ひょっとすると関西人やないんちゃう?
大阪は昔から全国的にみて特異な傾向を示すの知ってまっか?
公明・共産・吉本(お笑い)がめっぽう強いんよ。これ何十年も変わってへん。
よく地方で自民(保守)王国とか聞くやろ?そういう県はいくらでもあるけど、公明・共産・吉本(お笑い)が強い地域は京阪神だけ。
それを証拠に今回大阪選挙区でトップ当選したのは公明候補やろ?47都道府県で公明がトップ当選は大阪だけ。
3人区で、一人は公明で決まりってことは選挙前から分かってたことなんや。学会票はどんなことがあろうと増えも減りもせん。だから他党は残り2議席を争うことになる。
岡部まりは吉本(お笑い)票狙いで民主が立てたんやろうけど、結果を見てみたら党としては妥当な候補やったな。東京では無名やけど大阪では知名度抜群。
んで、岡部まりに限らず、今回の民主の惨敗のカギは「みんなの党」
消費税発言で民主に逆風が吹いたっていうけど、個人的にはそうは思わんな。
1人区でことごとく自民に負け、また2人以上の選挙区でことごとく1人しか勝てなかったから民主はこの結果になっただけやと思うで。
1人区で自民党候補が強かったのは民主票がみんなの党へ流れたから、(例えば山形、栃木、熊本)
2人区以上ではみんなの党候補1人が当選するか、あるいは民主が食われて1人しか当選できなかった(例えば千葉、神奈川、長野、静岡、そして大阪)
みんなの党の候補の特徴として、どの選挙区でも自民・民主に次ぐ3番目か4番目の票、、しかも共産候補と違い、供託金が没収されないぐらいの、かなりの得票。もしみんなの党の候補がいなくてそれが自民、民主のどちらかへ流れていたら結果は大きく変わってたんちゃうかなぁ。公明・共産票がみんなの党へってのはまず考えられへんからな。
愛知はかろうじて民主2候補当選でかなり珍しい。
大阪を見てみると岡部まりは惜しくも4位。公明は圧勝として、2位~4位の差は9万。まりの次がみんなの党で39万得票。共産もそれに近い。もしみんなの党がなかったなら民主2人当選も十分ありうると思うで。
自分なりに今回の総評をすると、管政権に対する審判として民主が大敗したんじゃなく、鳩山の嘘つきに愛想をつかした衆院選での民主票が、みんなの党へ流れた。ところがみんなの党はカネはあっても地盤はなし。無党派層頼み。ところが無党派層の多くは選挙に行かずじまい。さずが長年の歴史をもつ自民の組織票はそこそこあった。でもダブルスコアでの大勝は群馬・山口の大物だけ。みんなの党は結局、自民の強力な応援団になってしまった。
それを証拠に選挙区での獲得傾向とは逆に比例第一党は民主党。消費税増税やむなしと考えた有権者が過半数。ってとこちゃうけ?
結果からみると、まりの最大の失敗は、みんなの党の候補がいて、かつ公明、共産が強い大阪選挙区で民主党から2人目の候補として出馬したことやな。みんなの党か自民党の候補として立候補してれば当選してた・・・とみる。