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フランスとイタリア、同じラテン系なのに気質が違うのはどうして?

フランス、特にパリの住人は良く言えばクールだけど悪く言うとなんというか愛想がないというかあんまり良い印象を受けたことがありません。 素朴な疑問を抱いたのですが、 隣国のイタリーは陽気な人が多くて愛想が良いのに(北部はクールな人が多いけどそれでもフランスよりずっと明るい)同じラテン系でなぜこうも違うんでしょう? 日照時間が影響してるのかな。

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  • dogday
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回答No.1

気質は、民族より風土と教育ですから。 アルプスに分断された国土で、長い君主制の歴史があり、150年早く共和制になったフランスとは市民の帰属意識が違います。 イタリアは、組織によって守られた自由があり、組織を守る不自由がある家族主義で、 フランスは、個人の自由があり、他人に頼れない不自由がある個人主義に育ちました。 これらは日照時間も関係あると思います。食糧事情が変わりますから。 ご飯を沢山食べられると死ぬ危険が減るので、おおらかで働かなくなりますし、寒いと行動範囲が狭まるので組織単位が小さくなります。

rakutenyoi
質問者

お礼

なるほど、風土そして教育なんですね。 日照時間が影響しているのは予想できましたが、帰属意識はまったく考えていませんでした。 とても勉強になりました。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • ooyama_
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回答No.5

>がベースになってる あくまでもベースでということなら、フランス人の先祖はLe Proche-Orientからやって来た農耕民です。遡ること六千年の話ですけど。その後ケルト人、古代ローマ人、西ゴート族やフランク族に代表されるゲルマン人、フン族、マウル人、ノルマン人等々がゴールの地にやって来ましたが文化・言語に与えた影響の方が人口への影響よりも大きかったようです。人口供給ということでは19世紀以降のおびただしい数の移民の方がよほど大きな意味を持ちます。だから「種々雑多」なんです。

rakutenyoi
質問者

お礼

自分が不勉強でした。以後、参考にさせて頂きます。 追記ありがとうございました。

  • yuranyan
  • ベストアンサー率40% (44/109)
回答No.4

他の方が書いてあるのは確かだと思います。 >フランス、特にパリの住人は良く言えばクールだけど悪く言うとなんというか愛想がないというかあんまり良い印象を受けたことがありません。 ドイツ在住でして、仕事上、多くのフランス人と頻繁に仕事をしています。あくまでも私の印象ですが、クールなんて思った事ないです。彼、彼女らは結構熱いです。突然、感情的に怒り出すなんてしょちょう。かと言っても、仲良くなると、論理的でなくても、ウェットな関係になり、多めに見てくれたり。基本的に楽天的な人が多いし、話好き。ドイツ人だと理詰めで話が進む事が多いですが、フランスだと感情で左右される事もしばしば。やっぱりラテン系ねと思うこと多々です。まあ、イタリアとは結構違いますが、ラテンって感じがばりばりします。

rakutenyoi
質問者

お礼

そうですね、ドイツから北のゲルマン系は冷静沈着な人が多いですね。 フランス人が突然怒り出すシチュエーションに出くわしたことはないのですが、身振り手振りで感情を表現するあたり、基本ラテンなのだなと思いますね。 ご回答ありがとうございました。

  • Nannette
  • ベストアンサー率26% (1499/5697)
回答No.3

 こうした性格や気質、あるいは生活習慣を国別、あるいは国境という「くくり」で解析しようとするのはかなり難しいと思います。  同じフランスでも南仏、ことにイタリアに近いニースやカンヌあたりの一般庶民層はとてもイタリア的ですし、ドイツに近いストラスブールの人や文化などはあきらかにストラスブルク時代の血を引いているように思えます。  つまり、隣り合わせた国の双方の国民は、国境に近ければ近いほど、古くから互いに密に交流し合い、ほぼ同じ気象や地理的環境の元で暮らして来ながら、いつしか、すべての面で似てくる・・・、いえ、似ているのではなくて、たまたま属する国籍は違っていても、本当は、基本的にはまさしく同じ人種であり民族だと思うのです。  それでもやはり違う・・・、たしかにそうです。たとえばオランダとドイツ、今日では遮断機一本無い国境線でありながら、オランダ側の家々には雨戸が無く、夜も遅くまで明かりが漏れているというのに、元の国境検問所があったあたりをドイツ側に入った途端、夜ともなると家々は雨戸を閉ざし、あたりは真っ暗・・・といったケースもありますから、それぞれが属する国の中での、ある共通した習慣意識といったものがあるのかもしれません。  それだけでなく、双方の国民にそれぞれ啓蒙された国家思想、歴史認識、あるいは教育方針、こうしたものも、双方の人たちに微妙な違いを作ってしまうだろうことは疑いもありません。  でもなお、彼らはともに同じ血を引いた同じ人種だと思うのです。こんな難しい言い方をしましたが、分かりよく説明すれば、二つの異なる色が、自然に他方の色に移り変わるグラデーションのようなものだと思うのです。  余談ですが、特にパリの住人は良く言えばクール、悪く言うと愛想がない・・・、私も最初はそう思いました。ところが、しばらく経つと、彼ら、たしかに日本人ほど細やかではないけれど、大雑把というほどでもなく、本当に明るくて人懐っこく、お節介で、オシャベリで、ウワサ好きで、つまり、クールというほどでもなく、愛想なんか良過ぎるぐらい。お店の前を通っただけで、お~いN、ちょっとこのチーズ食べてみないか、昨日入ったんだよ・・・などと・・・。  とかく大都会といえば、多くの人口、多くの訪問者や滞在者、そして、多くの人種、多くの言語や宗教、異なった言葉や生活習慣やモノの考え方、そうしたいわば混沌の中で、表向きはまず構えてしまうのもよく分かる気がします。この東京でも、他国の人から見たら、パリ以上にとても冷たいと感じるのではないでしょうか。でも、東京人だって、気持ちが通じ合ったら、とても暖かいと思います。

rakutenyoi
質問者

お礼

フランス留学経験をもつNannette様のご高察にはいつもながら感服します。 属する国の中での習慣、それに加えて啓蒙された思想。 同じ民族でも属する国で長きにわたりこういうものが続けば次第に変わっていくんですね、グラデーションのように。 ご回答ありがとうございました。とても勉強になりました。

  • ooyama_
  • ベストアンサー率27% (61/218)
回答No.2

>同じラテン系 これ、ど~なんでしょうね。言語に関してはそうですけど。「アイヌ人種」や「大和民族」と言う意味での「フランス人種」というものは存在しません。種々雑多です。Parisiensに関しては都会にありがちな傾向じゃないでしょうか。余談ですが三色旗はフランスにない物三つの象徴です。

rakutenyoi
質問者

お礼

自由、平等、博愛の精神は実はフランスにはないと? 今でこそ種々雑多ですが、元々は土着のケルト人と残留ローマ人(つまり地中海人種、ラテン系)がベースになってる思いますよ。 ご回答ありがとうございました。