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成田空港の問題
成田空港の新しい滑走路は当初の計画と反対側(北)へ伸ばすことで決まったようです。 本来の予定では南へ伸ばして充分な長さを確保することになっていましたが、地元の反対派住民の賛同が得られずにどうしようもなくなり反対側への延長を決断したようです。 昔、成田空港を建設する際に地元住民に充分な説明を為されずに大きな反対運動になり、ついには過激派と地元住民が一緒になって泥沼状態になってしまい、それが現在に至り未だに一部の住民の根強い反対にあっているようです。 成田空港といえば日本の空の玄関口の筈です。 いつまでもこんな中途半端な状態のままで良いのでしょうか? 空港建設当時の地元住民の反対は理解できますが、開港25年以上も経ち、政府もその間に地元に謝罪して現在ではあくまでも話し合いで解決しようという姿勢です。 未だに反対している一部の住民はいったい何を求めているのでしょうか? 日本という国及び国民全体の利益を考えたら、未だに用地買収に反対している一部の住民の権利をそんなに尊重しなければならないのでしょうか?
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成田の闘争は、説明不足を怒った地主が土地を売らなかったというレベルのかわいいお話ではありません。 反政府闘争を職業とする、プロのテロリスト、活動家、政党等が地主を説得して行った、いわば代理戦争でした。 日本は異常な国です。 アメリカでも、公共の用途のために、立ち退きを命じられたら、地主は泣きながら反対しますが、近所の人たちが、笑いながら肩を叩いて、「まあ、引っ越してがんばれよ」といってそれでおしまいです。 日本の場合は、立ち退きとなると、まるでお寺のような立ち退き御殿が建ち並ぶことになります。 共産党が強く反対するが故に、行政が大金を払って買収するという悪習が税金の無駄遣いをしているわけです。 道路や空港を反対するのも自由です。 その人達は、自動車や飛行機には乗らないのでしょうか? 飛行機や自動車で運ばれてくる物品を使わないのでしょうか? 個人や団体のエゴのために、社会が大きなダメージを受けるということに耐えられるほど日本は豊かではありません。 ご存じのように、共産党がさっぱり支持を失ってしまいました。 そうした社会の足を引っ張るやり口に、健全な市民が嫌気をさしているのでしょう。
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>つまでも個人の土地が存在しているのっておかしくないでしょうか? おかしくないです。私の別荘の東側に空き地があります。税金が高いし.中途半端で使い道がない土地です。 先日役場まで出かけて「相続税が払えないから買わないか」と折衝に行って来ましたが見事に断られました。 該当土地は昭和2?年の道路建設計画で線引きされ道路予定地として指定されました。建築物等が見とめられず更地にしておく必要がある場所です。 都では環状3号線から6号線までの建設を先送りにし郊外の建設工事ばかりしています。 成田の建設よりも首都東京の整備を急ぐべきではありませんか。 あるいは.明治初め.日本の任意の地点から4km以内に鉄道を建設するという計画が作られました。予算の不足などから建設が進まず.本格的に工事が始まったのは昭和30年代です。約80年間まったくといって良いほど建設が先送りされました。 25年という月日は都市計画という観点から見ればごくごく短時間です。成田なんて来世紀に完成を見れば十分な速さです。 成田よりも.屈辱の象徴が米軍基地です。ここは戦前から首都東京の玄関口(海岸付近は海からの攻撃が予想されるので重要施設は内陸に建設する。羽田は単なるお飾り)としての飛行場でした。こちらの返還が成田(欧米各国で.中心街から1時間以上離れている場所に国際飛行場を持っている都市はほとんどない。利便性が劣る)よりも重大な問題です。
