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中国船長逮捕の損得
中国船長逮捕の損得 尖閣諸島付近、毎日沢山の中国の漁船を追い払っていると言われている現状で、なぜあの船だけ、停船させたくて、最終的に衝突までさせたでしょうか。 尖閣諸島に領土問題がないと主張している日本は、あえて逮捕という明らか相手を刺激する手段を取って、尖閣諸島に「領土問題があり」と世界中に知らせること、得するのが中国でしょうが、そこまでする必要はなんでしょうか。 逮捕してから、粛々と国内法のもとで処理するのもいいんです(逆にそうしないとまたおおかしくなる)が、なぜ、拘置延長やら、時間を伸ばす必要があるのでしょうか。結論は見えてるのに、有罪、罰金刑ですむ、または執行猶予つき、強制海外退去処分でしょうが。早く判決を下せば、船長が中国に戻り、中国は「外交勝利だ」と言い、事態は早く収束に向かえるのに。 なので、今回の船長逮捕、拘置延長は、目的はなんでしょうか。 日本の国益にメリットはあるのでしょうか。
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- hekiyu
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中国の漁船には前科がある。 (1)2009年 3月 米国艦の進路に、材木を投げ込んだ。 (2)1978年 日中平和条約締結時、日本が尖閣諸島を 日本領土であることを書き込ませようとしたところ、 突如漁船100隻が尖閣諸島付近に出現。 鄧小平は、こんなことは二度と起こさない誓い、 尖閣諸島問題を事実上棚上げにした。 本当に、ただの漁船だったのか、疑問ですな。
- mk57pvls
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こんにちは、お礼ありがとうございました > ビデオを是非公開してほしいですね。それならば、衝突は > 「進路を塞いだ」あとの話なのか、それとも前の話なのかは > 明らかになります。 そうですね、私もいろいろな意味でビデオの公開は必要だと 思っています。 あと"衝突"についてですが、巡視船が針路を塞ごうが塞ぐまい が、事実として起こってしまっていることですので、すみやか に停船し、安全の確認、確保に努めなければなりません。 これは海上を航行する全ての船に当てはまる"ルール"です。 > ちっぽけな漁船をわざと大きな巡視船にぶつかることは船長 > の刑事責任能力を先に疑いたいです。 はい、その点(特に2回目の衝突)に関して船長さんは最後まで 「ワザとではない」と主張していたようですね。 公務執行妨害罪の成立要件として その(妨害)行為が"故意で ある"事が認定されなければならないのですが、本人が否定して いる為に、海保には他の客観的な証拠を示す必要(挙証責任)が ありました。 そこで、一部始終を記録していたビデオと巡視船の保安官の証言 等々を検察官(那覇地検)に提出したのですが、中身をじっくり と検証し、船長も含めた全員の証言と ひとつひとつ付き合わせる 事が(多分)えらく膨大な作業で、かつ"慎重な判断"が求められ たために、途中で拘留期間の延長を申請したのであろう、と思い ます。 最終的に"処分保留"という決定が下されましたが、これは日本の 刑事訴訟手続き上は「起訴する(つまり裁判にかける)ことは 出来るが、今の証拠だけでは罪を問うのは不十分、よって一時 保留にする(もしも将来的に新たな証拠なりが出てきたら、 正式に起訴することもあり得る)」という意味を持つものです。 なので"疑わしきは被告人の利益に"の原則に則って釈放となった だけで、船長さんは 決して「真っ白」という判断では有りません > 「刑事事件」とかたつけたいですが、とくに「外交問題」に > なっちゃいました。問題はそこです、なぜそれが「外交問題」 > になることを承知の上で、そうしたか。 > (「外交問題」になることを予測できなかったは多分ないで > しょう、ないと信じたいです) > このような事態は長引くほど、「尖閣諸島に領土問題あり」 > と世界に印象付けます。それは日本としては望んでいること > ではないでしょう。 いやいや外交問題化しようとしたのは、むしろ"国を挙げて大騒 ぎした"中国の方ですよね? 我が国は最初から「これは国内でおこった事件です」という事で 対処していたと思います。 先日放送されたあるニュース(TV)の街頭インタビューでも 「今回の事件をあなたは怒っていますか? それとも冷静ですか?」 という質問を、街ゆく日本人、中国人、の双方にアンケートを とっていたのですが、中国の人はほぼ9割が「怒っている」にマル を付けたのに、日本人は(怒っているが)3割もいない、6割が 冷静の方にマルを付けていました(どっちでもない って人が1割 くらいいましたが:笑) 自分の(会社の)周りにも 何人も中国人社員が働いていますが、 事件が起こってからのこの2週間あまりの間、怒り狂う日本人も もちろん無く、な~~んの変化もありません、仲良く仕事して まーす。(^^ゞ
- mk57pvls
