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真の国際化とは
先日ある講習で国際化と何か?ということについて学びました。みなさんは真の国際化とはどのようなものだと思いますか?考えを教えてください。なるべく長い文章のほうがうれしいです。
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国際化の話を聞いて何が納得いかなかったのですか。 国際化はいろいろな側面があるので、講師によって国際化の内容が変ってきます。 もし庶民レベルの話なら、世界には多くの民族が、それぞれの歴史と異なる文化を持ち、異なる言葉を話していることをよく理解することでしょう。そのひとつの手段として外国語を学ぶことは良いことです。しかし、必須条件ではありません。日本を中心に物事を考えたり、英語、フランス語、ドイツ語など欧米中心の言葉を通じて欧米文化に詳しくなることが国際化でもありません。真の国際化の基礎は学校教育と人の交流にあると思いますが、我が国の現状はお寒い限りで未だ相当の時間がかかりそうです。 年間1,500万人以上の人々が海外旅行をしても島国である日本では、誰でも近所に住む外国人と日本語で話が出来るという環境にないので、庶民レベルの国際化には時間がかかるわけです。世界の主要な国には多くの外国人が住み、庶民レベルで自国語による交流が行なわれています。 日本の国際化の目標(レベル)をどこに置くかが明確でないので50年後も同じことを言って各地で講習会が開かれているでしょうね。
- netnabe
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国際化を考える上で不可欠なキーワードをあげると、経済、政治、法律、文化、宗教、民族、気候、風土、伝統などなど様々な要素が浮かびます。 現在、国際化を語るキーワードとしては経済が突出している気がします。いわゆるグローバリゼーションというやつです。 グローバリゼーションは資本主義にもとづく国際化の概念ですから資本の論理に従って発展して行きます。最も効率的にお金を集めて、最も効率的に事業を展開できる企業が世界中の市場を席巻してゆくわけです。 先進国首脳会議(サミット)などで展開される反グローバリゼーションの活動は、資本の論理が無秩序に適用されることに対する危機感から生まれています。グローバリゼーションにより民族独自の文化、宗教、伝統などの価値が失われて行くというものです。 しかしながらグローバリゼーションが破壊的な要素しか持たないかというと、そうでもなくて、世界の後進地域に産業をもたらし経済発展を通じた国民生活の向上を実現することも事実なのです。 21世紀初頭の現在は、民族固有の文化や伝統を尊重しながら、いかにして貧困を根絶し平和な世界をつくるかということがテーマになるのだと思います。 ※加えて人口問題や環境問題が関わってきます。国際化の問題とはキリがないほど多くの要因を孕んだ奥深いものです。 【参考図書】 1.ジハード対マックワールド:ベンジャミン・バーバー著 2.レクサスとオリーブの木:トーマス・フリードマン著
- SCNK
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ある意味危険なものかもしれませんね。国際化ということは資本が海外に流出し、産業の依存性が高くなることでしょう。裏を返せば、いつでも国の命脈を他国がコントロールできることになります。しかしその国も、さらにコントロールされているから、一寸したことが死活的問題になるかもしれません。自立ができれば良いのですが、それができなければ最終的解決に訴えなければならなくなります。すなわち世界大戦ということでしょう。