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相矢倉、攻めの理想形について

相矢倉、攻めの理想形について 相矢倉で、攻めの理想形っていくつかありますよね。 その中の1つが、3筋の歩を交換した後、 15歩、25歩、36銀、37桂、46角の形です。 25歩、同銀、25銀、同銀、同桂…と攻めるやつですね。 しかし、それと微妙に形の違うタイプでは どのように攻めればいいのかわかりません。 上の画像のように例えば1筋の歩を突きこせていない場合は? (33歩、同桂、13桂成の筋がなくなりますよね?) 下の画像のように例えば角が向かい合っていたり、攻める前に角を交換されてしまった場合は? (24歩、同銀、25銀、35銀の変化の時に35同角とできませんよね?) 矢倉の理想形と微妙に違う場合だとどうなるのか、 ぜひアドバイスよろしくお願いいたします。

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回答No.1

こんにちは。 ストレートにあの理想形に組めること自体少ないですし、柔軟に指すよりない、というところです。 あの筋自体がいわば「超理想手順」ですし、形によってはちゃんと後手が受ければ意外と大変なところもあります(後述)。実戦の場合、あまり既成の手順に捉われすぎず、自分で考えて指す必要がありそうです。 上の画像であったら、▲1五歩△同歩を入れて、同様の手順で攻めることになるでしょう。 これは作戦勝ちの形。 >33歩、同桂、13桂成の筋 というのが、▲1五歩△同歩▲2四歩△同銀▲2五銀△同銀▲同桂△2四歩▲3三歩△同桂、という手順のことだったら、この後▲1三桂成の代わりに▲2四角、くらいでも十二分に指せる将棋です。 以下は変化が広いですが、攻め駒が全て捌けているのだから悪い理屈がありません。 下の画像のような局面は、△4六角▲同歩△6九角のような筋もあって、難しいところです。 少なくとも「超理想手順」のような筋は現れ得ない将棋です。 実戦で似たような局面もよく現れますが、実のところ、このあたりの指し方が私もいまいち把握出来ていません。矢倉を指す機会が少なくて・・ 後手は角交換後に△6四銀~△7五歩でいいので簡単なのですが。 そもそもこの理想形の手順自体も、後手が△6三銀だから成立する、という面もあります。 仮に上図で6三の歩と6四の銀が入れ替わっていたら、仮に▲1五歩型であっても、攻めが成立するかどうかは怪しくなります。 具体的には、▲2四歩△同銀▲2五銀△3五銀▲同角△同歩▲3四銀打に、△同金▲同銀△6一角のような手が心配です。 この時△6三銀型であれば、▲4三金と打ち、△同角▲同銀成△同金▲4一角が詰めろ銀取りで先手優勢なのですけれど、△6四銀型だとそれが効かない。 実戦ではやはり、その場に応じて考える必要があるようです。

noname#204871
質問者

お礼

なるほど、とても参考になりました ありがとうございます!