#3さん。すいません更に補足します。
>病院では満足に治療が受けられず、流れ作業のような扱いを受けました。そして毎回高い料金を支払いました。
そうですね。こういうところは非常に多いと思います。原因の一つには診療報酬の低さがあります。要するに収入が低いので、専門職を雇えずパートでまかない、結果流れ作業になっているのです。ただプロが常駐し、マンツーマンでリハビリをやってくれるところは必ず存在します。ただこれを見つけるのは至難の業かもしれません。
>接骨院で治療をつづける許可症みたいなものをいやいやだしてもらい、接骨院でかなり丁寧な運動療法を受けてかなり症状が改善しました。
医師が同意書を出して治療ができるのは、脱臼と骨折だけです。法律上はそのようになっております。もしかしたら、#3さんがかかったのは鍼灸整骨院ではないでしょうか?(本当に整骨院だけなら、申し訳ないですが違法性が高いです) 鍼灸は医師の同意書があれば、(1)神経痛 (2)リュウマチ (3)頸腕症候群 (4)五十肩 (5)腰痛 (6)頚椎捻挫後遺症(7)その他 保険者が適当と認める疾患症候群 以上が保険治療ができます。しかし、鍼治療に対しての同意書ですから、鍼治療をしていなければ、不正・偽装請求になります。
>病院にいるプロというのは接骨院の先生の資格と同じみたいです。
接骨院・整骨院は柔道整復師(柔整師)という資格で、この資格は 打撲、捻挫、挫傷 のケガを治療する資格です。病院によっても違いますが、一般的に病院にいるのは理学療法士(PT)なので資格は全く違います。柔整師はケガ以外のもを治療してはいけません。柔整師が慢性肩疾患の治療をすることは、歯医者が目の治療をするようなものです。法律でそのように決まっています。
柔整師の不正・偽装保険請求問題は非常に大きなことです。毎年、毎年、4000億円が不正に使われているのです。なにより、保険料を納めているの我々です。我々のお金です。しかもその不正額は年々増加しています。医療費の高騰、医師不足、消費税増税、健康保険の破綻、介護を取り巻く環境など、いま例外を認めたり、無駄なことに保険を使う余裕は全くありません。しかし政府は、利権が絡み野放し状態です。これはもう我々がなんとかするしかない状況です。一番の解決方法は “絶対に不正に加担しない” ということ。具体的には “ケガ以外では整骨院に行かない” と言うことです。健康保険という優良なシステムを、我々の代で終わらせていいのでしょうか?子供や孫たちに 「今の苦難はあの時代の人間責任だ!」 と言われていいのでしょうか?
法律やシステムに則り、正しい施設選びを心がけたいですね。