ベッドが空いてない事はあると思いますが、もし本当にこれだけの説明であったのなら少し乱暴だと思いいます。
病状としては良くないと思います。
腹水は溜まるとお腹が張って苦しいので、抜く処置をしますが腹水にはアルブミンなどの栄養成分も多いので、抜くと体の体力もなくなります。なので初めは利尿剤などで腹水を減らす治療をする事が多いです。
それは腹水を抜く事がよいかと言うと、本当は栄養分も失うので体としても負担がありますが、本人のお腹の張りによる苦痛や腹水で肺が圧迫され呼吸困難になることもあるので、苦痛緩和のために抜かざるを得ない事が多いのです。
体の水分としても失われますし、3.4Lも抜けると言う事は腹膜播種や全身状態がすでに良くないのではと思います。
こういった腹水は抜いた直後は楽になりますが、すぐにたまり、リバウンドのように抜く間隔が短くなり、量は多くなっていく傾向があります。
在宅医療も進んでいますので、在宅で腹水ドレーンを持ち帰って家族が処置するという事もあると思いますが、腹水を抜いた後は血圧の変動(血圧がさがる)などがありますので、もし今後ずっと在宅で行う予定であれば訪問看護や往診医をつけたほうが本来いいのではないでしょうか。(手続きもあるので、急な事態でそういった導入の時間がなかったのでしょうか)
もし在宅療養を望んでいるのでなければ、今日病院のベッドがいっぱいなのは仕方ないとしても、入院の予約を取ってベッド待ちという形をとるケースだと思います。
腹水以外の苦痛がなく本人も動けしっかりしているのなら、入院でなくとも外来に通って外来で腹水を抜くとか。
抗がん剤をしているようが根本的な治癒は困難であり、対症療法に今後は重点が置かれるといます。
治療でなくもう苦痛緩和として考えているのなら、細かい事はあまり重要でなく、本人の望むように・・と言う事ですが。
どうであれよくこういった治療に対する双方の方針、現状についてはよく主治医に聞いてください。
この場では一般的なことは言えますが、最後は実際お母さんをみている医師、家族、何より本人の考え、状況によりますから、何が正解かはわかりませんので。
お大事になさってください。
お礼
お礼が遅くなりすみませんでした。 現在は、入院して、時期を見て腹水をぬいてもらっています。 ありがとうございました。