なぜ日本に基地がなくてはいけないのか？（今更聞けない情けない質問）

質問

なぜ日本に基地がなくてはいけないのか？（今更聞けない情けない質問）

はじめまして。

今、普天間基地移設問題で、もめていますが、基地はもう不要！老朽化したら
新設・移設しないと、なぜ、言えないのでしょうか？

日米安保条約の中に、駐留することを定めているのでしょうか？
（Webで調べたらそのようですね）

但し、戦後も長く、朝鮮戦争もベトナム戦争も米露の冷戦も終結した今となって
本当に基地は必要なのでしょうか？

基地は不要、よって、そもそもの条約を改正しようと言えないものなのでしょうか？

回答No.23

metabo7 · ベストアンサー

日本に米軍の基地は必要です。日本の為だからです。
多くのまっとうなご意見が既にありますから、なるだけ簡単にしますが。そもそも「米軍が悪で、米軍の都合で日本が迷惑している」と言うのは間違ってないでしょうか。日本の総理大臣でさえ最近まで、沖縄の米軍海兵隊の存在が大きな抑止力だと言う事が分かってなかった事を最近認めたくらいですから、事実認識が十分でない方々が存在するのはいたしかないのかも知れません。

私は、戦後、日本が世界有数な裕福な国になれた事はひとえに米国との友好と安全保障のおかげだと理解しています。米国の国益にかなった戦略に日本がうまく乗って来れたと言うことだと思います。米国との関係なしに今日の平和と繁栄が有った可能性は高く有りません。

「米軍に感謝しよう」とは言いませんが、日本に一朝有事の際には真っ先に敵と交戦するのは米国海兵隊です。多くの米国の若者が死を賭して日本の防衛をしてくれるのです。「米国に何かあっても、日本は行きませんよ」と言ってるにもかかわらずです。

日本の憲法、特に9条はゆがんでいます。素直に読めば、自衛隊は違憲です。これは必ず是正しなければなりません。しかしながら、「米軍を追い出して、我々だけで十分な防衛体制を整えよう」と言う勇ましい意見には賛同しかねます。ただでさえ、「近い将来、年金も健康保険も成り立たないだろう」と言われる借金大国がさらに防衛費を数倍にしなければならない事態を自ら招くのは現実的では有りません。

日本が丸腰でも北朝鮮、中国、ロシアが日本にとってなんら脅威では無いと言う大胆な意見も有りますが、今、米軍に守られている日本に安住しているからこそ、その様なゆとり発言が出るんじゃないんですか。

戦後から今までの期間は例外的に世界が平和で、各国の経済が大きく発展した期間なのです。これからの時代、今までと同じ様に世界の平和と繁栄が続くと考えるより、大変な時代をむかえつつ有るのだと考えた方が良いのではあないでしょうか？

中国、インドその他の新興国の人たちが私たちの様な贅沢をする様になって来ています。その人口規模の大きさを考えれば、ビジネスチャンスの拡大も有るかも知れませんが、結果、資源や食料がかならず不足し、これらの獲得の為の争いが生じる可能性が大変大きい事を認識しなければなりません。

そもそも日本は資源も食糧も自給率がODCA加盟国の中で最低と聞いています。世界が不安定になった時には、それらの安全輸送の問題も考えると、日本は直ちに大変困難な事態に直面してしまいます。今後は益々米国と力を併せて、経済発展を続け、防衛も助けてもらう事が日本にとって如何に重要な事なのかを考えるべきなのではと思います。日本のリーダー達には如何にしたたかに日本を日本人を世界の中で引き続き繁栄させ安全を守り抜くかと言う事への戦略も覚悟も不足しているのを感じます。

沖縄の方々は確かにお気の毒です。しかしながら地政学的に沖縄は日本の防衛の要です。中国の台頭でその重要性は益々高まっています。米軍を追い出したら、沖縄は静かになるかも知れませんが、日本が危うくなりますね。また、中国と将来もめれば、沖縄は最初に占領される可能性も有ります。

沖縄には思い切った特別な恩恵を得てもらう事で、妥協して頂く以外に無いのではと考えます。他の地域に暮らす日本人は沖縄の人々の税金を全て負担するぐらいの覚悟が必要なのかも知れませんね。

回答No.12

Baku7770

結論から申し上げると必要ですね。

　中国が尖閣諸島、韓国が竹島の領有権を主張し、韓国はさらに対馬の領有を狙っています。ロシアは北方領土を占領したまま。北朝鮮は日本政府が認定しただけでも１７人、推定では１００人以上の国民を拉致したまま。
　これだけでも日本は平和な国といえるでしょうか。平和だと思ってこれらの事実に耳を塞いでいるだけです。