>ってさっさと違う土地に引っ越します。 絶対に無理です。街頭地区は農村で農業が主体です。 農業の場合注意を必要とするのが.関係権利。たとえば.水利権・通行権・入会権。水の供給.農地まで機械を運搬するための通行.農業用資材(落ち葉・木・笹等)の採取権。これらが全部そろって農業が成り立ちます(地租改正一揆では.入会地への課税で一揆が発生)。後から引っ越してきた人(開拓集落等)には水利権が原則としてありません。水代がやたら高価です。 次に売買に関する税金。100万円を超えたらば30%でしたか。売って買うと.50%が税金で消えますから同じ価格の土地でも半分の面積しか買えません。 最後に技術。私の農業技術は.私の地区でしか使えません。20km離れると農法がまったく変わってしまいます。 農地が買えれば良いのですが売りに出るような土地では大体が条件が悪いです。条件が悪いから売りに出るので条件の良い農地は売りに出ません。 他産業への進出はむりでしょう。農地の価格は平方メートルあたり100円とか200円です。専業農家の普通の平均的面積が当時1町くらいですから.進めの涙程度の金額にしかなりません。大体3年で手にした現金をすべて失い路頭に迷います。近所では現在坪2000円(平米600円)です。1町売って税金で30%取られて....。生きていけないです。 「立ち退き御殿」について書いた方がいるので関係情報を。税金と保険年金の負担増かで翌年に30-50%の現金が消えます。固定資産税が2-3倍にふくれあがります。ですから.3-5年後に現地を見て回ると貧民屈のポロ屋に代わっています。そのときは派手に見えますが10年後に待っているのは貧民外です。 土地を売らないで農業をしていれば.少なくとも生きては行けます。 >ら25年以上経っ かなり短い期間です。まず中年以降の年齢では新しいことを覚えられません(四十の手習いの言葉に代表されます)。好むと好まざるとにかかわらず.職業を変えられないのです。 子供が学校を出てサラリーマンなどの就職をして....だけで20年かかります。場合によると自立するまで30年かかるかもしれません。弟は.現在でも生活に困って私にに泣きついてきますから死ぬまで無理でしょう。父と同じ年齢まで生きたとすると50年以上の期間が「経済的自立」にはひつようです。
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回答ありがとうございます。 農家にとって土地を離れることが死活問題になるということは解ります。 しかしながら、それでは社会全体や国全体に対して必要な事業を進めたい時に、個人の権利ばかり尊重していては何もできなくなってしまいます。 私は社会全体、国全体の利益の前には一個人の権利はある程度制限されても仕方ないと思っています。 成田空港の問題は25年以上の月日が経ち、実際には空港は機能しているのですからもういい加減妥協すべき問題かと思います。 日本の玄関ともいうべき成田空港の滑走路の一画に、いつまでも個人の土地が存在しているのっておかしくないでしょうか?
>国から一生遊んで暮らせるだけの莫大な保証金を貰ってさっさと違う土地に引っ越します。 そんなお金は貰えませんよ。適当な評価額でしかもらえません。 その評価額を上回る額を出せば問題ですから。 もちろんその土地の売却益には税金はかからないのですが、 一生遊んで暮らせるほどのものではありません。 新しい土地を探して、新しい家を作って・・・そんな甘いものじゃないんです。
お礼
回答ありがとうございます。 >新しい土地を探して、新しい家を作って・・・そんな甘いものじゃないんです。 実際に一生遊んで暮らせるほどの保証金をもらえるとは思っていません。 しかしながらもう25年以上も経ちます。 現在でも頑なに反対している地元住民は、とにかく何が何でも反対という姿勢なのかと思います。 それではその人達も我々一般国民も全く利益の無いことになってしまいます。 酷なようですが、国全体の利益のためにいい加減に妥協して欲しいと考えるのはいけないことでしょうか。
「謝罪した」というように宣伝して何回か州民に対して詐欺行為を働いています。 何回も詐欺を繰り返せば信じる人はいなくなるでしょう。 ある成田空港内に商店を持った人の会話では. 「儲かるぞ」と政府の役人に言われて店を持ったが誰も来ない。売上が伸び悩んだところで立ち退きを要求された。 飛行場内への一般人の立ち入りを禁止した期間売上が落ち込むのは当然で.家賃や金利の保証をしないで損をさせてしまったのですから。 普通成田のような農家では.少しばかり金を積めばホイホイゆうことをきくものです。ところがあれだけの反対を起こしたのですから.かなりあくどい詐欺的行為をしたのです。 具体的ないようは隠れていますが.表に出た内容として成田関連の判決を読むと詐欺的行為の多くを合法とした判決があります。
