もうひとつの同様のご質問の方にも同じご回答をしましたが........
胃の内視鏡検査というものは、もともと喉の部分にだけ局所麻酔をすれば、あとは別段痛いといったものを感じる検査ではありません。
喉の部分に麻酔をするのは、内視鏡のチューブが抵抗無く入りやすくする意味もありますが、これまでに特別な無痛の検査というものは聞いたことがありません。
麻酔については、通常は麻酔薬を喉に溜めたまま3~5分ぐらい待っているという従来からの方法、あるいは、最近ではただ麻酔薬のスプレーを喉に吹きかけて少しだけ待つという方法、このどちらかです。
麻酔が効いてきて、喉のあたりの感覚がなくなった頃から検査が始まります。ベッドに横になって、口にマウスピースという丸い輪になったものをくわえていますと、その穴を通して先生がカメラをさし込みます。
人によってはこの時に反射的に「オェッ」となることもありますが、むしろ積極的に、たとえば麺類を飲み込む感じでカメラを受け入れようとすると、案外簡単にカメラのチューブが喉を通過しやすいものです。
どっちみち検査されるのですから、カメラを意識して抵抗するよりも、こうして受け入れた方が楽なものです。一度うまく喉を通過してしまえばもう大丈夫です。
苦しいと言えば、もうこのあたりだけ、喉から食道、そして胃へとチューブが入ってしまえば、あとはそんなに苦しいことも痛いこともありません。ただ、胃を膨らませるために空気が送り込まれますから、そのときに胃が張った気分になって不快なことぐらいはあります。
たとえば、病状によっては、培養のために胃壁の組織を摘み取ることもありますが、それとても痛いといった感覚はありません。
誰でも初めての内視鏡検査というとかなり神経質になるものですが、そんなに苦痛なものではありません。ただ、喉をカメラのチューブが通る際にだけ、思い切って積極的に飲み込むようにする、コツはこれだけです。
お礼
ありがとうございました。全身麻酔というカテゴリーだと怖いな、と思ったのですが鎮静剤というととっつきやすくなる感じがあります。もう検査はスタンダードバージョンで無事に終わりましたが、機会がありましたら、無痛検査もしてみようと思いますし、鼻からのもやってみようと思います。