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カセットテープ再生でノイズ除去出来る?
こんばんは。 いつも小音量で聞いていますので気が付かなかったのですが、 カセットテープをボリウム上げてヘッドホンで聴いたらノイズがすごいです。 ・ヘッドホンは直接デッキに繋ぎました。 ・デッキのボリウムは上げたと言っても11:00ぐらいです。 ・カセットテープはレンタルCDをCDラジカセで録音したものです。 (ノーマルテープだと思います。) ・デッキはソニーのTC-K333ESRです。 CDはライントランスを入れたりしますよね。 テープの場合も Q1.雑音除去装置というのがあるそうですが効果はどうでしょうか? Q2.これは一般論として、 ヘッドホンをプレーヤ接続とアンプ接続ではどちらが良いのでしょうか? この場合ヘッドホンアンプではありません。プリメインとかです。 (プレーヤー接続の方が良いような気がしますが) Q3.デッキにそのような機能のある機種はありますか? (古い型でもけっこうです。中古で捜しますので) 以上、宜しくお願い致します。
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はじめまして。 基本的にはNo.1の方が書かれている通りです。 1.DolbyノイズリダクションB/Cなどアナログデジタルノイズリダクションは記録時に音声を圧縮して記録し、再生時に伸長する。その結果ノイズは元の信号の2分の1以下に減ずると言う極めてアナログな対数効果を利用したものです。 従って記録時にONして記録、再生時にONで再生しないと全く役立ちません。 ノイズリダクション戦争みたいなのが一時期あって、ドルビーやdbx、アドレスなど様々な方式が提案された時期、dbxやアドレスでは別途再生専用のノイズリダクションも提供されたことはあります。が、今入手はおそらく困難でしょう。 確かにヒスノイズは減じます。が、若干音質が変化するので、昔から嫌って使用しない人もいます。 また品質の高いカセットテープならば、それだけでヒスノイズは少ないのですが、ヘッドホンで耳障りなほどとなるとおそらく近年のノーマルテープですね。 カセットテープ全盛期(ちょうどそのデッキが出された頃)は各メーカーが競って高品質なテープを提供しましたが、MD、HDD、メモリーオディオと主役が移ってからは、各テープメーカーは揃って生産を縮小・撤退。最近のものはほとんど中国製です。 この中国製、有名ブランド名で出されてはいますが、これが壮絶なほど低品質です。 TC-K333ESRならばバイアスの微調整が可能なキャリブレーションが使用可能なはずですが、おそらくこれでも調整ギリギリなほどの代物で、全盛期ならば論外な製品です。 録音時ドルビーノイズリダクションと、このテープキャリブレーションで微調整することで、ノイズを減らし音質も原音に近づけることは可能です。 が、全盛期のテープでもTYPEI(ノーマル)、TYPEII(ハイポジション)はノイズリダクション併用(ドルビーCやドルビーSでHX-PRO併用)は周波数範囲は最大19KHzでした。つまりCD丸ごと再現は元より不可能です。ノイズリダクションを使用しないと実質14~16KHzが上限となります。 このノイズリダクションシステムはTYPEIV(メタルテープ)で最大限実力を発揮するシステムなので。TYPEIVならばノイズリダクション併用で最大22KHz程度までカバーしていたので、ほぼCD丸ごとカバーしていました。その時期のテープは今聴いてもMP3の128Kbps(カセットテープ同等の音質)を凌駕しています。特に低音の厚みはかなり優秀です。と言っても現在メタルテープは入手不能ですしね。 まして最近のノーマルテープは低性能ですのでノイズリダクション併用しても16KHz辺りが上限でないでしょうか。 2.デッキのヘッドホンアンプはおまけみたいなものです。プリメインのソレには敵いません。 それとSONYの製品のヘッドフォン部は結構壊れやすいので要注意です。我が家のSONY製品の4台はヘッドフォン部が壊れました。333ESも壊れています。まぁ、昔のSONY製品が多いので・・・ 3.デッキ自体は当時の3ヘッド(録音しながら再生も可能!)の代表的機種の一つなので活用すれば、それなりの音は出してくれます。 もちろんソレには高品質のテープ。Dolby-C・ON。ドルビーHX-PRO・ON。テープポジションTYPEI選択。録音前にテープキャリブレーションでバイアスなどを微調整し、音質が原音に近い位置にセットするなどの作業が必要です。 何も調整しないで録音したら、おそらくNo.1の方も書かれていますが、それこそラジカセレベルの音にしかなりません。 アナログ機器は録音時から自分で調整して初めてそれなりの音になるとの手間暇が必要です。 付録:どうしてもノイズが気になるのならば、PCの波形処理ソフトでヒスノイズを低減させることは可能は可能です。但しそのためには一端キャプチャーでPCに取り込む必要もありますし、ヒスノイズ低減を効かせ過ぎると音が全く変わります。モコモコなキレのない音になります。 なので収録時にノイズを減らさねばどうしようもない、と言うのはPCを利用しても変わりません。 書き出しにまたカセットに戻すのもバカらしい作業とはなります。
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- 10F20
