腹水の治療方法には
・腹腔穿刺(腹水穿刺)質問されている方法です。
・ベットでの安静および食塩制限(癌性腹水では効果はあまり期待できません。)
・利尿剤(利尿薬)投与(第一選択となる治療方法です。)
・腹腔内投与(放射性同位元素、抗癌剤、起炎剤等)
・腹膜-静脈シャント(腹水を静脈に直接流す方法で利尿剤治療が実施できない場合に選択される場合があります。)
・高カロリー輸液中止、考慮(減量)
・コルチコステロイドの使用
治療ではありませんが
・楽な姿勢をとる。
・ゆったりした寝衣、軽い寝具に変更する。
ここに上げた方法には癌の種類によって効果が異なります。またリスクや副作用があり場合によっては良い結果を得られないばかりか・・・
ご病気の家族の方の病状を一番把握されている主治医の先生に現在の治療方針の選択肢とその目的と効果を含め相談されてはどうでしょうか?
(場合によっては専門家の助言(セカンドオピニオンの活用)を求める方法もあります。)
ご質問の腹腔穿刺がなぜ行われているかも確認されたほうが良いと思います。
(呼吸困難、下肢の浮腫の改善のための治療で体力の消耗の度合いもありますが考えて治療されているかもしれません。)
質問と関係ないことですが(ご家族の病状がわかりませんが)病気になりますと普段出来ていることができない、または難しくなることがあります。
例えば歯磨き(口内ケア)、手や指先、爪と指の間、体等のケアが十分でなかったり、ベットから降りるときに落ちたりします。(安定の良い踏み台の利用)これからの季節は食べ物も要注意です。(特に持ち込んでいる食べ物)
ご病気の家族の方ならびにご家族の皆様にわずかばかりですかもしれませんが参考になれば幸いです。