　最近のニュースだと、北朝鮮の潜水艦が韓国のミサイル艦艇を魚雷で撃沈しています。
　中国は４月１０日に潜水艦２隻とミサイル駆逐艦など計１０隻の艦艇を沖縄本島と宮古島の間の公海上を太平洋側に向けて航行させ、内５隻は東シナ海中部海域で、ヘリコプターの飛行訓練などを実施し、中国のヘリは警戒監視中の海自護衛艦の約９０メートルまで接近しています。
　中国は５月３日にも東シナ海海上で、海底の地殻構造を調査していた海上保安庁の測量船に、海洋調査船「海監５１」を接近させ、昭洋に対し調査を中止するよう求めた上で、約３時間４５分にわたり追尾しています。外務省は「排他的経済水域（ＥＥＺ）内の正当な調査だった」として中国政府に厳重抗議しましたが、中国も「当該海域は中国の規則が適用される」などと主張は平行したままです。
　台湾も５月６日に奄美大島沖の排他的経済水域（ＥＥＺ）で漁業調査船を航行させています。

　国内に一定以上の抑止力がなければ何時紛争が起きてもおかしくありません。

回答No.11

dai1000

＞今、普天間基地移設問題で、もめていますが、基地はもう不要！老朽化したら新設・移設しないと、なぜ、言えないのでしょうか？

言えると思いますよ。だけど、なくなったら、困るのは日本だと思います。基地は日本の安全保障のためにはひとつでも多い方が良いと思います。

＞日米安保条約の中に、駐留することを定めているのでしょうか？

ええ。日米安保というのはそもそもそういうものですから。

＞但し、戦後も長く、朝鮮戦争もベトナム戦争も米露の冷戦も終結した今となって本当に基地は必要なのでしょうか？

必要だと思います。米国は、ドル覇権を守らねばなりませんから。

＞基地は不要、よって、そもそもの条約を改正しようと言えないものなのでしょうか？

準備すれば、言うことができると思います。もちろん、その準備の一つとして、憲法改正が必要です。そして、防衛費は何倍かにしなくてはならないでしょう。でも国民が反対しているので、基地は必要なのです。

回答No.10

yuseimaaka

アメリカの基地が必要の根拠としてよく、犯罪に備えて警察や家の戸締りが必要なのと同じだと言う意見を聞くのだけれど、その意見は間違いだ

　犯罪は毎日どこかで起きているが、戦争は世界中を見渡してもめったに起きないのだ
犯罪を例にとって戦争の問題を考えるのであれば、国の数と家の数を同じで考えるべきだ
つまり世帯数２００軒くらいの村があるとして、そのなかにアジアという部落があって我が家の隣には
韓国と北朝鮮と中国がある

　せいぜい２０軒くらいの小さな部落に、警察署がいるだろうか、必要なときに隣町から来てもらえばそれですむことなのだ、日本には戦争の危機などは存在しない、軍人たちが自分たちの存在価値を認めてほしいための、プロパガンダにだまされているだけだ。

回答No.9

２０１１年 ２月変更（@wwbc）

■日米同盟の解消は、日本の核武装への道を開く。

とま。
在日米軍基地の全面撤去は上手く交渉しないと日米同盟の破棄、若しくは弱体化に至ります。
日本独自の防衛力が質的法的に脆弱な現在、日米同盟の不安定化はモロに日本の安全を脅かします。

と。。。ここまではよく言われる対米従属派の言葉そのままなんですが、残念ながら正にその通りで、日米同盟が破棄されたら、即座に米国は日本の仮想敵国となります。

日本は韓国と竹島問題で紛争化し、その他の問題でも日韓間には複数の喧騒事があります。
そして韓国は強固な米韓同盟を持ちます。
もし日米同盟が消滅すれば、日本自身が韓国の日本への武力攻撃に対応する覚悟を持たなければなければなりませんが、日韓戦争の際には米韓同盟の存在により米国は韓国側と共に行動します。つまり、日韓に軍事衝突が発生したら米国は韓国防衛をします。
つまり、日韓紛争の際には、日本は米軍と戦争しなければならなくなります。

