アメリカのマイカー事情

質問

周知のようにアメリカは世界屈指の自動車王国であり、日々の生活を送るうえでも車は必要不可欠な道具になっていますが、アメリカ人が車を購入・維持することは容易なことなのでしょうか？

日本国内で車を購入しようとすると新車で１００万円程度、中古車でも数十万円が必要であり、しかも自動車税・重量税・自賠責保険・任意保険・車検などの多額の費用が維持費として必要になりますが、アメリカで車を購入・維持する際もこのような多額の税金や維持費が必要になるのでしょうか？

なお、アメリカに移り住んで車を購入することを想定した質問ではありません。

回答No.3

boss715 · ベストアンサー

No1です。
補足回答します。

＞ガソリン代に関しては、国土の面積を考えると、トータルすれば高くつきそうですね。
確かにそうですね。

＞「あとは保険会社と交渉してください。じゃあ！」という風に日本に帰る訳にもいきませんよね？

回答から言うと、いきますし、いきません。それはなぜかと言うと、事故の状況によるからです。仮にhosseinさんがレンタカーを運転をしているとします。この時絶対条件なのは、hosseinさんが、レンタカー側が提供する一番良い保険に入ってなければなりませんが、何も言わなければこの保険なのでこの値段が普通になります。私の友人の場合ですと、保険代として１日$40位です。さて、この保険に入ってる場合でhosseinさんが事故を起こしたとします。問題なのはこの時のhosseinさんの状態です。たとえば、酔っ払ってる、麻薬などの違法薬物の影響を受けている等のことがあると、その場で逮捕されるので帰れません。それと、人身事故で相手が死んだ場合も裁判があるので、拘束はされませんが国外退去を禁じられます。ひき逃げした場合は、たとえ帰ってきたとして、日本にいてもアメリカ側に引き渡されます。こういった場合すぐに日本に帰ってくることはできませんが、事故処理は保険がやってくれます。hosseinさんが、何かすることはありません。hosseinさんを待っているのは司法(行政）処分です。
では、その他の事故の場合、人身事故でも軽度の物、対物の場合、すぐさま日本に戻ってこれます。なーんの心配もありません。たとえ相手が民事裁判を起こしても起こす相手はhosseinさんではなく、保険会社です(hosseinさんが何もしなくてもいいように保険に入るわけですからね)。ですから、hosseinさんは大手を振って日本に帰ってこれます。なお人身事故で相手が死亡した場合でも、行政処分を受ければhosseinさんが訴えられることはありません。訴えられるのは保険会社です、ただし先ほども申し上げたように心身喪失状態になっていない場合です。
では、hosseinさんがスピード違反など道交法違反を犯していた場合、行政処分を受けるだけで日本に帰ってこれます。この場合、拘束はされませんので日本に帰ってきてしまえば、行政処分を受けることはありません。が、被害者が日本でhosseinさんを訴えること(民事訴訟)することはできます。
また、上記全ての場合で、被害者は日本でhosseinさん相手に民事訴訟起こすことは出来ます。ただし、費用の問題、被害者が日本に裁判のたびに来なければいけないので、アメリカで保険会社相手に訴訟を起こすだけでしょう。
以上参考になりましたでしょうか？

お礼

ご回答ありがとうございます。

飲酒運転・麻薬運転（？）をせず、心身ともに正常な状態で軽微な事故を起こしたのであれば、あとの処理は保険会社任せにできるそうですね。日本の場合ですと、金銭問題よりもむしろ加害者の誠意を問われる場合が多く、最終的には金銭問題の解決をもって事態の収拾を図るものの、かといって全てを保険会社任せにはできませんからね。

日本の慣習が良いのか、はたまたアメリカの慣習が良いのかはわかりませんが、両者の慣習の隔たりに驚いています。

このようなナマの情報を耳にする機会は滅多にありませんので、回答いただいてとても感謝しております。勉強になりました。

回答No.2

unos1201

北はミシガン、南はフロリダにいたので、地域により費用が変わるし、州により法律規制が若干違うと言えます。ロスや西海岸は雨も降るけど小量なので、車が動いているうちは乗っている人が多いです。そのような車の持ち主は保険もかけていない可能性があるので、近付きたくないです。土地は郊外は安いので、車庫代もかかりませんが、ワシントンDCや都市では、駐車場も高いし、取締りも厳しいです。日本の東京以上高いかも知れません。

ミシガンのように寒さがきついと、冬場はヒーターを夜や車を使わない間電気で温め、バッテリー等を保護します。都市部の駐車料金は高いです。雪も半端でないので、スノータイヤやその他の維持費もかなりかかります。それでも北海道より安いかも知れませんが、都市部では割高です。

