- ベストアンサー
超難関中学/普通の中学、入学後はどうですか?
6年生の子供がいる母親です。 うちは来年受験するのですが、偏差値がそれほど高くない学校を受験するつもりです。 親としてちょっと気になるのは、超難関といわれている学校にすごくがんばって入学できたら、 その後は明るい未来が待っているのかな~?ということです。 超難関校にすごくがんばって行った甲斐があるものなのか、 入学できたはいいが勉強があまりに大変で塾にも通っているとか、 興味本位で恐縮なのですが、そのあたりの話を聞かせていただけたら、と思っています。 また、ランクを落として学校を選んだ場合、その学校では成績がよくて得している、などと いうこともあるものなのでしょうか? それとも、そのレベルに自分を合わせて勉強しなくなってしまうことのほうが多いのでしょうか? 今、もう少し上の学校を狙ったほうがいいか、無難なところを受験しようか 少し迷っているところです。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんばんは。学習塾に勤務しております。お子様の時期の学習は、実は将来ずっと意味を持ち続けるものだと思います。ですから、向上心を維持するために偏差値の上位校を狙うこと自体は否定しませんが、それ以外に向上心を維持し続ける方策がある場合、必ずしも上位校を狙うことがご本人のためになる訳ではないとお考えになるべきかと存じます。個人的には背伸びしすぎることは将来を考えると得策ではないと思っています。現在多くの小学生が私立受験を目指していますが、下手をすると成績が下降するのにあわせて第1志望を下げてゆく生徒もいます。それでは将来のためにもよくありません。お子様の現状を把握できない意見ですので一般論に過ぎませんが、楽して入学できたからずっと入学後も楽である保証もありませんし、その中学自体の評価も1年で変化します。ですから私は私立中学入学に、「自主的な学習習慣が身に付いた、向上心を維持することができた、という結果がお子様に備われば成功」と解釈なされば、中学は入試直前の学力に相応しいところで良いように思います。
その他の回答 (4)
- Kizakura Karen(@kizakurakaren)
- ベストアンサー率40% (154/385)
関東の国立大附属中学出身者です。一応、地元では優秀と見られるような位置づけの学校でした。 私が住んでいたところでは県立の高校に行くのがよいとされていたのですが、私の中学では160人中50人が県で1番の進学校に行っていました。弟は公立中でしたが、そちらでは例年2~3人くらいだそうです。どの学校に進学するかは本人の学力によるものですが、合格実績が高いところの方が周りに刺激されて「がんばろう」という気になりやすいと思います。 しかし、いとこの高校選びの話で言うと、いとこは最初考えていた高校よりもランクを落としたところに進学したのですが、そのおかげか、成績はクラス上位だそうで、大学は推薦入試で早慶上智などを考えているようです。 どちらがよいかは、双方のメリット・デメリットを比較してみるとよいと思います。お子様の性格にもよると思います。 なんにせよ、思うのは、その学校の偏差値がどうであれ、お子様がその学校が好きになれるかどうかというのが大事だと思います。経営学でも実証されていることなのですが、自分の所属している組織での人間関係などがよく、組織に好意を持つようになると、やる気があがると言われています。
お礼
体験談、とても参考になりました。 確かに、子供が学校生活を送るのですから、その子供が 学校をいかに楽しめるかにかかっていますよね。 偏差値にこだわらないで、学校の方針や子供のインスピレーション、 親の目など、総合して考えていきたいと思いました。 貴重なご意見、ありがとうございました!!!
