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無線LANルータのアンテナの電波の飛ぶ方向
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- 黒田(@kuro-cyan)
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無線で送受信しようとすると、必ず「アンテナ」につなぐ必要が有ります。 (100V電源をアンテナにする場合は別) 無線LANのルーターでアンテナが見えるかどうかは、アンテナが外付けか、中に組み込まれているかの違いだけで、必ずアンテナは付いているはずです。 ・・・・・ アンテナの電波の伝わり方は、以下を参考にして下さい。 http://www.cisco.com/JP/support/public/ht/tac/102/1021099/omni-vs-direct-j.shtml アンテナには、無指向性アンテナと指向性アンテナが有ります。 電波の種類として、垂直波と水平波が有ります。 ・・・・・ 無指向性アンテナは、水平方向に同一に電波が伝わりますので、送信機と受信機の位置関係にはとらわれません。 指向性アンテナの場合は、指向性のある方向に強く電波が飛びますが、外れた方向にはほとんど電波が届きません。 大きなメリット・デメリットは、 「無指向性アンテナ」 メリット:全方向に電波が均一に飛ぶ デメリット:アンテナの利得が低い(電波が弱い) 「指向性アンテナ」 メリット:一方向に対して利得が高い(電波が強い) デメリット:2方向以上の無線機器間では、その都度方向を調整する必要がある。 ・・・・・ 垂直型のアンテナからは垂直波が、水平型のアンテナからは水平波が、それぞれ送受信できます。 垂直型のアンテナと水平型のアンテナ間では、電波の性質が違うので、効率よく送受信できません。 例えば、タクシー無線の様に車の屋根にあるアンテナは、垂直型です。 テレビアンテナの様な物は、水平型です。 しかし、家庭内LAN程度では、それほど神経質になる必要は無いと思います。 ・・・・・ 無線LANのルーターの様に、PCが何処にあってもつながるようにしたい場合は、無指向性アンテナの方がメリットはあります。 しかし、ルーターに対して、PCが何時も同じ方向にある場合は、指向性アンテナの方が、電波が強いのでつながり易いです。 ・・・・・ 普通の木造2階建て住宅程度なら、ほとんどのルーターで1階~2階をカバーできると思います。 木造でも3階建ての場合、2階にルーターを設置すれば、1階~3階をカバーできると思います。 RC住宅の場合は、壁で電波が弱められますので注意が必要ですが、つながりにくい時は、中継器を設置すればOKです。
- adbarg
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ここの水平方向、垂直方向の絵がわかりやすいかと http://buffalo.jp/products/catalog/network/wireless_option.html 殆どの無線LAN親機のアンテナは、無指向性です。