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こんにちは > なぜあの船だけ停船させたくて、最終的に衝突までさせたでしょうか。 あの船(漁船"ミンシンリョウ5179号")が"許可無く我が国の領海内で 操業"していたので、巡視船は「最初は"領海外に退去するよう"警告」 を出しました。 ところがなかなか言うことをきかず、ようやく動き出したと思ったら 去り際に"巡視船に衝突"したのにもかかわらず"そのまま逃げ出しまし た" 衝突事故が起こりましたので、当然海保は"停船"を命じたのですが、 漁船は従わず、40分も"領海内を逃げ回り"、挙げ句の果てに追跡中の 別の巡視船にも"ワザと"ぶつける事をしました。 それでも全然停船しなかったため他の巡視船も応援に加わり、針路を 塞ぎ、放水をし、漁船のスピードが落ちたところで巡視船が強行接舷 をし、保安官6名が漁船に移乗して、「ようやく停船」しました 以上が経緯です。 (海保は、その様子を最初から最後までビデオ録画しているそうです) 従って、領海を侵犯し、そこで違法な操業を行い、退去警告に速やか に従わず、2度にわたり船を衝突させ(しかもそのうち1回は ワザと ?)、度重なる停船命令を無視し、逃走し続けた という「悪質な行為」があったために強制的な処分をとりました。 最初の衝突時に「いや、すまん、ワザとじゃないんだ」と船長さんが 謝っていれば、もしかしたら注意だけで済んでいたかもしれません 非常に残念です。 > あえて逮捕という明らか相手を刺激する手段を取って だいぶ誤解されているようなのですが、我が国は「法治国家」です ので、明らかに違法行為が行われているのに"無視"することは出来 ません。"相手を刺激・・・"ということは関係ないです。 > 拘置延長やら、時間を伸ばす必要があるのでしょうか。 これは個々の事案によって裁判所が判断することですので、断定は 出来ませんが、 一般に拘留期間が延長される場合は、被疑者が取調べに協力しなか ったり、供述がおかしかったり(二転三転したり)、する時で、 このままでは きちんとした捜査、審理が出来ず、その結果被疑者が 不当な処分を受けてしまわないようにする為の措置です。 決して嫌がらせの為に拘留を延長しているワケではありません。 > 中国は「外交勝利だ」と言い、事態は早く収束に向かえるのに。 > なので、今回の船長逮捕、拘置延長は、目的はなんでしょうか。 > 日本の国益にメリットはあるのでしょうか。 すみません、なんか誤解されているようなのですが、本事案が我が 国にとっては 基本的に「外交問題」ではありません。 国内で起こった「刑事事件」です。 本件にかかわった海保の保安官も、メリット・デメリットではなく、 すべて「法」に基づいて対処しております。 余談ですが・・・ 外国人の犯罪の場合、逮捕と同時に 被疑者の国籍の該当国の大使館 領事館、に通知が自動的に行きますので、弁護人をつける(接見し て勇気付ける、差し入れをする)ことが出来るはずなのですが、今回 中国は何もしていなみたいですね。 中国からしてみたら、船長さんは もうどうでもいいのでしょうかね?
- ymt3
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>この船だけは逃げさせないのはなぜでしょう。 ぶつかってきたから
お礼
ご回答ありがとうございます。 避けられなかったかな。避けようとしたかな。 漁船は逃げるに必死だと思いますけど。
- ymt3
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あの船だけ逃げ損なって、それでぶつかってきたんです。 衝突を望んでしてもらったんじゃないです。故意にぶつけてきたから逮捕したんです。 あなたの家に知らない人が入ってきて、逮捕判決罰金釈放で済ませられますか? 何か悪さしてないか調べて、個人がやったのか誰かに指図されてやったのか調べて、壊された家具の賠償方法聞いて、賠償してもらって、それで判決だして釈放するでしょ?
お礼
回答ありがとうございます。 そうです。「逃げ損」の解釈は一番妥当です。漁船は逃げようとしたのです。海保は毎日大勢の漁船を逃げさせているのですが、この船だけは逃げさせないのはなぜでしょう。
- ponman
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無理を通して道理が引っ込む方がよほど国益を損ないますが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 毎日が行っていることと同じ、「粛々」と追い払えばよかったじゃなの との質問です。
- Mokuzo100nenn
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警察行為、および海上保安行為の現場は政治的な損得勘定ではなく、法令順守で動いていると思いますよ。 日本は三権分立の近代国家で、中国が一党独裁の江戸幕府の様な国家体制なのですから、アプローチ方法の違いはどうしようもない。 日本は法治国家であることを身をもって世界に示すため、超法規的措置などというめちゃくちゃが起きないことを願っています。
お礼
三権分立で政府は司法の判断を見守るしかないですね。日本政府は事件後の対応は非がないと思います。問題は海保の判断、なぜ大勢の漁船を追い払っているいるのに、あの逃げようとしる船だけに、停船させようとするだけです。それに、なぜ事件解決を長引かせるのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ビデオを是非公開してほしいですね。それならば、衝突は「進路を塞いだ」あとの話なのか、それとも前の話なのかは明らかになります。ちっぽけな漁船をわざと大きな巡視船にぶつかることは船長の刑事責任能力を先に疑いたいです。 「刑事事件」とかたつけたいですが、とくに「外交問題」になっちゃいました。 問題はそこです、なぜそれが「外交問題」になることを承知の上で、そうしたか。 (「外交問題」になることを予測できなかったは多分ないでしょう、ないと信じたいです) このような事態は長引くほど、「尖閣諸島に領土問題あり」と世界に印象付けます。 それは日本としては望んでいることではないでしょう。 だから理解できないです。