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R&B歌唱法について・・・
R&B歌唱法について・・・ 清水翔太さんや清貴さんは、日本のアーティストでありながら、非常に本場のR&Bに近いフェイクをしていると思います。 EXILEのATUSHIさんもフェイクの量は多いですが、なんか違いますよね。 本場のフェイクはどこを意識して出すんでしょうか。鼻にかけてる感じ?がするんですが・・・ できる方、どのような練習をしたとか、どこに意識してるかなど教えていただけると幸いです。
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おもしろい質問ですね。 これを回答できる人はすくないでしょうね。 そのレベルまで到達してなければ憶測でしか書き込みできませんから。 私以上にコメントできる人は、まずここにはいないでしょう。 (嫌味な表現に聞こえるでしょうが事実でしょう) とりあえず、私も黒人音楽をやっております。 最初は素人レベルで10年ほど歌っていて、 本格的なバンド活動を10年ほどやっていて、 現在は70年代のソウル・ミュージックをメインにやっています。 つまり、ちょうどそのあたりは専門としています。 まず、清水翔太・清貴とアツシの違いですが、 アツシはブラック・ミュージックがルーツなような事が書いてある記事を見たことありますが、 結局は成長過程で売れてしまい、R&Bと謳いながら、 R&Bを追及していく過程で成長が止まってしまったので、 上手ではありますが、所詮J-POPどまりです。 それに比較して、清水翔太や清貴は洋楽が大好きで、 アツシと比べると、デビューの段階である程度自分のスタイルができていましたね。 でも、清貴は、R&Bというよりも、”マライア・キャリー大好き”ですから、 洋楽の中でも比較的ポップな歌いまわしですね。 R&Bが黒人音楽なのに対して、 清貴は白人的な歌い方に近いですね。 音域は高いしフェイクも使いますが、哀愁が漂うような”クロさ”は少ないですね。 また、清水翔太は、子供にしては上手ですね。 本物を求めているようですし、NY行脚も映像で見ましたが、 しかし、まだまだ日本人です。 しかも、体が小さいので、高音こそボチボチでても、パワーがありません。 R&Bは、音域・パワー・リズムなど、 圧倒的な歌唱力や知識が必要となります。 近年、日本人でも上手な子が増えてはいるものの、 まだまだ、本物のR&Bを日本人が歌いこなすのは難しいですね。 私も、普通のボーカリストと比較すれば、 黒人音楽をそれなりに歌えると自負しておりますが、 それでも、まだまだです。 最後に歌唱方法ですが、 フェイクやアドリブは、まずは絶対的な引き出しの量が必要ですから、 いろいろな黒人アーティストのマネをすることから始める事です。 まず最初は耳を鍛える事。 そして、そのコピーを実践する。 「鼻がどうこう」なんて、一言で終わるくらいなら、みんなとっくにできています。 本物のR&Bは、死ぬほど奥が深いですよ。 おすすめは、70年代R&Bです。 それ以降は、キレイで聞きやすくなっていきますが、 ボーカルも演奏も含め、音楽としてのクリエイティブさ、 完成度、パワー、リズムなど、これほど勉強になる音楽はおそらく地球上に存在しないでしょう。 私も、元々70年代R&Bが好きだったわけではなく、 最初は90年代あたりだったものが、 本物を追求していく過程で、ここにたどり着いただけです。 まずは有名なマービン・ゲイ、スティービー・ワンダー、 スピナーズ、スタイリスティクス、タワー・オブ・パワー、 ダニー・ハザウェイなどを聴いてみると良いですよ。 このコピーを練習していけば、清水翔太・清貴・アツシの違いはもちろん、 私のコメントも理解できるようになっていくと思いますよ。 強いてアドバイスをするなら、音域・声量・リズムの3点は絶対的です。 音域はわかりやすいですが、声量とリズムの本当の大切さは、 素人が2,3年がんばったところで、到底本質を理解するのはムリだと思います。 しかし、追い求めていけば、どんどん近づいていくのも確かです。 あなたが本当にR&B好きでしたら、まずは私が挙げたアーティストを、 しっかりと真剣に、何度も何度も掘り下げて聴きなおすと、 どんどん新しい発見があると思いますよ。