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検診時の聴診器のあてかた
先日、人間ドックに行きました。その中で医師による問診があり、聴診器でみてもらうのですが、その聴診器の当て方が、5か所ほどポンポンという感じで「触る」程度なのです。1か所にあてている時間は1秒もありません。 こんなやり方で、本当に異常があった場合にちゃんと見つけられるのでしょうか?
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6年間の医学部で医学の基本を勉強し国家試験を通った後で、内科の臨床医ならばほぼ毎日患者さんの心音を聞いています。10年.20年心音を聞き続けてそれで判らなければ臨床医を辞めた方が良いんじゃないでしょうか。 但し最初のトレーニングは非常に大切です。医師は自分一人の力では一人前になりません。指導医がいてこそ皆さん一人前の臨床医になっていくのです。 音大を卒業してその後10年以上ピアノを弾いている人に、「あの指の動きは本当はウソで、本当は後ろでテ-プを流しているんじゃないでしょうか?」とか、 コンピュータの初心者が、ブラインドタッチでキーボードをたたける人に向かって、「それって滅茶苦茶たたいているんじゃないんですか?」みたいな質問と同じですね(^^;) >心臓が1回拍動するかしないかのうちに聴診器は次の場所に移動してしまうのですが、それでもちゃんと心音は聞こえるものなのでしょうか? 私は2~3拍は聞きますが・・・
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- mutant
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>こんなやり方で、本当に異常があった場合にちゃんと見つけられるのでしょうか? トレーニングをされた医師ならば判ります。 この様な場合聞いているのは主に心音と心雑音ですが、これで何かおかしい音が聞こえれば少し時間をかけて聞きなおします。聴診器も裏表の両方を使いますね。 但し集団検診のような場合には、周りがうるさいとよく聞こえません。 #1さんの >今や聴診器は、医師のステータス的小道具ではあってもアクセサリーにすぎなくなったのではないかと思っています。 これは全くの間違いです。今でも患者さんから得られる情報手段で、聴診器は患者さんに何の苦痛も無く又検査料金も要らない大変重要な器具です。 心臓弁膜症や先天性心疾患の患者さんを診察した時に、聴診器による診察が無ければこれらの疾患を疑うことさえ相当困難(まず無理)です。
お礼
>トレーニングをされた医師ならば判ります。 ありがとうございます。この一言が聞きたかったというのが本音です。が、素朴な疑問が残ります。 >この様な場合聞いているのは主に心音と心雑音ですが ということですが、心臓が1回拍動するかしないかのうちに聴診器は次の場所に移動してしまうのですが、それでもちゃんと心音は聞こえるものなのでしょうか?
- mittwa
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私にも何回か経験があります。 医師ではありませんので、これは私の勝手な独断です。 聴診器という名称ですし、医師がそれを両耳にあてがっているところを見ますと、間違いなく何らかの音を探っているものと思われます。 あてがっている時間が、短いか永いか、それで適切な診断が可能か否か、当事者の医師の良心と判断にお任せするよりほかありません。 私の場合、次のようにこれもまた勝手に割り切って判断しています。 昔と違って各種の医療機器があり、呼吸気音は聴診器で聴かずともレントゲン写真で肺の状態は判断でき、心臓音を聴く事なくとも心電図ありということなのでしょう。 今や聴診器は、医師のステータス的小道具ではあってもアクセサリーにすぎなくなったのではないかと思っています。 以上これは私の場合でした。
お礼
そうですねぇ。まあたしかに聴診器の役割は小さくなっているのかもしれませんね。本当に病気になって医者に行くと、ちゃんと聴診器をあてて「息を吸ってください」とかなんとか言われて、ああちゃんと診てくれてるんだなと実感(?)できるんですが、検診の時にはいかにも「形だけ」という感じがしていやなものですね。(~_~)
お礼
何度も回答をいただきありがとうございます。しっかりとした診療をしておられる医師の方には不愉快な質問だったと思います。 しかし、 >私は2~3拍は聞きますが・・・ というのを読んで、やはりあの聴診器の当て方には疑問が残ってしまいました。