フロリダも都市の中心では駐車場が高いです。ガソリンも20年前に比べ、4倍程度になったし、燃費が悪い車だと通勤に使うと高いです。ちゃんと保険も修理もすれば、それなりにかかり、アメ車は5年程度で修理が増えます。簡単な修理でも人件費がかかるので、ちゃんとすると意外に高いです。日本車は10年以上メインテナンスフリーで、燃費もいいので、中古でも高いです。

住む場所しだいで一番高いのは都市部の駐車料金かも知れません。

お礼

ご回答ありがとうございます。

日本は湿気の多い国ですので車体に耐久性の高い防錆処理を施しているようではありますが、それでも湿気の少ない地域で使用されている車に比べれば車体の劣化は多いのでしょうね。

また、都市部においての駐車場代はかなり高いとのことですが、ニューヨークなどもかなり駐車場代が高いと聞いたことがあります。都市部に乗り入れているような人はさぞや懐が痛いでしょうね。

なお、アメ車の耐久性ですが、日本車と比べたらだいぶ劣るようですね。一頃に比べてマシにはなっているのでしょうが。

回答No.1

boss715

海外生活12年のものです。

車の値段は、高いのもあり安いのもあります。でもこれは給料をいくらもらっているかによって、その車を高いと思うか安いと思うかは変ってくるので、おいておきましょう。実際、日本と同じ車(日本車)で比べると少し安いだけですね。BMWやMercedesなどは日本車同士と比べた時よりは、日本で売られているBMWとかMercedesの方が高いですね。

中古車は、$5000あればかなりの範囲で車を選ぶ事ができます。日本と違うのは年式が古すぎて日本ではもう売らないよー、と言う車でも現役で走ってますし、売られていますね。

維持費なんですが、保険代はもちろんかかります。私の場合ア、Full Cover(自車(人)、相手の車・物(人)をカバーする保険)で1年間に$1800くらいです。相手用だけなら、$500位だけです。

車検なる物は存在せずに、Smog Checkと言って排気ガスに含まれる成分が適正かどうかは2年に一度テストを自分で受けて、証明書を提出しなければなりません。このテストを受けて証明書を出してもらうのは$50位でできます。

その他にRegistrationといって、毎年自分の車を登録しなければなりません。その費用はその車を買った時の値段がいくらかによって変わってきます。私の場合($20,000位)の車で$350払っています。

Smog Checkを受けなければいけない年ならば、これで$400と保険代で$2200(保険を相手のみにかけるなら$900)です。

これは、維持費として日本と比べると安いと思いますね。

ガソリンも、1ガロン(3.785L)で日本のハイオク１Lとおなじ値段です。これは安いですね。

修理費もおそらく日本より安いでしょう。日本にもパーツショップは色々あると思いますが、アメリカにもたくさんあり、たいていのパーツは売ってますので自分で修理する人はたくさんいます。これも維持費をおさえていますね。

結果、私は維持費として車に1年間$3000位使っているのではないでしょうか？

参考になったでしょうか？

お礼

ご回答ありがとうございます。

中古車は約６０万円も出せば幅広い車種の中から選択することができ、任意保険は対人・対物・車両保険で年間約２２万円、車両保険に入らなければ約６万円、２年に一度の排ガステスト費用が約６千円、自動車税に相当する税金が年額約４万円（車両購入金額により増減）ということでしたら、日本に比べてかなり安いですね。

日本には地球に優しい軽自動車がありますが、維持費（ガソリン代を除く）としては軽自動車並か、それ以下の維持費で済みますね。

ただ、ガソリン代に関しては、国土の面積を考えると、トータルすれば高くつきそうですね。特にガソリンをがぶ飲みするようなアメリカ製大型車の場合は。「ちょっとドライブに行こうか」という感覚で東京～大阪間くらいの距離を走破することもあるでしょうし。

少し質問の趣旨とは逸れるのですが、海外で生活しておられるとのことなので更に質問させていただいて宜しいでしょうか？

よく日本人観光客がアメリカ国内でレンタカーを借りて運転していますが、事故がなければ楽しい旅の想い出になりますが、もし万が一事故を起こすと相当厄介なことになるのでしょうね。勿論、必要十分な任意保険には各自加入しているものと思いますが、さりとて「あとは保険会社と交渉してください。じゃあ！」という風に日本に帰る訳にもいきませんよね？もしこのあたりの事情をご存知でしたらお教えいただけませんか？宜しくお願いいたします。