即ち日米同盟の消滅は、韓国を介在させる事により、日本と米国は仮想敵国同士となる事を意味します。

米国を仮想敵国とした場合、日本の取るべき道は核武装しかありえません。
中国軍に頼ろうにも、仮想敵が米国という想定では、中国軍はあと少なくとも20年間は頼りになりません。（と言うよりも、既に中国は日本の仮想敵であり、今の仮想敵と同盟を組むのも日本の国益を大きく損なってからでないと実現しません）

なので日米同盟の破棄を20年以内に行うのであれば、それは日本が核武装した後で…
ということになります。

ま、しかし、在日米軍基地の全面撤去は日米同盟の破棄によってのみ、実現されるものではありませんので、米国と上手く交渉しつつ日本の防衛力を高め、同時に周辺諸国と日本国益を損なわない形態で親密な関係を構築していけば、米軍基地の全撤去も不可能ではないはずです。
がしかし、韓国・中国共にイワク付きの反日国であり、特殊な民族風土や政治形態を持つため、それら諸国と日本の相性は良くありません。

■実は現在の情勢を保ったまま、在日米軍基地を激減させる方法が唯一あります。
日米同盟を保ったまま、日本が独自に核武装し、米国の核の傘の中に入りながら、米国と集団的自衛権を行使し合うという形態。
これのみが質問者さんのご希望を今後20年以内に実現させる唯一の方法です。

回答No.8

n-i-e

簡単なようで難しい質問だと思います。歴史的経緯やミリタリーバランス、日本の事情、アメリカの事情など、いろいろな側面での回答があり得ますが、最近のアメリカの事情に限って説明すると、アフガンやイラクに近くて便利だからです。

アメリカは、シーパワーの国です。海軍力が強く、世界各地へ船で出かけます。アメリカ西海岸から太平洋→インド洋へ出れば、ペルシャ湾に入ってイラクへ行けますし、パキスタン経由で陸路アフガニスタンへも行けます。その中継地として、日本や韓国は便利なのです。

ちなみに米軍は、このほかにロシアから陸路キルギス経由でアフガニスタンに入るルートと、アメリカ東海岸から海路大西洋→地中海→スエズ運河→紅海経由でイラクに入るルートを使っています。本当は地中海→陸路トルコ経由でイラクに入りたかったようですが、イラク戦争開始前にトルコに断られた経緯があります。また、最近キルギスで政変がありましたので、ロシア→キルギスルートは今後どうなるかわかりません。

もし地球儀をお持ちでなかったら、小さなもので結構ですので買ってみることをお勧めします。海外ニュースを見ながら地球儀で位置を確認すると、いろんなことが透けて見えます。

回答No.7

thirdforce

戦後の歴史、経済を見ても分ると思います。
敗戦国の日本は、米国が立て直したと言っても過言ではありません。
米国は、日本を属国にしたいのです。だから友好関係で結ばれ経済発展に大きく寄与し、戦後は日本は、
アメリカにあこがれ、アメリカナイズ知っていったのです。それも米国の思う壺です。娯楽もそうです。食べ物もそうです。
ロシアは、自由主義になったとないえ、プーチンその以前の大統領からして、まだまだ、不信感が日本、
米国は持っています。それが証拠に、北方４島も手付かずです。戦後長い年月で、もう変換してもおかしくありません。それと、中国が経済成長を遂げ、軍備増強に走っています。台湾関係もあります。
南西諸島も、原潜で、我が物顔に領海侵犯を繰り返しています。
北朝鮮など目じゃありません。その背後の中国が不気味なんです。
日本も、えらそうなことばかりいえません。ガス油田などがそうです。横から、中国が、抜き取っても、
韓国、東南アジア、その他、
には、強気で、アジアの中心国のように言っていますが、中国が、これだけ大きく強くなり、市場も大きくなったら、もう、弱気です。
それと核保有国最大のロシア、だんだんと核を増やす中国に対して、日本は、太平洋に出て来るのを阻止できるのは、米国から見て、防波堤となっている日本を手放すわけにはいかないのです。
日本も米国との安全保障条約のもとで、米国の傘が必要です。沖縄の人にはかわいそうだと言いながら、
確かに戦時中から沖縄には、迷惑ばかりかけてきています。でも、日本の他の地域で、海兵隊の受け口を
国民、も加わり探して、痛みを分かち合わないといけません。テレビで、日本は、沖縄を差別して、日本人と見ていないと発言がありましたが、そのとおりです。
国家元首鳩山総理だけが、考える問題でなく、日本人全部が、考えて、場所の提供、沖縄の、「ＮＯ］を米国に突きつけなければいけない時代に入ったと思います。
痛みがあるなら、分かち合うべきです。海兵隊が日本から、すべてなくなれば一番いいのですが、その後の日本の防衛力に、まだまだ、不安が大きすぎます。

