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妊娠中の「染色体検査」って?
教えて下さい! 妊娠中に「染色体検査」(先天性異常、ダウン症などを調べる)をしたとかと言う話を聞くのですが、それは本人が希望すればできるのでしょうか? 例えば、高齢出産の場合のみ、なのですか? あと検査方法・費用・結果(異常がある場合の出産希望の有無)など。 私が長男を出産した病院では、そのような検査しませんでした。希望したのですが病院の方針の相違で受付けてくれなかったので…
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一番重要な情報は、 検査は出来るけど、「本当に異常のある子供が産まれるかどうか特定できない」という点が一番問題になっているということです。 つまり検査の精度が低いわけです。 そのため、検査の結果疑わしいという結果が出た場合、おろすかどうかでみな非常に悩むわけです。 正常な子供なのにおろしてしまうのは、やっぱり精神的に苦痛ですよね。 実際、悩んだ末生むことを決意して正常な子供が産まれてた人たちは、検査しない方が良かったとの声が大きいようです。 また、おろした人の声はほとんど聞けませんが、その後もずいぶん心に傷が残るようです。 (本当は大丈夫だったんではないだろうかとね) そのため、この検査は社会的に是非が問われている(問題になってます)ので、みなさん否定的な言葉が多いんですね。 100%またはそれに近く判定できるのであれば、またそれはそれで状況が違うのかもしれませんがね。 (倫理的に批判する人もいますが、現実に自分の子供を抱える親の身になれば、一概に悪いとは言えないはずです) そんなわけで、現在の検査はメリットよりデメリットが多すぎるとされています。 では。
近年、女性の社会進出がめざましく、それに伴い晩婚化や少子化が進んで高齢で妊娠される方が増えています。日本では、35歳以上の初産婦を高年初産婦といいますが、高年初産婦の方は、さまざまなリスクを伴うことがあります。加齢による変化のため、妊娠中毒症をはじめとする産科合併症や子宮筋腫などの婦人科合併症、糖尿病などの内科合併症などの頻度が高くなります。また、分娩時間が長くなったり分娩時の出血量が増加する傾向があります。しかし、妊娠中の注意事項を守れば、現在の医療技術により殆どの高年初産婦の方でも安全に妊娠、出産することができます。 一方、母親の加齢とともにダウン症候群や18トリソミー症候群などの染色体異常児の出生数は増加していきます。たとえば、母体年齢35歳で染色体異常児の出生頻度は0.56%、40歳で1.58%、45歳で5.37%です。以前に染色体異常児を出産した事のある場合は、両親の染色体が正常であっても次の妊娠で染色体異常児を出生する頻度は同年齢の一般頻度の2~3倍といわれています。 羊水細胞染色体検査は、出生前に羊水の一部を採取して、その中に含まれている胎児細胞を分離し培養増殖を行い胎児細胞の染色体を調べ、染色体異常症を診断するものです。妊娠経過が安定し、羊水の量が十分にあり、羊水中に胎児細胞が十分にある妊娠15週~18週頃に実施するのが一般的です。採取した羊水細胞は、培養増殖が順調に行けば通常3週間後に結果が分かります。 検査方法は、母体腹壁に局所麻酔をして注射針を羊水腔に刺入し羊水を採取します。羊水細胞染色体検査はこの種の検査の中では最も安全であるといわれていますが、穿刺の際に生じる子宮の緊張による流産などの合併症を伴う事が希にあることを理解しておいて下さい。 希望よって検査をするか、医師が必要性を認めて検査をするかは、病院ゆ医師の考え方と方針で決まり、一律の指針は無いようです。 検査費用はある病院では、染色体検査には保険適応がありませんので、総額で85000円です。 こんな程度で、お役に立ちましたか。
お礼
母親の加齢とともに染色体異常児の出産数が増加すると聞いては、正直気になります。でも母子共に危険があるんですね…とても詳しいご説明本当にありがとうございます。
すみません。厳しいことを書きます。 染色体検査を何のために行いたいのでしょうか。 検査を行って、もし異常が発見されたらどうするのでしょうか。中絶するのでしょうか。 それとも、どんな子でも育てていこうという覚悟を決めておくためでしょうか。 決して安易な気持ちで受けないで、ご夫婦でよく話し合って決めてほしいと思います。 出生前の染色体異常の検査には、トリプルマーカーテストと羊水検査が一般的のようです。 トリプルマーカーテストは、母体の血液を採取し、血液中のアルファ胎児性タンパク(AFP)・ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)・エストリオールという3つの成分を測定する検査です。 これらの数値から胎児の染色体異常の可能性を調べるそうです。あくまで確率が高いか低いか。ということがわかる検査です。 血液の採取だけなので、母体への危険性はほとんどないそうです。 費用は1~2万円くらいだそうです。 羊水検査は母親のおなかに針を刺して羊水を取り出し、羊水に含まれる胎児の細胞を採取して染色体の異常を調べる検査です。細胞を培養して染色体を観察する検査なので結果が出るまでに1ヶ月ほどかかるようです。 羊水検査では、染色体に異常があるかないかがはっきりわかるそうです。 ごく低い確率ですが、羊水検査が原因で流産したり、胎児が感染症にかかったりするリスクもあるようです。 費用は10万近くかかるそうです。
お礼
「先天性染色体検査」に関して質問することはタブーなのでしょうか?情報として知りたかったのです。 2つの検査過程があるんですね。回答ありがとうございました。
- gif317
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染色体検査についてはまだ是非がしっかりしていません。とゆうのも確かに先天性の異常や、ダウン症などを早期に発見できますが、今の医療ではそれを生まれてくる前に直すことなどできないので結局は人工中絶になるか不安にさいなまれながら子供を産むかのどちらかでしょう。それに加えてもしこれらが一般に行われるようになりダウン症や先天性異常のこが生まれなくなるような社会ができたとすると、現在それらの病気と闘っている人に対する目が変わることになると言う不安が言われています。また、この子どもを生まれる前に選別すること自体がヒトラーの行った優生学的な思想だと強く反対する人もいます。こういった倫理に関することがまだ揺れている状況ですのであまり進められないように思います。
お礼
回答ありがとうございます。情報として得たかっただけなのですが…
お礼
親として当然、五体満足、健康なことを願いますから、私も妊娠中、生まれるまでには要らぬ心配をしました。もちろん異常があっても我が子には変わりないと思いますが…気持ちはまだ親になりきれず、葛藤がありました。 心の傷、デメリットの多すぎる検査ですね… 回答頂きありがとうございました。