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Q&Aは、もどかしい。 自分で、直接その古いテープの音を 聴ければいいのですが。 貴方の返答から、2つ 可能性が考えれます。 ヘッドのアジマスずれと、帯磁です。 普通、ラジカセや2ヘッドのデッキで録音したテープを3ヘッドのデッキで再生すると、高域の張ったややヒスノイズの目立つシャカシャカした音に なります。 そこで、ドルビーですが ON・OFFで差が 分からないと 言う事は、古いテープの高域が 出ていないと言う事に なります。 …そこで、誰かカセットデッキを持っている友人、もしくは試聴できるお店で、そのテープを 試聴して下さい。そして、ドルビーON・OFFの変化は。? すっきり聴けて 変化があれば、333に問題が ある事になります。 しかし、今その場でチェックしたいので あれば…。 まず、ヘッドをクリーニングして 何かドルビーONで録音しOFFで再生してみて下さい。高音が シャカシャカしていれば、ドルビーは 生きている。 変化がなければ、この時点でドック入り。(333シリーズなら修理の可能性もあると 思います。) 次に、カセットホルダーのカバーを外し、古いテープをモニターしながらカセットの右上・右下・左上・左下・ヘッド周辺を、順番に人さし指の指先で 軽く触れて下さい。 !注意・くれぐれも、強く押さないように。ヘッドを痛める可能性が、ありますから。 それで、いずれの場合も、音が こもって聞こえる様なら、アジマスは、正常。今、聞いている音が そのテープに記録されている音、そのものと いう事になります。 もし、どこかのポイントで、音がスッキリ聞こえれば、テープとヘッドのアジマスが、ずれていると いう事になります。 ラジカセのヘッドか、333か、その両方か。? この場合は、お近くの333のメーカーのサービスセンターに、相談して下さい。できるだけ技術の人に出ていただいて、古いテープの再生が中心で、新しい録音は あまりしない旨 伝えて、古いテープにアジマスを 合わせて貰って下さい。 ヘッドの消磁も、調整だせば やって貰えます。 消磁器は、持っていますか?。ヘッドが帯磁すると、記録の劣化(特に高域)更に、ノイズの増加を招きます。 それで、直って高音がしっかり出れば、聴感上の音量が 上がって聞こえ、ボリュームをあまり 上げずにすみ、結果としてノイズが 相対的に小さくなるわけです。あとドルビーやDBXに付いてもいいたい…
お礼
クリーニング用のカセットテープと言うものを持っています。 カセットの二つの穴に入るスピンドルが真っ黒でしたがきれいになりました。 ヘッドがきれいになったかは良く解りませんでした。 そもそもスリーヘッドといわれても三つも見えませんけど。 消磁器もっていません。 試聴とか試録音をして比較しないと原因はつかめない訳ですね。 RECインのケーブルは繋いでいないのです。 でデッキの背面に廻るにはセットの引越しが必要です。 なにか外付けのものを出力に繋ぐ形で良い方法があれば、と考えていました。 でも今回質問してデッキ、テープのことが色々と解りました。 どうもありがとうございました。
- 10F20
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TCKー333ESRには、ドルビー・ノイズ・リダクション・BとCが付いています。 NRのBかCのボタンを押して、どちらか聴きやすい方で 聞いて下さい。 基本は、同じデッキ同じNRで 録音・再生ですが、デッキが変われば 再生周波数特性も変わります。 テープに録音時のNRが書かれていなければ、好みで選べばいいのです。 違うNRで再生しても、デッキは 壊れません。テープ・セレクターは、すでにオートに なっているので、セレクターのイコライザーは、利用できません。 音質の基本は、シンプル・ストレートですが、333ESRは '88年頃の製品ですので、ヘッドホン端子やボリュームが 痛んでいる可能性も あります。 端子に付いているボリュームを、左右に回したり端子をクリーニングしても 良くならなければ、デッキに継ぐかアンプに継ぐかは、好みになります。
お礼
NRボタンは何回か操作しています。 違いが解りません。 あっ、でもこの時は小音量で且つヘッドホンは使用していません。 ヘッドホンで聞きながらいじってみようと思います。 どうもありがとうございました。
- ultraCS
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A1.ドルビーNR(B、B-C)やdbxなどの事でしょうが、録音時にノイズリダクションでエンコードしていなければ、再生時に使うことは音のバランスを崩すのでおすすめできません。グラフィックイコライザなどを接続してノイズが出やすい帯域をカットするくらいしかないかと思います。 A2.同じ金額を掛けるのなら、ヘッドホンの方が圧倒的に高音質です。ただ、デッキのヘッドホンアンプはそれほど奢った回路構成にはなっていません。別途、ラインからスタックスのイヤースピーカーなどを使えばかなり高音質になります。ただ、音楽ソースが駄目ならそれなりです。 A3.TC-K333ESRであれば、DOLBY B-C NRが付いていますよね、であれば、現在入手できるそれ以上のノイズリダクションはないし、ソースがエンコードされていなければ使う意味もありません。オリジナル(この場合はカセット)の音質を越えることはほぼ無理です。カセットの周波数特性はCDには劣るし、ダイナミックレンジも狭いので、録音時にそれを補っていなければ、再現はできません。ラジカセで録音していたとしたら、ラジカセで再生できるレベルの音にしかなりません。
お礼
録音時には特に何もしていません。ラジカセですから。 デッキのDOLBY B-C NR? もちろんいじったことはあります。 でも違いが解りませんでした。 やはりラジカセ録音だからでしょうか。 どうもありがとうございました。
お礼
カセットテープの録音ってかなり手間ひま掛けてやらないと良く出来ない、 と言うことですね。 それとカセットテープ自体の限界と。 昔のCDラジカセの録音でしたから何もこだわらず、こだわってもそんな機能もなく。 TC-K333ESRで録音はしたことは有りません。再生のみです。 と言うより録音する必要性がないので。 むかしの懐かしいテープをもっと良く聞くことは出来ないか、 と言うことからの質問でした。 詳しいご説明どうもありがとうございました。