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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:大発見からそれが世間に評価されるまでの経緯)

大発見から世間評価までの経緯

このQ&Aのポイント
  • 高温超伝導に携わる研究グループが液体窒素の温度で超電導になる可能性をもつ新しい物質を発見した。
  • 研究結果を秘密にし、論文を書き終えたところで主任教授が記者会見を開くことを提案した。
  • 学術論文の発表までの選択肢とそのメリット、デメリットについて、学者の意見を求める。

質問者が選んだベストアンサー

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  • LTCM1998
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回答No.1

論文の場合 流れ:論文編集者→レフェリー→掲載 デメリット 編集者の時点で落とされることもあれば,レフェリー(その分野では一流の学者)が落としたり,修正を要求することがある。すなわち時間がかかる。 新規性を失う(後述)こともある。 メリット 学界では,その分野の専門家として認められる。 特許を何件持っていようと,論文を書いていないと研究者として認められない。 記者会見の場合 メリット なんといっても目立つ。有名人になる。大学にとっても学部・研究室にとっても知名度が上がり,予算が取れるようになる(これ重要)。 予算がとれると,優秀な学者を他の大学から引き抜いたり,実験機器を新しくしたりできて,また新しい発見につなげやすい。(好循環) デメリット 「できる」という発表だけで,同じ分野の研究者は解決策を見出すことがあり,そうなると発表を聞いて数時間後には他の人が論文を書いてしまうかもしれない。また,その人が特許をとるかもしれない。 共通の問題:新規性 特許をとるためには,「まだ誰にも話していない」状態でなければならない。 (誰でも知っていることを特許にされたら困るから) このため,特許をとる前に(手続き以外で)他人に漏らすと,特許がとれなくなる。 論文に書いたら,その時点で「他人に漏らした」=新規性がなくなったとなることもある。 記者会見で内容を喋ってしまうと,同様に新規性がなくなってしまう。 ただし,論文については,日本では例外として「この論文がこの学会に発表されても,まだ新規性を失わない(=特許がとれる)」というところもある。 http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/toiawase/faq/reigai-01.htm とくに設問の「超伝導」が実現すれば,特許料はものすごい額になるだろう。 おカネだけではなく,特許には「類似品を作らせない」効果もある。 思いつくままだと,こんなもんでしょうか。

nltmms
質問者

補足

詳しくかつ丁寧にご回答いただき本当に感謝します。 参考に調査、発表します。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.4

特許権 先発見主義・・・アメリカ     手続き主義・・・その他の国(日本など) 著作権 無方式主義・・・その他の国(日本など)     手続き主義・・・アメリカ まあ、このケースでは著作権争いは、論文丸写しでも起きない限り(日本人がアメリカの論文誌に発表をするとよくあることとも聞きますが)、関係の無い話ではありますが。 先発見主義 の国では、発表=発見日 となり、手続き主義の国では、申請日が発見日とみなされます。 記者会見は、特許権が先発見主義であるアメリカのみで有効で、これを見て他人が先に論文を発表されたり、特許権手続きを先行されたりすると、ほとんどそちらが発見者としての先行権をもつことになります。 ぶっちゃけて云うと、国内の論文誌にレター(速報)として発信してしまい、その刊行と同時に記者会見をしてしまうのがいい気がしますが。

nltmms
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 論文誌レターというものがあるのですね。参考になりました。 確認ですが、主任教授の意見をきかずに論文誌レターに投稿し、2カ月~4カ月後位に刊行されて記者会見ということですね。 本当にありがとうございます。

noname#232424
noname#232424
回答No.3

この課題を出した科目名は何なんでしょうね。「科学史」とか「科学論」,「科学社会学」あたりでしょうかね? 1年生相手にしては難しい内容だなあ,というのがぼくの印象です。レフェリー(論文掲載の可否を決める査読者)が他人の投稿論文を棚上げにして発表させず,そのあいだに自分の論文を先に出してしまった事例とか,ソーカル事件とか,大学(理系)における特許権の問題とか,授業で習いましたか? 「ぼく個人は,カネになるような研究をいっさいしたことがないので,根拠にすべき経験も実感もないです。だから,どうしていいかわかりません(論文を書いた経験があればみな答えられるという課題じゃありません)。」 こういう意見もあったという1つのデータとして。

nltmms
質問者

補足

回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。 僕の通っている大学では、1年で学部の類、2年で学科に所属するシステムなのですが、1年生が所属学科を決める手だすけとして各学科の先生がかわりがわり自分の専門の紹介をする授業があります。その一環として今回ひとりの先生に課された課題であり、論文うんぬんに特化した講義ではありません。 今回は調査と発表の練習という大義名分?のもと、先生の好みの課題を生徒に当てて10分間の発表が課されました。参考に調査します。 本当にありがとうございました。

noname#160321
noname#160321
回答No.2

#1のお答えで、大体尽きています。 で、蛇足を一つ。 >液体窒素の温度で超電導になる可能性をもつ新しい物質を作った こんなもんもう沢山作られています。問題は実用にならないことなので、このケースでは論文に書いて通常のコースで提出するのが筋です。 なお、#1のお答えに現実と違う所があるとすれば、現在は特許の数や内容も評価されると言うことです。

nltmms
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 液体窒素の温度で超電導になる可能性のある物質の発見は今では普通なのかもしれませんが、大発見とあるので、大発見ということにします(今では「ドライアイス程度の温度」位の感じか?)。 特許についてもさまざま意見があるようなので調べてみます。 ご回答本当にありがとうございました。