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日ごろ私たちは人と会話をしていますが、なぜ「あいうえおかきくけこ・・・
日ごろ私たちは人と会話をしていますが、なぜ「あいうえおかきくけこ・・・」の音を瞬時に聞きとることができるのでしょうか?日本人だから耳が慣れているからでしょうか?
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実は、私たちは"あ"とか"い"とか言った音を一つずつ瞬時に聞き取ってはいません。 どうやら音の塊として単語とかそれに近い単位で聞いているようです。 それを表記するために後付けで音節を文字で表記するようになったのです。 音が入ると、その一連の音の流れを単語とマッチングします。 例えば一時的に雑音があったりとかで聞こえない音があっても補間されます。 さらに、文全体として認識しようとする段階で文法上おかしい場合には 単語を合うものに変更したりします。 実際にはこれらを平行でやってますが、とりあえず一つ一つの音を認識してだけではありません。いろいろなやり方で処理しています。 実験では、音素の認識に対して単語や文章の方が認識精度が高いという報告があったと思います。 また、音を判別する時も、子供の頃の影響が色濃く出ます。 日本人なら母音は5つで、あらゆる音はもっとも近い母音に引っ張られて近くされます。母音が多いところではそれぞれ別に知覚されます。 なので、慣れないと聞きにくいというのもありますが、そういう音という概念自体がなかなか出来ないという言い方もできます。
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