基本に曲によってあっちこっちの楽譜を参考にしています。
また 装飾音,フレーズなどに関しても版によっては解釈が古いものがあり バッハの研究は進歩していますので新しい校訂版や解説書が出ると 購入して参考にはします。
ただ 専門的に深く勉強されるのではない場合 いろいろな楽譜を見ると頭が混乱してしまいますので とりあえず原典版で勉強されて もし足りない部分を補いたい場合には校訂版を参考になさると良いと思います。
先ほども申し上げたように 有名な校訂版でも解釈が古いものもありますので 『バッハインヴェンションとシンフォニアの楽譜』のキーワードで検索すると 楽譜の選び方などのサイトがありますから 参考になさると良いかと思います。
ご参考まで♪