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団地のケーブル契約でBSデジタルを見ることができるか?
- 団地全体でケーブル会社と契約して、月600円余計に払ってBSデジタルも見れるようにする案が管理組合から出され、住民投票が行われます。
- 団地内にはアナログのみのテレビを持つ家庭もありますが、STBをつけることによって、BSデジタルを見ることができるようになります。
- しかし、BSデジタルを見たくない家庭や地上デジタルで十分と考えている家庭でも、STBをつけて600円の追加料金を支払わなければなりません。
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はじめまして。 (1)CATVのケーブルはマンションのアンテナ部分に引き込まれ全戸に配信です。 この場合マンション全体を一戸とみなしての契約です。各戸個別の契約形式ではありません。 CATV会社には地上波の再送信は義務付けられています。これにはSTBの使用の是非は関係ありません。 STBを使用しなくても、つまりCATV会社と個別に契約せずともマンション全戸で地上デジタル放送だけは視聴可能です。 (2)STBの契約はTV1台づつです。 なので間違いでも騙しているわけでもありません。 その最低基本料金600円はおそらく管理費から徴収されることとなります。マンション全体を一戸とみなしても契約となりますので使用料は均等に全戸負担となります。STB導入は関係ありません。全戸負担です。 2台のTVで600円×2となるのは1台目分はSTBの設置の可否にかかわらす自動的に管理費から徴収。二台目以降は各戸で負担と言うことでしょう。 No.1の方も書かれていますが、1台600円で済むのは破格です。通常は最低ランクの契約でも月3500円から4000円となります。 古いマンションや団地の場合はデジタル放送に対応させる場合は大幅な改修が必要となる場合があります。 中には受信設備の大幅な劣化から、全面改修となる場合もあります。従来設備が使用不可で、別途コードを各戸に引きこむ必要性が生じる場合もあります。 そこまでの費用をかけても10年以内に一度はアンテナ交換も必要となります。その都度改修費が必要となります。 修繕積立金が潤沢ならば余裕もあるでしょうが、マンションや団地は古くなればなるほど当初の予想よりも余分に修繕費用が嵩みます。まして定期的に大幅な修繕も必要となります。 対してCATV会社との契約の場合は電波管理はCATV会社の責となります。アンテナ交換の負担もありません。何らかの受信トラブルが生じてもCATV会社が補修に当たります。 月600円の負担はマンション・団地全体の電波管理保守点検維持費だと思ってください。 STBを使用しなくてもおそらく600円は自動的に徴収されるので、1台だけはSTBを使用しても構わないかもしれません。 但し提供されるSTBは視聴重視で録画に関してはオプション扱いとなるので、STB経由のBSやデジタル、CSデジタルCHではHD(ハイビジョン)録画はできません。アナログAV出力端子経由でのSD(標準解像度)録画のみとなります。 オプションのHDD内蔵STBや、HDD・DVDレコーダー、HDD・BDレコーダー兼用のSTBを使用の場合はHDで記録が可能です。 またこれらオプションSTBは2機のCATVチューナーを内蔵しているので、1契約で2台分の役目を果たします。つまり2番組同時録画も可能となります。 もちろんオプションですので月々の負担は最低で1000円以上増えることとなります。 通常STB経由のBSデジタル、CSデジタルはトランスモジュレーション方式で配信されますので、従来のアンテナ線接続ではデジタル放送対応TVでもBSデジタル、CSデジタルは視聴はできません。視聴可能なのはパススルー方式の地上波デジタル放送のみです。
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- tama80ji
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No.2です。 当方の居住しているマンションもアナログ時代、アナログBS導入の際に協議の結果(BS対応にするとかなりの補修金額がかかることが判明)とCATV会社側の中古マンションへの実験的CATV導入のお陰で月額500円程度で今年の春までは視聴できました。 STBが必要ならば電話一本でSTB設置。負担も月額500円のままでした。 あくまでも特例扱いでの月500円全戸負担でした。 今年の春にCATV会社とマンション管理組合側で完全デジタル化移行のための協議が行われました。 当初は大幅な値上げがCATV側から要求されました。