回答No.6

kendamakun

日本国の防衛のために必要です。確かに冷戦も終了、ベトナム戦争も終結しました。しかし朝鮮半島はいまだ休戦状態であり、北は日本人を拉致して核武装を進め、一方南は日本の領土である竹島を不法占拠した上に対馬の領有権も主張し始めています。しかし、最大の脅威は何と言っても中国です。中国は尖閣諸島や沖縄近海を全て自国の領海と主張し、また沖ノ鳥島を「只の岩であり、周辺海域は公海である」と主張しています。東シナ海の海底油田も、口先では日本との共同開発に合意しながら勝手に開発を進め、日本政府の抗議には強弁で返し決して非を認めない。先日も海上保安庁の船が日本の排他的経済水域で調査活動を行っている所へ、中国籍の船が接近「この海域は中国のルールが適用される、調査を中止しろ」と要求して海保の船を追跡し続け、ついに海保は調査活動を断念しました。中国海軍のヘリコプターが海上自衛隊の艦船に異常接近したのも報道でご存知かと思います。

　このように日本は、日本に対する侵略の意図が明確な反日国家に周囲を囲まれており、憲法９条に手足を縛られた自衛隊だけでは防衛できません。

　今の日本は１９９０年代にフィリピンになりつつあります。親米マルコス政権がクーデターによって倒されアキノ政権が誕生するとアメリカとの関係が悪化、フィリピン政府は駐留している米軍に撤退を要求します。丁度火山の噴火で基地が壊滅状態になっていた事もあり、アメリカ政府はフィリピンからの撤退を決定します。するとそれを待っていたかのように、中国がそれまでフィリピンと領有権を争っていた島々に軍を送り制圧してしまいます。慌てたフィリピン政府はアメリカ政府に軍の再駐留を要請しますが、アメリカ政府は拒否。奪われた島々は現在も中国の制圧下にあります。

　もし日米安保を解消し、米軍を日本から追放するならば、最低限憲法９条を改正（廃止）し日本自身がそれに匹敵する抑止力を保持しなければならない。そのためには核武装や徴兵制の導入も必要かもしれません。非武装中立など理想論ですらない、ただの妄想です。残念な事に米軍撤退を要求する人間には、こう言った妄想に取り付かれた者が多すぎます。

回答No.5

putoremaiosu777

アメリカの属国の日本にとってはアメリカ軍基地は必要でなくても、

アメリカ支配層にとっては、軍需産業が儲けるため、アメリカの力を見せ付けるため、攻撃を仕掛けて日本みたいに都合の良い国にするため、などで必要なわけです。

朝鮮戦争もベトナム戦争も日本の経済界や政治屋がおこぼれにあずかれましたがね。

回答No.4

風車の 弥七（@t87300）

まず日本は敗戦国です。
永久に植民地になっても不思議ではありません。
東西ベルリンはつい２０年前まで戦勝国の米英仏露の管理下にあり、西ベルリンでは西ドイツの国旗はどこにもは有りませんでした。
四国支配で西ベルリンはどうしても独立できませんでした。
翻って日本は蒋介石のお陰でアメリカ一国支配で、分割占領されませんでした。

日本列島はロシア・中国大陸・北朝鮮を睨むには絶好の場所にあります。
なのでアメリカがいつまでも基地を置くのです。
日米安保もアメリカは破棄しないでしょう。

上記三国は太平洋に出るには絶対日本の領海を通らなくてはなりません。
ロシアを見据えた津軽海峡に三沢基地、朝鮮半島に対し岩国基地、中国大陸に沖縄の基地となります。
アメリカにとって日本は不沈空母なのです。

これは地政学的にも絶対必要です。
敗戦国が戦勝国に「基地は不要、出て行って」などと言えませんよ。
沖縄は多くのアメリカ人の血を流して奪取した島ですからね。

回答No.3

jacta

日本が中国の植民地になることを良しとするのであれば、基地は不要かもしれませんね。
今の状態で基地がなくなれば、すぐにでも台湾が中国に飲み込まれ、そのあと沖縄が段階的に実効支配されるようになります。
遅くとも数十年以内には日本全域が植民地化され、何とか自治区と称されるようになると思います。
チベットやウィグルで何が行われているかを知れば、そんな発想はできないと思いますよ。