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検察について質問です。

検察について質問です。 (1)検察はなぜ必要なのですか? 検察が行っている事を警察が一括して行えば、刑事裁判の時間短縮になりますし、トラブルが少なくなる(別機関を介さなくなるので)と思うのですが・・・テレビのニュースで「警察が被疑者の身柄を検察に送り・・」と聞くとまどろっこしいなといつも思います。 (2)検察を子供(10歳代)に分かるように説明すると、どういう説明になりますか? 無知な質問ではありますが、ご回答をお願い致します。

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回答No.2

(1)警察は幅広く治安を取り締まるために数多くの人員が必要です。 そのため、それなりの法知識を持つ人をたくさん採用しています。 検察は裁判に限定した職務のため、数は必要ありませんがかなりの法知識が必要です。 そのため、司法試験合格者に限られています。 (2)要するに、検察は警察側の弁護士なんです。 警察が自分の法知識でいろいろ調べて証拠を集めて、 検察に持って行って「これで有罪に出来そうですか?」って聞くわけです。 一般人でもいろいろ証拠を集めて、 弁護士にそれを持って行って「これで勝訴出来そうですか?」って聞くことはありますよね。 自分で出来るなら自分でやったほうが早いけど、 訴訟手続きを全部出来るサラリーマンなんてそういませんよね。 警察も他にたくさん仕事があるからそこまでのことは出来ません。 だから検察に判断して貰うのです。

mx5gg
質問者

お礼

ありがとうございました。大変よく分かりました。検察は警察側の弁護人ということですが、確かに押尾学の事件やサスペンスドラマなどで、裁判所で検察と弁護人が、対決しているのでこの説明にはピンと来ましたね。

その他の回答 (3)

  • atpapa
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回答No.4

前の回答では、裁判官と検察官の仕事が同じように思われるかもしれませんね。 補足として、刑事事件は、被疑者を拘束し、自由を奪うために、検察官が法律の専門家として、警察の証拠で裁判をして、有罪の判決を得ることができるか判断をしたのちに、犯罪の程度により起訴・不起訴の処分をします。 検察官が起訴し、裁判官が証拠不十分で無罪の判決を言い渡した場合、冤罪事件として、大変なことになります。 刑事事件は、人を拘束し、自由を奪うことになるので十分に検討することが、求められると思います。

mx5gg
質問者

お礼

ありがとうございました。詳細に説明して頂いて、深く理解することができました。私は、ある試験のため刑法を勉強していく身なんで、とても勉強になりました。

  • atpapa
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回答No.3

刑事訴訟法第247条により、刑事公訴(起訴)は、検察官しか行うことができません。 (国会で立法された法律です)。 警察官は、都道府県の公務員であり、検察官・裁判官は、国の特別公務員です。 警察官が犯罪として捜査し、書類を検察庁に送っても、検察官が不起訴処分をすれば、刑事裁判は行われません。 検察官の処分が不当であれば、検察審査会へ不服申し立てをすることになります。 検察を子供に説明するには、「警察官は犯罪を取り締まる人、検察官は、犯罪の程度を判断し、罰するか、罰しないかを判断する人」ですかね?

回答No.1

最近はそういう論評をする人も増えていますね。 ただ警察でははじめからその辺の知識を持つ人を育てないと一介の警察官では裁判に手馴れていないのです、其れは刑法と刑事訴訟法の二つがあるからで裁判に持っていくには刑事訴訟法を知っていないと苦しいのです。

mx5gg
質問者

お礼

ありがとうございました。法律上は無理ですが、警察内部で新たに検察部門的なものを作り、検察資格を有する者を採用したらどうなんでしょうか。