全戸+3000円ほどの増額です。 これには管理組合側も難色を示し、一時は地デジ用アンテナを建ててCATV会社との契約は終了との方向性となりました。 が、その後CATV会社側が態度を軟化し、STBを導入していない家庭は500円+500円の負担。これは管理費より徴収。後は個別契約で正規の金額(スタンダードコースならば月額3500円は各自支払うとの形で決着しました。 当方のマンションの場合は南西向きの家庭しかBSアンテナを設置出来ず、それは全戸の4分の1程度に限定されますし、地デジアンテナ設置の見積りでは単年度で70万以上かかることが判明し、しかもBSデジタルはパラボナアンテナを設置しても全戸に配信は不可能なことが判明したので、双方歩み寄りとなりました。 本来ならばCATV会社はデジタル化による設備投資の回収として、CATVのSTB導入しているしていないにかかわらず全戸に3500円の負担を求めていたようですが、当マンションが中古マンションや団地、アパートのCATV導入のモデルでもあったために、その点を考慮して譲歩した模様です。 もちろん加入者の減少は収入減にも繋がるので妥協したようです。 実はCATV業者にもデジタル化による全市のケーブルや増幅器などは全てデジタル対応に変更しなければならないので、すでに5年ほど前から先行工事が開始され、かなりの負担になっています。 本来ならばアナログからデジタルの契約に変更の場合でも一戸辺り工事費として1万から3万かかるのですが、マンション全体で1戸としての契約なのでその金額で3年前に当方のマンションはデジタル対応に変更となっています。 一戸建てとは異なり集合住宅の場合数カ所に増幅器も必要です。本来ならばその10倍以上はかかる工事費です。 今年の春までは暫定措置として従来の金額での契約続行だったとのことです。 アナログ放送終了とともに従来のアナログCATV再送信も完全に終了。従来VHF帯の設備も不要になる予定でした。 つまりVHF帯の設備維持費から解放されるはずでした。 が、この春に総務省通達でCATV会社に地デジ1CHから12CHまでは、VHF波に変換しての再送信も2015年まで継続することが要請されました。 ほとんどのCATV業者がこの要望に添いました(総務省管轄なので総務省の意向には逆らえない)。 その結果更に5年はVHF帯の設備は維持しなければならない必要性が生じ、さらに経費が嵩むこととなりました。 CATVも官ではないので収支の健全化は必要ですし、儲けなければなりません。当然先行設備投資費の回収も必要です。 その辺りの事情もあります。 地デジにかこつけてではなく、地デジ対応のために先行設備投資として市内各所の設備を変更した費用の回収のためです。 月額1200円。それでも格安だとは思います。かなりCATV会社が妥協(サービス)していると思われます。
お礼
良く解りました。有難うございます。
- yamato1957
- ベストアンサー率24% (2279/9313)
>技術的にできないのでしょうか。 技術的には出来ると思いますが、600円という低価格は「団地全体で加入する条件」での値段でしょう。普通は600円では無理でしょう。全員が加入するという条件で設置するのでしょう。 >2)2台TVがあったりすると600円*2=1200円 STBを設置するならTVの台数だけ契約が必要で、STBも台数分必要です。従って600円×台数の値段は正当だと思います。
お礼
良く解りました。有難うございます。
補足
STBをつけなければならないというのは、ケーブル会社の方から流す方式が現在と変わるということなのでしょうか。 アナログしか持っていない家庭のために方式が変わってその結果STBをつけるのか、BSデジタルのためにSTBをつけるのでしょうか。 現在、地上デジタルやBSアナログはSTBつけなくてみられているのでなぜという疑問がわきます。
お礼
良く解りました。有難うございます。
補足
ちょっと質問の仕方が悪かったので、補足説明をします。 従来は一世帯あたり月500円でアナログの地上、BS、デジタルの地上がみれました。(もちろん、最後の地上デジタルはデジタルTVのある人のみですが) 今回の管理組合の提案はこれに600円プラスして月1100円になります。 この結果、アナログTVを持っている人でもは地上デジタル、BSデジタルがみられます。 デジタルTVを持っているひとも同様です。アナログTVを持っている人は600円はらうことによってTVを買う必要がなくなるメリットがあります。デジタルTVを持っている人でBSも引き続きみたいというのであれば600円は、まあ我慢できるでしょう。しかしデジタルTVを持っていてもBSなど見ない人は600円の負担増になります。 ケーブル会社は地デジにかこつけて値上げしたと考えるのは間違いでしょうか。