内視鏡ではなく、バリウムによる胃のレントゲン検査では、バリウムが胃から大腸へ流れる
時間をかけてレントゲン検査を行うことはありましたが、内視鏡では通常はあり得ません。
カプセル型カメラを使用すれば可能ですが、まず腸内を空っぽにしなければなりませんから、
事前に大腸内視鏡と同様に下剤を服用する検査前処置を行います。
もしくは下剤で空っぽにした後に胃の内視鏡、大腸内視鏡と連続して言うならば上から行い、その後
すぐに下から挿入する方法だと思います。
でもこれは同時ではなく連続ですから、質問の意とは違いますね。
無痛というのは静脈麻酔による麻酔を行い、眠っている間に内視鏡検査を行う方法で、全国どこでも
行っている通常の検査方法です。
ただ、この方法は麻酔を行うがために、下手な医師だと挿入が喉につかえたりして後のち、痛みが出たり、
麻酔後のトラブル(例えば通常60分でさめる程度の麻酔が効きすぎて戻りが遅かったり、意識がもうろうとしたり)もたびたび起こります。麻酔薬にアレルギーを起こす患者もたまにいます。
このようなリスクがあることを承知の上で医療機関は承諾書を患者に
書いてもらい、麻酔による内視鏡検査を行います。
患者の中には胃カメラを挿入するときに嘔吐反射を起こすケースも多く、この方法による医療機関を好んで
受診する方も多いです。
ただ圧倒的には使用しない医療機関が多い状況です。
お礼
有難うございます。 遅れてしまい申し訳ありません。 よく分かりました。 先月、胃カメラしました。 麻酔なしで、すんなり出来ました。 とくに異常ナシでした。