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成田空港問題について
成田空港の用地買収に関する質問はNo.560921に出ていますが、どうしてもわからない点があるので教えてください。 用地の買収はどのような条件で交渉が進められているのでしょうか? 言い換えれば幾らで買おうとしているのか?幾らなら売るのか?ということです。
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- may-may-jp
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>国家の表玄関たる空港の真ん中でテロリストがバリケードを作って居座っているとしたら、即刻軍隊を送って全員逮捕または射殺というのが普通だと思います。 これについては、一度やってしまっているんです。30年前当時、「強制代執行」の名の下に過激派一掃を狙ったのですが、結局、双方に多大な被害をもたらし公団と地域との確執という形となって現在まで続いています。東峰十字路事件や管制塔占拠事件も、強制代執行の副産物と見ることができるかもしれません。 空港も地域の協力なしに運営できないのは事実ですので、現在では全ての土地について話し合いで決着をつけようとしているのです。 過激派が何を要求しているのかは私も分かりませんが、「戦うために戦ってる」のが過激派だと私は思っています。彼らにとっては戦う場所が全てですから、過激派が過激派でいる限り解決は無理ではないでしょうか。 私も全てについてよく分かっているわけではありませんので、空港公団のHPをまずご覧になられたらよいと思います。他にも三里塚をテーマにした本はたくさん出ています(「三里塚の土に生きる」など)ので、検索して探してみても良いと思います。 あ、それと、決して過激派の要求に屈しているわけではないと思いますよ。なぜなら、B滑走路の延長を国はまだあきらめていないからです。
- may-may-jp
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具体的にいくらで、というのは聞いたことはありませんが、基本的に30年前当時の提示金額+物価上昇分ということで公団側は交渉しています。これは、他の土地を売ってくれた人(30年前当時を含めて)との公平性を保つため・・・ということになってますが、住宅公社の団地も値引きする時代ですからねえ。この建前も今となってはどうなの?という感じですが。 ただ、公平を保たなければいけないといってもそれだけでは物事は進まないので、公団側でも金額に現れていない部分でいろいろ付加価値をつけて(新たに住む家や田畑をつけたりとか)少しでも売ってもらえるよう交渉を続けているようです。 しかしながら、反対派の人たちも今さら引けない、というのが実情ではないでしょうか。事実、円卓会議等にも出てこない人は未だに出てこないらしいので。仮に本人が「もう、いいかな・・・」と思っても、周りが許さないという状況もあるのかもしれませんし。過激派が絡んでいるので問題は複雑です。これは金額がどうこうという話ではなく、意地の張り合いというか、気持ちの問題なのだと思います。
お礼
回答有難うございます。 開発当初ならもっと色々な方法があったと思いますが、今となっては替地の提供というのが最も妥当なところだと思います。
補足
ところで「意地の張り合い?気持ちの問題?」これは全く理解できません。成田空港への乗り入れを待っている諸外国も理解できないでしょう。 過激派(=多分外国人にはテロリストにしか見えない)の要求に屈している理屈もわかりません。 例えば、国家の表玄関たる空港の真ん中でテロリストがバリケードを作って居座っているとしたら、即刻軍隊を送って全員逮捕または射殺というのが普通だと思います。 また過激派がなにを要求しているのかも全く理解できません。 may-may-jpさんは専門家とされているので、なにか詳細な説明のある文献やHPをご存知でしたらご教授願います。
お礼
再度の回答有難うございます。 空港公団HPを見ましたがやっぱりわかりません。 ひょっとして(いやたぶん)みんなわかっていないから30年たっても何も解決しないのでしょう。 ご紹介いただいた文献を勉強してみます。