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回答ありがとうございます。 空港建設当時に国側の地元住民に対する対応が間違っていたことは理解しています。 開港から25年以上経っている現在です。 もういい加減解決の方向に向わないものなのでしょうか? 私だったらこれだけの大きな問題なので、国に対して莫大な保証金をぶん取ってさっさと違う土地に引っ越しますね。
過激派の問題もありますが、それ以上に強制収用に踏み切り、家の上を毎日 年間何万本のフライトをさせ、騒音や危険にさらしている国に対して 聞く耳を持ちたいでしょうかね?質問者さんならどうですか? 成田は中途半端なままでいいんです。 成田が完全な国際空港としての位置付けを得ることは日本の利益に繋がりません。 ゴタゴタしているうちに、羽田や横田の国際化・軍民共用が進めば都心に 近くて、着陸料も安いので外国からの来客も増えるでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 >過激派の問題もありますが、、、、騒音や危険にさらしている国に対して聞く耳を持ちたいでしょうかね?質問者さんならどうですか? 私ならもういい加減にして、国から一生遊んで暮らせるだけの莫大な保証金を貰ってさっさと違う土地に引っ越します。 空港建設当時に地元住民に対して適切な対応をしなかった国側に大きな責任があることは理解しています。 しかしながら、もう開港して25年以上も経っています。 もういい加減どこかで妥協すべき問題だと思います。 成田に空港を建設したこと自体が間違った選択だったかもしれませんが、過去のことをいつまでもゴタゴタせずに将来により良く繋がるように1歩ずつ解決すべきかと思います。
- B-rapid
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現在も成田空港に反対している人たちは、いわゆる「過激派」と言われる人たちです。この人たちは、日本政府そのものに反旗を翻しているようなものですから、政府などの話し合いには「聞く耳を持たない」という状況です。 聞く耳を持つとすれば、成田空港を廃港にすることになったときでしょう。(反対派の主張そのものですが) もちろん強制収用という手段もありまして、1期工事の時にはそれを活用した結果、現在の泥沼状態になったばかりか、収用委員会の委員に対してもテロ攻撃を行い、それを恐れた収容委員が全員辞任してしまい長きに渡って機能停止状態に陥ってしまい、成田以外の土地収用事案までできなくなってしまいました。 数年前にようやく再建したのしたけど、成田空港関連には一切かかわらないという条件付です。 このあたりの経緯は、「成田空港」「三里塚」などで検索すれば様々なサイトがヒットしますので、参考にしてみてください。
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回答ありがとうございます。 >現在も成田空港に反対している人たちは、いわゆる「過激派」と言われる人たちです。 滑走路建設予定地の所有者で反対している人は地元住人ではないのですか? 過激派でしたら話し合いには応じないでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 >道路や空港を反対するのも自由です。 その人達は、自動車や飛行機には乗らないのでしょうか? 私も同じ疑問を感じます。 空港や道路ができて便利になって欲しい、しかし、それによって自分の家庭が引越しや騒音の影響を被るのは絶対イヤみたいな感じですね。 社会全体、国全体の利益の前には一個人の利益がある程度制限されても仕方ないと思います。 大阪の伊丹空港周辺の住民は、さんざん騒音問題を訴えたために関空ができたのに今になって、『伊丹空港にもっと飛行機便を増やせ』と訴えているらしいですが、地元住民のエゴのために社会全体が大きな迷惑を被っているとしか思えません。 地元住民とその他の一般国民との間に大きな溝があるような気がします。