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シャンブレーのシャツはなぜマリンスタイルで着たりするのか?
シャンブレーのシャツはなぜマリンスタイルで着たりするのか? シャンブレーのシャツを、 中にボーダーのTシャツなんかを合わせたりして、 マリンスタイルっぽく着たりするのが定番ですが、 なぜその様な着方をするのでしょうか? 何からの引用なのでしょうか? 有名な映画で、俳優・女優がその様な着こなしをしていたから? シャンブレーは乾きやすかったりして、機能的な理由から?
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シャンブレーのシャツは米国を始めとする欧米の海軍において近代以降、 艦船の甲板で作業する水兵に支給されたのです。(特に第二次大戦時に 大量に支給されました。) スティーブ・マックイーンの映画”砲艦サンパブロ”(1966年)は 1926年頃の中国が舞台の映画ですが、この映画を見るとその辺の事情が 良く理解出来るかもしれません。当時の写真を見るとシャンブレーシャツ が文字通り甲板上の作業着で、シャツの上にCPOシャツ(C3POではない・笑) を重ね着したり、ピーコートを羽織ったりしてました。 ボーダーシャツについてはスペイン・バスク地方の猟師が400年くらい前 から着ていた物が有名で、その後フランス海軍がセント・ジェームス社を はじめ数社に納品させたり等など、海軍さんは世界を旅しますから、時間が 経つにつれて自然と欧米の港町において 両者を組み合わせる着こなしが 広まっていったものと考えられます。坂本龍馬ではないですが、海は世界に 繋がってますからね。 最近のアメリカ映画”アナポリス”でも制服としてのシャンブレーシャツ が御覧になれます。
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- Aoki Ken(@kenaoki)
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セーラー服にスカーフ状の布がついていますが、実際水に濡れたり 汗をかいたりした時にも役に立つわけです。このような本質に基づいた ものは海軍、猟師、ヨットマンなど海の男達に共通したものですが、 海軍には着る物に厳密な決まりもありますので、バンダナをすることは 出来ませんが、ヨットマンや猟師なら自由です。 バンダナはヒンディー語にその名のルーツがあると言われてますが、 綿100%で使い勝手の良い大判のスカーフであり、アメリカのヨットマン や海の男達によってその便利さから使われるようになり、欧州のヨットマン や猟師にも取り入れられ次第に広まって行きました。 マリーンのアイテムはネイビーやブルー系、オフホワイトなどの色柄 が多いものですが、その中で首元に赤系のバンダナを巻くのはコーディネート の良いアクセントになると思います。まあ、日本の手ぬぐいと基本的には 同じ目的なんですけどね。
お礼
参考になりました。 自分でもネットで調べたりしていたのですが、 なかなかその答えにたどり着くことができませんでした。 (WIKI等にも記載されてませんでしたし) なので、質問してもあまり期待していなかったのですが、 完璧なお答えに感心致しました。 ありがとうございます。 最後に1点だけ質問してもよろしいでしょうか? よくシャンブレーのシャツに首元に赤いバンダナなんか巻いたりしますが、 あのような着こなしの原形は何なのでしょうか? カウボーイ? それとも、やはり海軍関係でしょうか?