クワガタ育成用の菌糸ビンについて

質問

クワガタ育成用の菌糸ビンについて
オオクワの幼虫を飼っています。
ペットショップで使用済みの中古のビンを買って別に菌糸を買いました。
ペットショップのオーナーからビンは殺菌してから菌糸を詰めるように薦められていたのですがうっかり
そのまま菌糸を詰めてしまいました。ビンに残っていた雑菌が気になるのですが、もう詰めて３日ほどたち、ビンの内側が白くなりはじめました。このまま４日ぐらいおいて幼虫を投入しても問題はないでしょうか？高いリスクがともなうでしょうか？それなりに質のよい菌糸を詰めてしまったので捨てたくはないのですが・・・

回答No.2

TAC-TAB · ベストアンサー

あわてることはありません。
10～14日間ほど様子を見て、均一に菌糸が回り、きれいな霜降り状態になり、さらにびんの内側全体が真っ白に近い状態になれば安心して使えます。
雑菌が繁殖していなくても、十分に菌糸が再生しないと使えません。
菌糸が再生中で勢いがありすぎるとビンの内部が発熱したり、有害ガスが発生したりします。このときに幼虫を投入すると、クモの巣にかかった蝶のように菌糸にまかれたり発生している有害ガスで中毒死します。
必ず全体に真っ白になって状態が落ち着いてから幼虫を投入してください。

雑菌といっても現実にはカビに一番難儀します。アオカビがその最たるものですが、少しビンの内側に出てきても、菌糸の勢いが強ければ、カビが封じ込められてしまい広がることはありません。オガの詰め込みが甘かったりビンとオガの間に隙間があるとアオカビは見る見る広がって行きますので、そのビンは使えません。
カビは基本が好気性なので、堅詰めしてあれば発生しにくく増殖しません。
ビンに菌糸を詰めたら、5～7日間は口を上にして二酸化炭素を抜き、そこで天地を逆にして5～7日間置いてアンモニア系のガスを落とします。
このようにすると、有害ガスが抜けると共に、菌糸の回りも均等になります。
幼虫を投入したら、さらに一週間はティッシュと輪ゴムでフタをして通気性を良くし、有害ガスが溜まらないようにし、幼虫が無事潜って行き再び表面にでてくることがないかを観察して、落ち着いているようならフタをしてください。

お礼

ありがとうございました。安心して菌糸ビンをつかうことができました。

回答No.3

koredewa

確かに怖いですね・・雑菌(青カビ)。
雑菌(青カビ)のリスクについて
ある程度、
検索すれば判るでしょうから詳細については、ここに書き込む必要はないと思いますが・・・

そのペットショップでも、多分「軽く」洗う程度でしょうから・・
ご自分で詰める前は「必ず」洗浄、殺菌は行う癖を付けた方が良いですね。

詰めてからでは、もう遅いです・・・
まぁ・・
雑菌(青カビ)の量より菌糸の量の方が圧倒的に多いので、
ご承知のように最初は菌糸がきれいに回るでしょうが、
菌糸が弱ると雑菌(青カビ)が出る場合もあるかも・・
なので・・後は菌糸の強さに賭けるしかないですね。
(私は、一度も青カビが出た事はないです。)

菌糸ビンについて、
通常「3ヶ月」位で交換と言われていますが、幼虫による菌糸の食いによって、
又は「暴れ」によるもの等で、1～2ヶ月以内で交換になる場合があります。

あまり、深くお考えのないように・・・

雑菌(青カビ)が酷くなる前に、新しい「菌糸ビン」を用意して早めに交換で良いと思います。

それから・・
雑菌(青カビ)とは全く関係ないですが・・
下記のような実験をされている方が居られます。

ドルクスデザイン / 酸素
http://aqa.web.infoseek.co.jp/drcs/page272.html

空ビンに「菌糸」詰める事での「菌糸ビン」の中の、酸素状態を実験されている方が居ます。
実験は「菌糸」を詰めてから「６週間」の間のものです。
・ひっくり返したビン
・ひっくり返さなかったビン
2つのビンの状態を分かりやすく説明されています。

　※「菌糸」を詰めてから、その後の「状態」気になりませんか？
　　 その様な方に「ピッタリ」な情報です。

　　「菌糸」を詰めてから「菌糸ビン」の中の「二酸化炭素」(酸素濃度)が、
　　 どの様になるのかが判ります。

上記と合わせて、
「高濃度酸素飼育下」の実験もされています。（その結果も公表しています。）

私は、
最低「一週間」は菌糸をまわす為の期間としてます。
菌糸ビンを、ひっくり返した事はありません。
ですが・・事故等は一度もありません。

回答No.1

gtta

全体に均一に白くなれば、問題ありません。
一部だけ黒ずむのは間違いなくカビです。
菌が回らないとかの部分があれば、そこに雑菌がある可能性もあります。
単に菌の生育が遅いだけかもしれません。
雑菌があればまだら模様になってきますから、分かると思いますよ。
一部でも雑菌があるビンはもう使わない方がいいでしょう。
雑菌だけを取り除くなんて不可能です。
菌糸がもったいないと思って使用してもクワガタが成長しなければ意味がありません。
ホンの少しだけなら、長持ちはしませんけど、使えないはないです。
それでもビン交換が増えますから、クワガタの成長にはマイナスですけどね。

雑菌が入るか入らないかは確率の問題です。
消毒すれば入らない可能性が高まると言うことです。
消毒しなくても環境によっては入らないこともあるでしょう。
あくまでも確率の問題です。

菌の回る速度の速いものなら、詰めてから１週間くらいで使えなくないですが、私は２週間置きますね。
あまり菌の勢いがある時に幼虫を入れると、酸欠になりやすいので、気をつけて下さい。