学士編入や、3年次編入・2年次編入などがありますね。
☆編入を募集している大学は、以下の2タイプに分かれます。
a)編入試験の受験者は、同系列の学科の者に限る。
(例)短大の食物栄養学科から、大学の食物健康学科へ編入。
(例)専門学校の看護学科から、大学の看護学科へ編入。
b)以前の学校の学科に関係なく、全ての編入希望者の受験を許可する。
(例)専門学校の機械工学科から、大学の経済学科へ編入。
(例)短大の日本文化学科から、大学の被服デザイン学科へ編入。
(例)A大学の英米文学科から、B大学の心理学科へ編入。
熱心に編入試験の対策勉強をして、
希望の大学へ願書も提出して準備OKと思ったが、
希望の大学がaタイプの学校であったため、はじかれてしまい、受験出来なかった・・・
・・・となってしまうと悲惨ですね。
また、
a)編入合格者は、以前の学校での学科に関係なく、全員、3年次への編入とする。
b)編入合格者のうち、
・同系列の学科からの編入者は、3年次への編入とする。
・他の学科からの編入者は、2年次への編入とする。
・・・という風に、細かい点も、大学によって異なる場合があります。
☆単位の認定について
(例1)短大の食物栄養学科から、四大の食物健康学科に編入(同系列の学科への編入)
→短大で修得した「基礎栄養学」「臨床栄養学」「給食計画実務論」「食品分析実験」の単位は、
四大にも、同じ科目が全てあるので、どれも単位が認められる。
※専門科目に似た内容の科目が多いので、一般教養科目はもちろん、専門科目も合わせて、50~70単位程度が認められる。
(例2)短大の食物栄養学科から、四大の社会福祉学科に編入(他学科への編入)
→短大で修得した「基礎栄養学」「臨床栄養学」「給食計画実務論」「食品分析実験」の単位を、四大の「社会保障論」「公的扶助論」「地域福祉論」「社会福祉援助技術演習」の単位にするというのは、
内容が違いすぎるので認められない。
※専門科目に似た内容の科目がほとんどないので、一般教養科目に中心に30単位程度しか認められない。
・・・単位認定は、学部・学科によるところが大きいでしょうね。
※受験制限や単位認定のことなど、
もっと詳しいことは、編入希望の大学へ、電話をかけてきいてみる
というのが一番確実です。
お礼
とても詳しく学士編入・2、3年次編入について説明してくださり、またこれほど丁寧にご回答してくださることに頭が上がりません。本当にありがとうございます。 志望している大学が、aタイプかbタイプのどちらの編入を募集しているのか、編入年次はいつになるのか、現在の大学の単位認定が行われるのは可能なのかをきちんと調べたいと思います。 これほどまでに丁寧な回答をしてくださり本当にありがとうございました。だれそれとも知らない相手にこんなに親切にしていただいて感謝しても感謝しきれません。本当にありがとうございました。