- ベストアンサー
この間成田スカイアクセス線の普通路線に乗って見たんですが成田空港駅の手
この間成田スカイアクセス線の普通路線に乗って見たんですが成田空港駅の手前で単線区間を走行するために待ち合わせを行い10分近く停まっていたんですがこれって複線化出来ない理由とかあるんですか? 国際空港へ動脈路線としてはお粗末なような気がしたもので。素人なので知っている方がいれば教えていただけますか。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
成田湯川駅の先、JR成田線(佐原方面)との交差地点から成田空港駅までは、幻に終わった「成田新幹線」の路盤(複線)を転用した区間で、JRと京成(成田スカイアクセス)で単線ずつ使っています。 もし、これが共用となれば、JRと京成は軌間(線路の幅)が違うため3線(レール3本)区間となって分岐は複雑になり、JRと京成でダイヤの調整が必要になるし、利点より欠点の方が多くなるでしょう。関西空港線でJRと南海が線路を共用しているのは、軌間が同じである上に、りんくうタウン駅構内(駅を出たところ)で合流するため(遅延しても)駅に停車させて待機できるからです。 そして、JR・京成ともこの区間の手前まで複線であり、列車の本数は最大でも1時間に4本(JR)・5~6本(京成)程度なので、単線区間は信号場1箇所(+京成は空港第2ビル駅も上下列車の交換を可能にした)で運行上の大きな影響は無いと思います。 但し、空港第2ビル駅手前から京成本線経由の列車が割り込むので、信号待ちで成田スカイアクセスの列車にも支障し、遅延する可能性はありますが。
その他の回答 (1)
- こげ まぐろ(@koge-magu)
- ベストアンサー率59% (1010/1693)
こんにちは。 電車運転士をしております。 複線化出来ない理由 ⇒建設途中で断念した「成田新幹線」の構造物を流用し、JRと京成とで共用している。 ⇒列車の運行本数上、単線で十分。 ⇒今時、自力資本で新路線を造れるような鉄道会社はそうそう無く、真っさらな設計とはいかなかった。
お礼
停車中にとなりをJRの成田エクスプレスが走っていくのでなんとなくそうじゃないかとは思っていました。運行本数上問題ないし建設費用その他を考えるとやっぱり現状かまわないんでしょうね。素人なので国際空港路線なのになと思ってしまったので・・・。疑問を解くことができました。回答ありがとうございました。
お礼
なるほど理由がわかりました。しかし路盤を4線分に拡大するわけにはいかなかったのでしょうか?費用対効果でみると今のまま使い続けていくことが運行上支障もないし安上がりであるともわかります。素人が考えるとメインの国際空港に繋がる路線でなんとお粗末なと思ってしまったので・・・。 乗った時の疑問を解くことができました。どうもありがとうございました