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F1のタイヤについて
前から疑問だったので質問します。 ミシュランタイヤ勢はタイヤ溝が無くなる位使用していますよね。昨夜のカナダGPでもフロントタイヤは交換しないチームがいくつかありました。 「一皮剥いたり一度使って熱を入れた位がバランスが良くなる」って解説でも言うてますがその分耐久性が悪くなったりや磨耗が早まると思います。 新品状態で最高のパフォーマンスが出るのが普通だと思うのですが・・・?
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ミシュランとブリジストンの特徴の違いが良く出ているレースでしたね。 BS(ブリジストン)は新品状態から性能が発揮されるタイヤで、 ML(ミシュラン)は剥けてから性能が発揮されるタイヤですよね。 なので、ML勢はレース開始直後や、タイヤ交換後は ちょっと不利なレース展開ってことが多かったですし。 でも、BS勢は最初が調子良いですが、周回が進むにつれ、 タイヤが摩耗してくると同時に性能も下がって来て、 ML勢に押されてくるっていうレース展開多いですよね。 一般的な話として、MLはコンパウンドが硬いそうです。 ということは、耐久性的には長く保ちそうだと、言うこともできますよね。 ヨーロッパのタイヤメーカーですから、ヨーロッパの地形的な条件で、 例えば石畳の道、アウトバーン(高速)といったものから、 硬く保つタイヤっていう考え方があるのかも知れません。 一方、BSのスポーツタイヤはグリップが凄く良いですが、 やはり保ちもそれなりで、摩耗が早い。 今のF1でもこのメーカーの特徴が出ているってことですよね。 勿論、市販のタイヤでも最初は慣らしが必要と言うくらいで、 表面を剥いてからが、タイヤの性能が一番良い状態になりますからね。
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参考URLはF1インターネット川井塾の質問コーナーの過去ログです。 タイヤの再使用についての件ですので、参考になるのではないかと思います。 他にも色々と参考になる問答も多いと思います。 タイヤは、確かにグリップ力の面では新品の状態が最高のパフォーマンスを発揮することになると思いますが、磨耗していくにつれてそのパフォーマンスは常に変化するようです。 タイヤの性格・性質によっては、数周しか持たないグリップ力が最高の状態を新品のタイヤで得るよりも、磨耗してマシンのバランスに及ぼす影響・性状が安定し始めた再使用のタイヤの方が、より好ましいという状況も生まれうるでしょう。 単にタイヤのパフォーマンスだけではなく、マシンの性格・状況やその後の周回数とのトータルバランスで判断して、新品か再使用かを選択している、という線が一番強いと思います。 また、F1では1レース(予選セッション前から本選まで)の間に使用できるタイヤの本数が制限されていますので、いつでも新品を使えるわけではありません。 タイヤの使い方によっては、どうしても再使用のタイヤを用意したり、タイヤ交換を見送ったりせざるを得ないケースもあるでしょうね。 そういうことなのではないでしょうか。 参考になれば…
お礼
フジテレビでF1川井塾ってコーナーをやっているんですね。役立つ情報もありました。 回答ありがとうございました。
お礼
なるほど!メーカーの環境に特色があるようですね。 やはりタイヤワンメイクのレースよりも2社以上がタイヤを供給した方が性能の特徴が出てレースも面白くなりますよね。 回答ありがとうございました。