- ベストアンサー
仕手の入る会社
はじめまして。仕手のことについて教えて下さい。 仕手の入る株とその会社の状態(例えば、経営状態とか資産状態とか)には、何か相関はあるのでしょうか?それとも全く関係なく、株は株で、仕手側が勝手に操作しているだけなのでしょうか? 回答、よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
前回は追加のご質問をいただいていたのに、週末ぼおっとしてまして、ごめんなさい。 ご質問についてですが、会社の状態がまるっきり関係ないわけではないでしょうが、それ以外にも重要な要素があります。 仕手が狙うのは、まとまった買いを入れることによって値段を吊り上げることが比較的容易な銘柄です。具体的に言うと... (1)市場に出回っている株(浮動株)の数が少ない銘柄 発行済み株式数が少ない銘柄が狙われやすいです。 さらに言えば、創業者一族の持ち株やグループ企業の持ち合い株のように、何があっても売りに出ない株がたくさんあるところは、もっといいです。 こういう銘柄は、ちょっとまとまった買いが入ると、素直に値上がりしやすいです。 例えば新日鉄のように発行済み株式数が多い会社だと、いくら資金をつぎ込んでも、思うように値上がりしないでしょう。 (2)あまり業績が良くない、人気のない銘柄 安く買い込んでおいて、その後、一気に買いまくり、値段が上がったところで手仕舞いというのが、仕手の手口です。 業績が良い人気のある銘柄では、最初の「安く買い込んでおいて」ができません。 (3)でも、ちょっといいところもある銘柄 誰が見ても全然ダメな銘柄では、せっかく買いまくって値段を吊り上げても、一般の人がついてきません。 一般の人が「あれ?この株値上がりしてるけど、やっぱり○○が有望なのかもしれないな」と勘違いして、買いに走ってくれないと、仕手の人は売り抜けることができません。だから、「ひょっとしたらもっと値上がりするかも」と思わせる何かが必要です。 こういう銘柄はある程度限られていて、同じ銘柄がいろんな仕手グループに入れ替わり立ち代り狙われたりするらしいです。そういう銘柄を仕手銘柄と呼んだりします。
その他の回答 (1)
- HAL007
- ベストアンサー率29% (1751/5869)
>>仕手の入る株とその会社の状態(例えば、経営状態とか資産状態とか)には、何か相関はあるのでしょうか? >>それとも全く関係なく、株は株で、仕手側が勝手に操作しているだけなのでしょうか? 両方とも違うと思います。過去の回答で仕手株の説明があります。 No2の回答がそれです。
お礼
丁寧な解説、ありがとうございます。 とても参考になりました。 売る気はないのですが、そろそろ仕手舞いが入りそうかなって思ってます。 潰れることはないと思うのですが、紙屑同然になる可能性は大です。 1000株なので、たいした金額ではないのですが、紙屑になったときは、ま、運が悪かったと思って、あきらめます。 今回は、いろいろとありがとうございました。