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重量鉄骨の床の造りについての質問です。
重量鉄骨の床の造りについての質問です。 現在RC造りのマンションに住んでいます。 この度引越をすることになり、いろいろな物件を見ていたところ、新築で設備も良い駅近の物件を見つけ気に入ったので仮申込を行いました。 物件は3階建で、2階の部屋です。 1フロアに3世帯入居可能で、私の申し込みした部屋は隣が階段の角部屋です(通路を挟んだ向かい側に2世帯が入居します) ただ、重量鉄骨造りということで音漏れがどうなのかと気になっています。 不動産屋さんに聞いたところ、新築だしそんなに気にするほどの音漏れはしないと言っていたのですがやはり不安です……。 今回は両隣に部屋がないので、上下の音がどれほど漏れるのか気になります。 (新築のため当然まだ人が住んでいなく、生活音がどれほど響くのかは内見をしてもわかりません) ですので、不動産屋さんに頼んで今回の物件の構造について調べてもらったところ、以下の回答が得られました。 床構造:100mm厚のALC床パネル(重量鉄骨の床梁と一体型コンクリート床) 空気伝達音:D-45等級 床衝撃音レベル:Lh-80 重量床衝撃音:Lh-65等級 軽量床衝撃音:Ll-80等級 正直、私は建築の知識が全くないため、これが良いのか悪いのかがわかりません……。 (100mmとあるので、ぶ厚そうだし、それなりの遮音性は期待できるのかな…と勝手に解釈しているのですが…) この床の場合の遮音性が良いか悪いかのアドバイスをお願いできないでしょうか? ちなみに建物はパナホームさんのソルビオス・シリーズというものです。 どうかよろしくお願いいたします。
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- kei1966
- ベストアンサー率46% (1033/2245)
前にも回答しましたが、砕いた回答過ぎてご納得されていないようですね。 でも、一応一級建築士です。わかりやすく書いたつもりだったんですが・・・失礼しました。 重量鉄骨ではRCに比べると防音に関してはあまり良くありません。 木造のアパートの壁とそう変わらないからです。しかし、今回隣接住居がないということはかなり有利ですよね。しかし、床に法規制はありません。しかも、数値的には65~80はかなりひどい方です。 かつてバブル時代で品質を求められた時代に賃貸の木造でもハウスメーカーではL55を目指したものですが、最近はコスト優先事業計画優先なのだろうと思います。 その点構造厚みだけで音に対しても気密性と防音性がやや高いRCは有利なんです。もちろんRCでもワンルームの時は片方の壁はRCでないことがほとんどなのでその壁に関してはやや不利ですし、床仕上げも天井仕上げもほとんどなく二重床や天井になっていないRCでは軽衝撃音等は最悪に伝わる可能性があるので全てのRCがとは言えません。 しかし、数値と構造からすれば一般的に今回の建物は音漏れというのが声であれば優良物件だが生活音や床を伝わるスピーカー音では非常に不快になる可能性があります。
- Hiyuki
- ベストアンサー率36% (2604/7183)
http://www.ado-acoustic.com/mansion-bouonkouji.html ここを見てもらえばある程度わかると思うんですが、防音性という意味では良くないです。 ざっくり言えば、 空気伝達音は数値が小さいほどうるさく、衝撃音は大きいほどうるさくなります。 つまり、その物件の遮音性は低いということです。防音性を重視されるのであれば、少し考えたほうがいいかもしれません。 ちなみにですが、物体は密度が高いほど音をよく伝えます。特に衝撃音を伝えやすいので、コンクリートの場合は防音はあくまで吸音材などによります。
お礼
やっぱり遮音性が良くないですか……。 コンクリートの場合でも吸音材が良くないと音が響くということを初めて知りました。 どうもありがとうございます!
お礼
二度もの回答ありがとうございます。 また、とても細かく説明してくださって本当にありがとうございます。 (納得していなかったわけではなく、皆様のいろんな意見を聞きたいな…と思ってこちらに質問させていただきました。) 今週末にやっと建物が完成するので、2人で見に行き、実際に上下の音がどれほど響くか確認してこようと思います。 立地も間取りも申し分ないものなので、そこで音の響きを体感して、キャンセルするか本契約するか熟考してみようと思います。