- may-may-jp
- ベストアンサー率26% (324/1203)
「超難関」「普通」がどの程度かにもよるかと思いますが。 あまりにレベルの低い学校(勉強しなくてもトップクラスを維持できる)ですと、お子さんのためにならないと思います。それなら公立へ行って高校受験をした方が良いでしょう。 逆に頑張っても頑張っても底辺から抜け出せないようなレベルというのも、お子さんの将来のためにならないと思います。途中で勉強が分からなくなっても学校では(できる子ばかりなため)そのフォローがない場合もあります。 私自身は普通にやってたら上位2割程度、気を抜くと(学内順位が)半分以下に落ちるという学校に行っていました。中学入学時の偏差値は中堅~難関程度だったと思いますが、そういう学校でもちゃんとやれば東大でも京大でも医学部でも行けます(現役で何人も合格しています)。ただ、入学当初から底辺をうろうろしていたような子(大手塾の偏差値で50を切る)は厳しいですね・・・。 ちなみに、面白いデータがあります。私のいた学年は、入学当初、母集団が2分されていました。すなわち上位に一山、もう少し下のところに一山できていたのです(正規分布ではなかった)。で、どうなったかというと。中学卒業時、2つの山の中間あたりのレベルで正規分布になっていた、と聞きました。つまり、勉強しなくなる子もいたし、着実に成績を伸ばした子もいた、ということではないでしょうか。本当に成績の良かった子は高校で外へ出て行きました。 私の場合、中学で私立へ行ってなかったら、公立中学→職業高校→就職?という線が濃厚でしたが、今となってはその方が良かったのかな、と思うこともあります。私立中学へ進んだ時点で高卒就職の可能性は絶たれてしまいますが、現在の状況などいろいろ考えると、早いうちに社会に出た方が良かったのではないかと思うのです。 何が幸せかというのは分かりません。ただ、受験に際しては、無理して背伸びするとろくなことにならないということです。無理しない程度に頑張って適切な母集団に入り、その中で努力するのが、一番のびのびできる方法ではないでしょうか。
お礼
貴重なご意見ありがとうございました。 うむうむ、とうなずきながら読んでしまいました。 確かに、無理して頑張ってようやく引っかかった 学校よりも、むしろ上位で頑張れる学校のほうが 精神的にも、子供の将来のためにもよさそうな 気はしていました。 皆さんのご意見がどれもそういう方向なのが すごく嬉しかったです。 どうもありがとう!
私の経験から言えば、超難関校に行ったからといって明るい未来は待ってないんじゃないかと思います。 昔に比べて学歴が物を言い難くなってきたし、本人のやる気しだいではないでしょうか。 私は中学高校とも公立だったんですが、予備校に通っていた時同じクラスに灘高の人が大勢いて、結局頑張って難関私立に入っても行き着く場所は一緒なんだと思いました。 ただ、公立中学には差があります。私が行った中学は校風も穏やかで温和な学校でしたが、隣の学区の中学は不良が多く荒れていると有名で、そのために私立を受験する友達が多かったです。そういう意味では公立は避けたほうがいいのかな、と思います。 あと、ランクを落としたとしても勉強する子は勉強するし、流される子は流されると思います。
お礼
ご意見、どうもありがとうございます。 私は中高一貫の国立に行っていたのですが、普通の大学に行って OLになって、結婚して子供を産んで…と平凡な人間を やっています。 確かに当時は『国立なんてすごいわね』という感じではありましたが、 それは学校だけの話で、人間は評価されていないんですよね。 入学後はやはりその子ども自身にかかっているようですね。 ちょっと渇を入れなくては…(^^) 貴重なご意見ありがとうございました!
- kusokuzeshiki
- ベストアンサー率13% (46/348)
どんなコミュニティ(学校、会社など)にも当てはまる と思うのですが、いきいきとモチベーションを保てるの はその集団の上の2割です。仮に、同じ能力の子が一人は エリート校、もう一人はそこより劣るところにいったと します。前者はエリート校で伸び悩み、後者は入った学校 でトップクラスになったとします。私の経験では後者の 方が結果的には優れていることが多いです。誰でも知って いるような有名中高一貫の進学校でも、底辺の人は聞いた こともない大学に行くものです。 最終的には本人の気持ち次第ですが、親として考えるなら ば、一部の公立みたいに授業がなりたたないようなところ は避けて、やる気が出た時にそれを後押ししてくれる学校 があればいいですね。どのレベルにいっても、流されるか 切磋琢磨して伸びていくかは、本人次第でしょう。
お礼
早速のアドバイス、ありがとうございます。 私は中学受験といってもあまり詰め込んだ勉強をするのには 賛成でない派です。 今も子供はバスケのクラブチームでがんばりながらの受験勉強中です。 その中でどの程度の学校に行けるものか、よくわかってはいませんが、 無理してがんばって後ろにくっついての合格よりも 今の子供にあっているレベルかそれよりも少し下で 上位にいるほうがいいのかな、と思っています。 でももう少し上を狙えそうだな・・・と思い始めたのも事実なのですが やはり無理しないほうがいい感じがしてきました。 どうもありがとうございました!!!
お礼
塾の先生からのご意見が聞けてとても嬉しいです! 実は一番聞いてみたかったところで… やはり子供が行っている塾には、その塾がどれだけの合格率を 出すか、ということが絡むので本音は聞きづらかったのです。 子供は5年の2学期までは家で1分も勉強する習慣がなかったのに、 今では自分で勉強しています。 毎日習慣になって、少しでもいいからやるようになっています。 受験というゴールに向かって始めた勉強でしたが、私は 子供に勉強する習慣がついたことのほうがよほど嬉しく思っているところです。 のびのびとその学校で勉強もクラブもやっていければ それはきっと子供の『幸せ』なのでしょうね。 とても参考になりました。 どうもありがとうございました!!!