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不登校、勉強に対する適応障害の子供を持つ父親です。
不登校、勉強に対する適応障害の子供を持つ父親です。 中学2年になる子供ですが、去年の5月頃から学校を休みがちになり、6月から殆ど学校へ行けなくなってしまい、今に至ります。 去年の6月の時点で専門医に診断してもらい、結果は勉強に対しての適応障害と診断されました。 もっとも適応障害にさせてしまったのは、親の私たち夫婦です。 小学校の頃までは、普通に学校・進学塾・習いごとに行っていました。 勉強は得意な方ではありませんでしたが、塾の講師の方々の教え方が上手かったのか楽しんで通っていました。 しかし、中学に入ってからも本人の希望もあり塾と習いごとを続けさせ、ここから適応障害へ追い込んでしまいました。 部活を終えてから塾または習いごとのローテーションで、体も頭も休む間もなく、その後に学校の宿題と1日を終えて寝るのが深夜12時過ぎ。 こんな日々を中学に入ってから毎日ように送りさせ続けてしまい…。 自分の子供の気持ちを理解してあげられず、追い込んでしまったことに心の底から本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 いまも子供の心の中に「勉強イコール学校が自分をダメにした」という想いが強く、学校へ行こうとはしません。 ただ本心は友達と楽しく学校へ行きたい、部活には行きたいとの思いもあるようです。 私としては、勉強はともかく楽しく学校へ行けるようにしてあげたいのですが、うまく導くことができません。 アドバイスもしくは似たような経験をされた方、何卒よろしくお願いします。 ちなみに学校(主に勉強)に対する適応障害だけで、普通の生活に加えいまでも学校の友達と遊びます。
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- Habariyako
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アスペルガーの12歳の息子を持つ父親です。 一口に勉強に対する適応障害といってもいろいろあると思います。 というか、適応障害と言う定義はいまひとつはっきりしていないと思うのです。 アメリカで言われている適応障害のDSM-IVの判断基準は、簡単に言うと以下の通りです。 A はっきりと確認できるストレス因子に反応して、3 ヶ月以内に症状が出現する。 B 以下のどちらかで示されるほど重症である。 1 そのストレス因子からの予測をはるかに超えた苦痛 2 社会的または職業的(学業上の)機能の著しい障害 C 他の精神障害の基準を満たしていない。 D 症状は死別反応を示すものではない。 E そのストレス因子が終結すると、症状は6 ヶ月以上持続しない。 これでもはっきりとしないと思いますが、その主たる原因はストレスです。 息子さんの場合、残念ながらストレスの度合いが彼のキャパシティーを超えてしまったようです。 しかし、基本的には前向きに学ぼうとする意欲はあり、学校で友人と楽しい時間を過したいと思ったり、部活も参加したいと思っているわけですから、この問題を克服する希望は大いに持てると思います。 まず、息子さんに、「自分はだめになんかなっていない」と思わせる必要があると思います。 なぜ駄目になったの思うのか、どうして問題を克服できないと思うのか、聞かれてみたらいかがでしょうか。 ただ、いっぺんに全ての解答を見つけようとされないほうがいいと思います。 それが新たなストレスになる可能性があるからです。 あくまで、もつれた(それも、ひどくもつれた)糸を一本一本丁寧に解きほぐすように、本人に納得させながら、息子さん自身が自分の問題に対して解答を出していく必要があると思います。 これは非常に時間のかかるプロセスで、息子さんにも、そしてご両親にも大変な根気が必要です。 しかし、いったん適応障害を起こしてしまったら、このステップは避けて通れないのではないでしょうか。 今は目先の学業の成果は考えずに、あくまで長期的なプランに基づいて少しずつ改善されるよう心がけたら良いのではないかと思います。 私達も、アスペルガーの息子の能力がどこにあるのか、どうしたら本人に負担をかけずにその可能性を最大限に伸ばせるのかを考えてこの数年を過してきました。 まだ明らかな出口は見つかっていません。 でも、私達は自分達のできる精一杯の事を彼にしてあげるつもりです。 どんなに時間がかかっても。 いろいろ大変な事もあるでしょうけれど、根気良く努力すれば必ず良い結果が生まれると信じています。 頑張ってくださいね。
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お礼
ご回答のほど、誠にありがとうございます。 心から感謝しております。 適応障害とひと言でいっても、いろいろありますよね。 私の説明不足です。 初めてカウンセリングを受けたときに専門医から「新しい環境(中学での生活)に適応できていない障害です」と診断されました。 でも、No1さんが仰っているようにいろんなものが重くのしかかりキャパシティーを超えてしまったという方が正しいです。 いまのところ、子供にとっての最善方法を思案中です。 答えはスグに出せそうにありませんが、目先の学業の成果を考えず長期プランで少しずつ改善するよう心がけていきたいと思っております。 いまよりも、これからの人生は長いですからね。 この度は、誠にありがとうございました。 <追伸> No1さんのご家族の皆様。 これからも素晴らしい人生でありますように。
補足
質問をしている私自身がうまく説明ができず申し訳ありません。 うちの子は、全てにおいて認められたいという気持ちが強く、簡単に音を上げる性格でありませんでした。 そんな性格を知りながら、なんでも頑張らせてしまったことを後悔しております。 子供にとって一番の最善は、部活へ行くことです。 本人も学校へ行けなくなり始めた当初から部活だけは行きたいと。 ただ、ここには問題があります。 部活の顧問の先生から参加する条件として、学校で与えられた宿題などの提出物を出さなければ参加がすることができないなど、その他にもいろいろ制約があり部活へ行くことができません。 私としては、まず部活に戻ってから徐々に自信を取り戻させたいと思っているのですが、学校側は毎日休まず通うことと提出物を出すことが優先だと言われ、いま子供のネックであるものを先にクリアしてからでなければ部活に行きたくても行けないという事情があります。 別に学校での部活だけにとらわれず、クラブなど他の所で参加する方法もありますが、本人はいまの部活の仲間と一緒にやりたいという気持ちが強いです。 これが子供の希望なので、なんとかしてあげたい気持ちはありますが…。 上記の事柄からなかなか前に進むことができません。 ひと昔では考えられないことですが、いまは「ゆとりのない教育方針」のようで、まずは勉強が優先です。 正直、私自身は勉強が嫌いで、中学生の頃は宿題なんか殆どやらずに部活へ行っていました。 もっとも、いまの子たちより宿題が相当なぐらい少なかったにもかかわらず…ですが。 ただ、現在の教育方針がこうなっている以上、部活へ行くためには学校側に合わせるしか方法がありません。 最初の質問で昨年から殆ど学校へ行っていませんと書いてしまいましたが、一度は2年生に進級した4月~7月頃まで休みがちになりながらも行っていました。 もちろん、部活に行きたいという強い想いからで、本人は相当なぐらい頑張っていました。 でも、本人の想いとは裏腹に、学校側は継続して毎日通えるよう「明日は休まないように」と帰り間際に毎回言われ…。 結局、心の中が押しつぶされてしまい、以降また行けなくなりました。 現在の教育方針を覆すことはできませんし、それはそれで受け止めております。 繰り返しになってしまいますが、本人の中では純粋に部活をやりたかったのです。 そんな気持ちをよそに、非常に多くのものを抱えさせ追い込んでしまったのは親の私たち。 こうなってしまう前に子供が持っている能力や気持ちに早く気付いて負担を減してあげていればと日々後悔しております。 そうしていれば適応障害にかからず、現在の教育方針でも馴染めたはずだと。