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T細胞性非ホジキンリンパ腫について知りたい
- T細胞性非ホジキンリンパ腫について知りたいです。
- 母はT細胞性非ホジキンリンパ腫のステージ3で治療中です。
- 抗癌剤治療や移植について具体的な情報が知りたいです。
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20代医師です。 珍しい病気でわからない事だらけで不安な心中お察しいたします。 私の拙い文章でよろしければどうぞ読んでみてください。 人間には体を守る細胞として白血球があります。 白血球はさらに顆粒球とリンパ球にわかれます。 リンパ球にはさらにTリンパ球、Bリンパ球の二種類のリンパ球があります。 これらの違いは割愛しますが、悪性リンパ腫とはリンパ球を作るリンパ節にできた腫瘍のことをいいます。 その悪性リンパ腫には大きく分けて二種類の癌があります。 それがホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫です。 非ホジキンリンパ腫は悪性リンパ腫の9割をしめます。 しかし、ほとんどの非ホジキンリンパ腫はBリンパ球を作る部分が癌化したB細胞性非ホジキンリンパ腫です。 したがって、Tリンパ球をつくる部分が癌化したT細胞性非ホジキンリンパ腫は非常に珍しいです。 では、そのT細胞性非ホジキンリンパ腫の治療についてですが、まず、放射線療法と化学療法を行います。 化学療法はCHOP療法といい、シクロフォスファミド、アドリアマイシン、ビンクリスチン、プレドニゾロンの4剤併用療法です。これを3~5回繰り返し投与します。 この治療が奏功しない場合は一部抗癌剤を変更してもう一度多剤化学療法を行います。 さらに、最終的には血のつながった兄弟から、骨髄移植を行います。 この治療を造血幹細胞移植療法といいます。 最後に、非ホジキンリンパ腫は異常細胞が検出されなくなる寛解状態に持っていくことが出来れば、予後は他の癌にくらべ比較的良好とされています。 お母様の治療がうまくいくといいですね。 出来る限り正確に書いたつもりですが、病気に対する理解が深まれば幸いです。
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- USB99
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T細胞性非ホジキンリンパ腫といっても、数が多いので何ともいえません。 九州ではごくありふれた成人T細胞白血病/リンパ腫(ATLL)などもこれに入ります。よって、ネットから得られる情報はありません。担当医からちゃんと話を聞いてください。
お礼
詳しくありがとうございます。 この返信で大分内容が理解できました。 担当医の方が母の治療に自信なさげで母は病院を移転するか迷っているのですが、移転した方がいいですよね… しかし移転先は有名な病院なので空き待ちで1ヶ月以上先らしいです。 この他にも様々なことを悩んでしまいます。 わざわざお返事ありがとうございました。