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ワンセグテレビ
ワンセグテレビはアメリカ、中国、EU e.t.c にもあるのですか?
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1-Segと全く同じ構造を持つ(複数のチャンネルでそれぞれに独立した移動体向けのセグメントが割り当てられている)移動体放送はデジタル放送の日本方式であるISDB-Tのみです。 海外ではブラジルなど南米各国が採用する予定となっており、試験放送を開始している地域もあります。 それ以外の地域では、ワンセグと名の付く放送はないと考えて構いません。 ただし、ヨーロッパ(欧州)地域の、DVBという方式では、実チャンネルのうち1チャンネルを移動体向けのチャンネルとして割り当てることが可能となっており、それを利用することで移動体放送を可能としています。 尚、米国方式(韓国を含むATSCと呼ばれる)では、移動体放送そのものがサポートされていません。そのため、韓国では移動体放送はDMBと呼ばれる別方式を使用しています。米国ではMobile DTVというものが現在開発中。 中国に関しては、CDMB-Tとして若干の改良を加えたDMBが採用されている模様。 このようになっています。日本方式はセグメント分割されたマルチキャリア方式であり、さらに時間インターリーブと呼ばれる信号の時間軸拡散方式(電波に載せる情報の一部をわざと遅れさせることで、万が一電波が正確に届かない瞬間があっても、前後の情報から割り出せる欠陥管理も組み込んだ仕組み)を採用していますから、移動通信に強い傾向があります。そのため、ワンセグが早期にサービス開始し普及したのです。 ただし、それ故にデジタル放送はアナログに比べて結構遅延があるのです。 他の方式では、マルチキャリアをサポートしない米国方式(そもそも高速移動していると電波が正常に受信できなくなります)、サポートするが時間インターリーブを通常は採用しない欧州方式(移動にはそれなりに強いが、日本方式ほどではない)などとなっております。 まあ、日本の技術が凄いとも言えますけど。そもそも米国など海外ではケーブルテレビや衛星放送が普及しており、特別に高度なマルチキャリア技術を採用する必要性が即座にはなかったということが言えるでしょう。日本は、各放送局が電波塔から電波を飛ばすとともに、山間部や都市部の建物や山などによる遮蔽物干渉が大きいため、最大限に受信時の放送安定化を図るために、開発したのがISDBでその延長線に、1セグという副産物が生まれたのです。 今になると、それが携帯などの機能として取り入れられ、強みとなりましたが海外の一部では、日本のワンセグに相当する技術を別の方式で後から採用するケースも出てきています。
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- aokii
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デジタル放送のチャンネルですからあります。
お礼
有難う御座いました。
お礼
有難う御座いました。