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悲劇のヒーローと鬱病

2003/08/19 05:06

友人に『俺、鬱で薬飲んでんだ』とか突然堂々とカミングアウトする人、妙に専門的心理学用語を駆使して自分の鬱をアピールしてくる人が、複数います。しかし、物事をいい加減にできる人ほど「疲れた」「ストレスで一杯」などの愚痴を頻繁にこぼし、生真面目・几帳面な人ほど言葉に出さず心の中にしまい込む。そして、ルーズでいいかげんな人ほど鬱病になる事ができない。という話を聞いた事があり、ホントの鬱病ってのは鬱をアピールする気力もないはずで、彼らの言動に疑問を抱いてしまいます。このような人達には鬱病であることが、ひとつのステータスになっている気がします。『この前リストカットしたら、親とか泣いてやがんの。あひゃひゃ』なんて言われた日には、どうしたら良いんでしょうか。悲劇のヒーローぶってるだけであれば、「病気のフリして同情買って、周囲に迷惑掛けてんじゃねぇ馬鹿野郎」と一喝してやりたい所ですが、本当に鬱病だった場合、本人にそんな事を言ったら酷い仕打ちですよね。そもそも、そんな鬱病があるんでしょうか？

ryn5iep
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医療
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remonpakira
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2003/08/19 15:47 回答No.3

本当は鬱病はとてもつらいものですが、、「仮性鬱病」というものがあります。精神科で鬱病として診断される人の4割がこれだと言われています。精神科のドクタ－も良くわからないので鬱病と診断されるケ－スがほとんどのようです。例えば「俺が鬱病でこんなに苦しんでいるのに！」と周りを（家族を）責める鬱病と診断されている方がいますが鬱病の場合あまり周りを責めることは本来はしませんので仮性鬱病の可能性が強いです。また「疾病利得」という言葉がありますノイロ－ゼの患者の半分がこうだと言われています。今日他人を傷つけてしまった事も、働くことができない事も、わがままな自分も全部、病気の性というのが疾病利得と呼ばれるものです。ノイロ－ゼの一部の人は病気から回復するのを拒んでいるといわれます。全部病気の性にできるので楽だから。鬱病もまた仮性鬱病も本人は本気で悩み苦しんでいます。疾病利得のおかげでようやく心のバランスを保っているのだなぁと温かい目で見てあげましょう。確かに回りにいるとイライラしますし、そもそも人類の三分の一の人は病院にいかないだけで一度は鬱病にかかっているのに、、、と思ってしまいますが、そこは大人になってがんばってください。余談鬱病にかかると、脳が変形をおこしますので死後その人が鬱病になったことがあるかがわかるそうです。その統計を取った研究者によると実に三人に一人は鬱病に罹患していたそうです。ストレス社会がんばっていきましょう

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noname#25358

2003/08/19 09:29 回答No.2

　自殺未遂症候群っていうんですが、要するにそういう神経障害なんです。　別に同情買って遊んでる訳じゃないんですよ……。　あくまで本人は本気で悩んでるんです。　ただ、今の世の中、神経症はまだまだ認知されていません。鬱で本気で悩んでるのに、周りが全然相手にしてくれない、となると、やっぱり病気であることをアピールするしかないわけですよ。　＃１の方もおっしゃってますが、躁鬱は、「躁」と「鬱」を交互に繰り返します。　「躁」のときは、人生すべてハッピーで行け行け押せ押せな気分になれますが、彼らは家に帰ると「どうしてあんなこと言ったんだろう」「生まれてすいません」くらい思って泣いてます。　ただ躁鬱を演じてるだけっぽい人も中にはいるかもしれませんが、そのほとんどは「この人は自分に対して本気になってくれない」と感じたときに、病気の自分を隠して「ただ演じてるだけっぽい演出」をしてしまうケースがほとんどです。　でなきゃ、現在進行形で治療中の病気のことなんか、開けっぴろげに話せませんって。 >親とか泣いてやがんの。あひゃひゃ　これは親が子供の悩みを理解しようとしなかったケースの典型的なものです。　子供が自殺未遂等をやりはじめて初めて自体に気づき、その時にはすでに子供自身（この場合は彼）は親を見限っていた、というパターンです。